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2007年05月04日

幸せ?

小豆島
僕はこの北浜に来てから、殆ど休みなく働いています。
umieを立ち上げ、新しい、そして自分らしいデザインをしたいという周りからみれば、わがままで、好きなことをしてるように思われています。
好きなことを続けながら、経済的な安定も同時に確保していかなければならない。その両方を手にいれるなんて無謀なことなのかもしれない。それでも僕のやっていること、考えに共感してくれる人たちが自然と集まり、今では12人も のスタッフが働いてくれています。

今日は朝から小豆島へ、高速艇のなかでそんなことを考えていました。
DNAは事務所を移してからみんな休みがない、自由を手に入れる代わりに、ある意味自由を無くしてる。 休まないのか、休めないのかよく分からない。
ゴールデンウィーク真っ盛り、みんな休日を楽しんでいるのに、DNAは働いています。休み明け提出の仕事に追われている。当たり前じゃん、という声と、一方で僕のやり方に批判的な意見も聞こえて来ます。
日本全国のデザイナーたちはどっちなんだろうか?
 
小豆島
小豆島、土庄港前にある二十四の瞳、ある時代に自由を奪われた子供たちの像です。平和な日本、本当の自由とは何かを考えさせられます。

大ちゃん
今日の打ち合わせはだいちゃんこと、酒屋を営む大森さん。
僕のブログに何回かコメントを頂いた方で、知っているのに初対面でなんだか照れくさかった。
地元の酒屋さんたちで作った小豆島健康応援団。その応援団の親父やおばさんが小豆島の旨いもんを集めたギフト用にオリジナルの酒を作りたいとの話。今日はそのラベルのデザイン案を見て頂く為にお宅におじゃましました。
だいちゃんは僕とほぼ同じ世代、子供も同じ3人、自営業も同じ。奥さん、娘さんも参加して楽しい時間でした。
島を愛し、島を思う気持ちが僕にはよくわかる。こんなだいちゃん、僕はデザインで応援したいと思います。今日は本当にありがとうございました。

umie
小豆島から帰ってumieを覗く。県外からの人が多いのか、いつもと雰囲気が違いましたが、ゆるい昼下がり、まったりとした時間が流れています。
今日の北浜
事務所に戻ると仕事をしているスタッフたちがいる。 umieのスタッフもみんな頑張っている。
朝のことがまた頭をよぎる。効率とは正反対の仕事を僕たちは選んだのだ、人の手間と人の時間をかける。カフェとかデザインはそういう仕事なんだと思うしか言えない。この答えはいつかみんなの心の中に出てくるのではないだろうか。
美しい夕日が希望へと色づいてみえます。

2007年05月03日

北浜、散歩日和

今日の北浜
ゴールデンウィーク後半、いい天気に恵まれ北浜も家族連れ、グループ、カップルで賑わっています。
今日は昼に東京でショップ展開をしてる方と打ち合わせ、ブランディングの構築と新しい業態開発のデザインプランの話を頂いた。

東京ミッドタウン

東京は先日オープンした東京ミッドタウン六本木ヒルズと並んで新丸の内ビルディングのオープン等目まぐるしく変化を遂げているようで、今人気のデザイナーさん達のショップが次々と出来ているようです。
東京には100万人ともいう裕福層たちがいるそうです。100万人といえば僕たちのいる香川県民がみんな裕福ということになります、マーケットの違いにはあらためて驚かされます。

昼ごはんを兼ねて高松の商店街へ。街の衰退が言われていますが、今日はかなり賑わっていて、久しぶりに人が溢れていました。
イオンのオープンなどもあり高松の街も元気にみえます。

この前のドラゴンファクトリーであったフリーマーケットもすごい人でしたが、ここのところ人も街も元気になっている感じがします。 デザインの仕事関係でも新しいことへ動き出した企業さんが増え、元気な人達のエネルギーを感じています。そして元気な人たちはどこかで繋がっています。新しい広告、デザイン、表現、僕達、デザイナーが元気な時代が来る予感がします。

今日の北浜は眩しくて、気だるく、のどかで、夏の匂いを感じた一日でした。

2007年04月10日

地ブランド

morikuni
morikuni
12月のある日、僕らは100年は経つと思われる古民家に集まった。 小豆島の酒蔵、森國酒造さんのギャラリーづくりの一歩が始まった日でした。
新しい酒蔵の敷地内にある佃煮工場であった古民家をギャラリーにしよう! 森國社長の声のもと、コンセプトプランを詰めていった。
森國社長の酒造りへの想い、こだわりを体現できる場所へ。 MORIKUNI SAKE GALLERY(仮称)は今後の森國酒造ブランドを支える根っこの存在にならねばならない。 あれから4ヶ月余り、いよいよ図面、見積もりが終わり、工事に取り掛かります。

morikuni
ただの古い民家のリノベーションにとどまらず、小豆島の観光そして地域の活性化に役立つ場所へ、その土地の歴史、風土、暮らしを詰め込んでカタチにしていくこと。その土地でしかないらしさを描くことだと思う。

morikuni
morikuni
morikuni
morikuni
morikuni
morikuni
島の新しい酒をつくる、森國社長の想いは、ラベル、パンフレットに現れています。 古来の手作りにこだわり、米にこだわり、水に徹底してこだわる。既存の日本酒のなかに新たに参入し、成り立っていくためにはそれだけではだめ、森國酒造らしさ、小豆島らしさを描くことが必要だった。

morikuni
昨日の店長ブログに紹介されていましたが、醤油ぷりんに続いて、森國酒造さんのお酒を使った小豆島酒まんじゅうが商品になり発売されています。
その土地の名前を入れたブランド商品が各地で流行っているようです。 なんでもかんでも土地の名前をいれれば売れるとは限らない、商品力、売り方、見せ方、伝え方が重要になってきます。
それにもうひとつ必要なのは僕たちデザイナーの、時代を捕らえる確かな目と、そしてしなやかな感性かもしれない。

2007年03月20日

地域の創生

ふわふわ
梅の木
小西さん
コンバージョンを活用した地域創生シンポジウム−遊休施設から新たな物語が生まれる−が、高松、玉藻公園・披雲閣で行われました。
基調講演はパリの駅舎を改装して美術館にしたオルセー美術館の話。パネルディスカッションはコンバージョンに関わっている各方面の方の事例紹介があり、参考になりました。
続いてDNAがお手伝いさせて頂いている小豆島の森國酒造さんの古民家をカフェ、ギャラリーにコンバージョンする計画の発表と説明するワークショップ。直島・文化活動推進部長、笠原さんをはじめ、県の観光交流局の方、経済産業局の方、また徳島、愛媛からも建築関係の方々がお集まり頂き、貴重な話し合いの場でした。
創ることと、成り立っていく仕組み、さらに地域との関わりなど、コンバージョンのあり方の難しさ、意味など勉強になりました。
コンバージョンシンポジウム コンバージョンシンポジウム
コンバージョンシンポジウム
コンバージョンシンポジウム コンバージョンシンポジウム
僕の友人、アジールの倉橋さん、ひだまり不動産のうっちゃん、リノアートの山上さんの顔も見えました。
おつかれ会
2次会、3次会と場所を移しての長く、熱い一日でしたが、森国社長並びにそれに関わっている僕たちが今やろうとしていることが個人から企業へ、さらに地域の元気へと広がっていくようでした。
官も民も各専門家も入り交えての今回のシンポジウムはまさに時代のコンバージョン?です。
その中に誘ってくれた長谷部さん、進行役を努めてくれた小西さんお疲れ様でした。 そしてお集まり頂いた皆さんに感謝です、ありがとうございました。

今日の北浜
今日の北浜は暖かく、玉藻公園はゆるやかな時間が流れていました。

2007年03月15日

美味しいね。と一生懸命



無題ドキュメント




































春野菜のサラダ
春野菜をたっぷり使ったサラダ。


焼とん
塩、タレが美味しさを刺激する、コラーゲンたっぷりの焼とんの数々・・・。


串屋まるいち
串屋まるいち
高松福田にできた、串屋まるいち福田町店。 今日はタウン情報誌Komachiの取材で、料理の撮影に立会いに行く。

以前ここは、アジアの風という、韓国料理の店で、本店瓦町焼きとり酒房まるいちの姉妹店として人気でしたが、時代の流れというか、店主いわく、アジアの風の役割が終わったこと、そして次のチャレンジが、今回のリニューアルになりました。
串屋まるいちメニュー
本店のメニューブック等のデザインで、大将と関わりを持って以来、僕はまるいちの大将の一生懸命さと、気風に勝手にあこがれている。そんなこともあって、今回のリニューアルプランはまかせてもらった。

予算は限られている、時間もない、今出来ることしかカタチにできない。

今回お願いしたインテリアの宮本さんをはじめ、工務店の方々にも無理をお願いして、してもらった。

D.N.Aのスタッフも、メニュー、イラストを手づくり。いい店をと、みんながそれぞれ一生懸命したと思う。

そこにはビジネスとしてだけじゃなく、人と人の温度がありました。



オープンして、2週間あまり。大将の挑戦は続いています。

今日の料理に接し、大将のいう一生懸命が伝わってきました。


今日のumie
今日の北浜は曇り、小雨が降り続く一日。僕のこころは、少しメローです。


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