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2008年04月24日

新鮮な息吹

今日の北浜

今日の北浜

今日の北浜
雨上がりの朝、雨の雫、菜の花、柔らかな雲に生命の息吹を感じる季節。シャツ一枚で過ごす心地いい日が多くなってきました。
最近の仕事は、企業の新しいブランドの立ち上げのためのデザイン開発が続いている。コンセプト、ネーミングから始まってロゴデザイン、パンフレットなどのコミュニケーションツールデザイン、パッケージデザイン、サインデザイン、そしてHPデザインまで、企業とお客様が接する全てのデザインを任されています。
当然、ひとつの仕事が完成するまでの期間はながい。マラソン競技のように気が遠くなるような工程、作業を重ねていきます。僕の仕事の大半はディレクション、全てに関わっていきます。ディレクションとはオーケストラの指揮者のような役割、コンセプトに基づいて正しい道筋を立て、それぞれの工程をチェックしていき、正しいかどうかの判断を自分の意思でしていくことだと思っている。
何が正しいか判断できないでいる混沌とした時代だからこそ、デザインという瑞々しい感性が求められているのだろう。理屈だけでは超えられない生活者の心に届くデザインとは・・・新鮮な息吹のような期待感ではないだろうか。

気が付くとあの店がなくなっていたり、街の風景の様変わりに気づく今日、この頃です。

2008年04月22日

眩い初夏の匂い

お花

お花

お花
この季節になるとなんだか懐かしい青春の匂いを感じてしまう。今日は昼休みに近くの神社で一休み。
石段に寝そべって空を見上げていた。イチョウの葉の緑、空の青さ、頬になびく風、眩い光が遠い日の記憶を蘇らせてくれる。部活、合宿、同じ部の子に恋を覚えた高校時代のこと。
何十年の歳月が流れようと、この季節になると、なぜだかあの時に感じた青春の匂いを思いだしてしまう。憧れと後悔とコンプレックスの日々、僕の青春の頃、またあの夏が来る。

今日の北浜

今日の北浜
北浜の町は連休を前にとても静かです。沈む夕日の美しさもまた眩い初夏の匂いがしてた。

神社から事務所に戻る道でumieのお客さんとばったり、この春で定年を迎えたというその顔は余りにも若くて驚いた。3ヶ月ほど北海道に行ってくるよ、と話す笑顔が爽やかだった。

2008年04月19日

プロフェッショナルとは

もう駄目だというところからどこまで踏ん張れるか?最後の最後までぎりぎりまで可能性にかけれるか?。僕たちはここからが仕事なのだと。忙しい、時間が無いなど何かに、誰かに言い訳しない。結果を恐れない、後悔しない。そんなことを当たり前に出来る人がプロの世界でやっていけるのではないか。お金を払ってまでして欲しいデザインの専門家集団でありたい。お客様の期待にきっちり答えをだしてあげたい。そんな想いがあるからこそ休みもなく、夜を忘れて仕事ができるのではないか。

080419yanasan1.jpg
昨日の真夜中、机の上に並んだ仕事を前にこんなことをスタッフと話し合った。
お客様もその道のプロ集団、僕たち以上に努力を当たり前のように重ねているはず。
そんなお客様たちと真っ向から向き合い、笑顔で提案できる仕事をやろうと言った。

デザインのプロ集団へ、常識の壁を越えろ!と叫びたかった。

2008年04月17日

今日も雨

今日の北浜

今日の北浜
水溜り、雨雲、今日も雨。そのせいかちょっと気分が重い。昨夜は黒船屋さんから帰ってきて、事務所で仮眠、昨日と今日との境を見失ってしまったような感じで、また一日が始まった。
午前中は新しい仕事の資料づくり、昼からはお客様のところに行きプレゼンテーション。夜は夜で10時まで事務所で打ち合わせ。またまたあっという間に夜を迎えてしまった感じです。

umie
朝、資料となる本を見つけにumieへ行くと、新井さんが来ていた。いつもの窓辺の席で珈琲を飲みながら、ギターを弾いている。偶然にも新井さんのファンが続けてumieに入ってきた。umieで座ってる新井さんに驚くことも無く、普通にあいさつをしてるのが面白かった。そのぐらいumieにいる新井さんが自然に見えたのだろうと思った。

新井仁
松山、高知、そして20日のumieライブに戻ってくる新井さん、いつもながらそのタフさには驚かされます。無事に帰ってきてください。

明日、第三金曜日は島津田四郎君のリアルTVショーがあります。
明日のライブには、umieの店長松下さんの一日を収録するためにTVカメラがやって来ます。
実はOHKのTV番組、OH!元気印に、店長の出演が決定。その収録が明日1日掛けて行われます。「自分流の生き方にこだわりを持ち、地域や会社を元気にする人。」が元気印というらしい。どんな一日になるのでしょうか?僕も今からドキドキです。
降り続いた雨もやっと夕方には上がりましたが、明日の天気が気になります。

2008年04月15日

ロハスな空気

umie

umie

umie
umieは時間、その日の天気とともにその姿を変えていく。
差し込むひかりが眩しい朝。
西日がオレンジ色に染まる午後のumie。
自然の光と照明とが静かに入れ替わる夕暮れ時。
雨の日は雨の音が聞こえ、風の音を感じる。
外を走る車の音、フェリーの音までもBGM。
僕はそんなライブなカフェ、umieが好きだ。
一日の時間の流れと同じ速度で時を刻んでいく。それは流す音楽も同じ。

umie
いつの間にか僕たちデザイナーは時間に追われ、そのスピードに追いつけないでいる。
人間のスピードを超えたMACに支配され、時計が指す時間に追われている。
たまにそんな時間を巻き戻したくなるときがある。時計を止めて、思考を停止したくなる。
umieは時計を止めたり、思考を停止したりする場所でありたいと思う。そんな音楽を流していたいと思う。そんなコーヒーを出したいと思う。

窓辺から見える景色はロハスな空気に包まれている。

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