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2006年12月18日

時代の変化

中央通り

D.N.Aの事務所には各分野のエキスパートたちがやってくる。
今日もヘアメイク、店舗づくり、アドマン、マーケッター、コピーライター、アナウンサー、コーヒー業等々・・・。たくさんのエキスパートが訪ねてきてくれました。
デザイナーの僕も含めて、今までその道で経験を重ねてきた彼らとの話の中で、高度なノウハウ、キャリアを持っている人達の仕事のあり方に変化が起こっていることに気づきます。
業種は様々だが、高度な技術はもはや当たり前で、高度な技術+新たな付加価値の必要性を感じ出している。価格競争が一段落し、質の時代へ変化していることに、誰もが気づき、動き出している証だと思います。
僕は、私は、何者なのか。何をしてくれる人なのか。技術+その人らしさを身につけなければ、時代に取り残され、仕事もなくなってしまうということだろう。
企業も個人も、アイデンティティーを持つことが、事業の継続につながってきている。ただものが売れれば、ただ集客すればOK、といった時代から、どう売るか、どう集客するかのプロセスが価値になってくる。
時代の変化とは、暮らしのシステムが変わること。それに対応するには、お客様と面と向かい合える、自分らしさを磨いていくことかもしれない。

umieのクリスマス
今日の北浜は晴れ。瀬戸の波も穏やかな一日。今日の夜からumieはX'masバージョンに変化。キャンドルの灯が日ごと増えていきます。

2006年12月17日

家族


婚約指輪

息子の結婚が決まり、今日は先方のご両親と会うため大阪へ。

X'mas一色に染められた、華やいだ大阪の街は、 人、人、人であふれています。

そんな中、なんとなくぎこちない会食でしたが、

婚約指輪をひろげる息子たちの幸せな笑顔は、 ほのぼのとしてうれしいものです。

息子と僕

高松を離れて、都会で出会い、新しい暮らしを始めるふたり・・・。

ちょっとさみしい気持ちと、家族が増える喜びが交わる 。

ふたりの幸せを祝っているように、X'masツリーの輝きがまぶしい。

クリスマスディスプレイ

2006年12月16日

アフタヌーンティと素敵なライブのお知らせ

阿部飛鳥さん

12月22日(金)PM2:00〜 umieではNachu アフタヌーンティライブがあります。
フルート 阿部飛鳥さんとギター 荒谷みつるさんのインストルメンタルユニット Nachuがumieの午後のひとときをやさしく彩ってくれます。
飛鳥さんは地元香川県出身、高松一高の音楽科卒で、Nachu第一弾アルバム「雲の上はいつも青空」が好評発売中です。
高松 umieでのライブを楽しみにしてくれています。

アフタヌーンティセット
フリーライブですので、umieのアフタヌーンティセット(¥1,500)をご注文頂いた方は、当日どなたでもご来場いただけますので、お気軽にお越しください。
北浜の風景
海と空が美しい、今日の北浜は晴れ。

2006年12月15日

物語り

小豆島のごろた石
ある仕事で建築会社の社長さんと打ち合わせ。僕たちのプランの実現に向けて、その土地のその場所の魅力とは何か、いろいろ話を聞かせてもらいました。
ともすれば、カタチだけの、見た目のデザインになりかけてはいないか。そんな迷いは、その土地で暮らし、その場所を愛している。その場所の魅力、文化、歴史を知り尽くしている人たちの声を聞くことでなくなります。
最近、いろいろな仕事で思うことがあります。これでいいのか?の意志決定を何を持って決めていくのかということです。
表面的なデザインのカタチはもろい。造形的な美しさだけでは人の心は動かない。
赤、白、黄・・・色を決める。紙、土、木・・・素材を決めていく。そんなひとつひとつを結び付けていくことで、おのずとカタチが生まれて、デザインされていくのではないかなと思う。つい何かを仕掛けるという意図を先に持ちたがってしまいがち。
打ち合わせの帰り、ごろた石をひとつポケットに入れて帰ってきました。こんな小さなごろた石にも、物語りがある。

2006年12月14日

夢を描く

絵を描く子供たち
今日はある飲食店を開業するご夫婦の打ち合わせ。
僕の立場はディレクション、スペースからネーミング、ロゴ、グラフィックまで、全てに関わる仕事です。正しい方向へと導いていくのが役目です。
僕はコンサルタントでも設計士でもない。あくまでもお客様の夢を描いてあげるグラフィックデザイナーです。あらゆる問題に答えを出して、お客様と一緒になって、夢を描いていきます。誰に、何を、どのように・・・とことん話をします。話の中の言葉と言葉のニュアンスをかぎとっていきます。
地方において、どの業種もオーバーストア状態。その中にあえて挑む覚悟を共有していくためには、最初の決断が大切だと思う。
いくつかの選択肢が目の前に並ぶ。迷い、ゆれる、決断するオーナーさんの肩を、そっと押してあげたいと思う。
繁盛店への最大公約数を引き出してあげることが僕の仕事です。新しくOPENすれば、人が来るといった時代は終わっている。繁盛店と人気の店とも違う。これから10年、20年とその場所で、その環境で、当たり前のように続いていけるお店になって欲しいと思います。
この当たり前のようにが、一番やっかい。何かをしようとする、何かを変えようとする、何かにごまかしてしまいがち。当たり前のように存在し、続けられる。そのために、誰に、何を、どのように、さらには自分たちらしさとは何かを、もっともっと突っ込んで話し合いをしなければいけない。答えはおのずと出てくるものと信じている。それを一緒に描いていこうと思います。
子供たちが無心に描く絵には、感動があるのはなぜ?僕たち大人も夢を描き続けたいと思う。
ハートのカプチーノ
北浜は今日もぐずついた天気が続いています。

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