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2006年12月08日

心地いい場所へ

仮事務所
ある会社の引っ越しするまでの借りの事務所です。
戦後に建てられたろうと思われる納屋、外の寒気が素通りしてくるように、あちこちすき間だらけだ。置いてある金庫、冷蔵庫、電話、パソコンの配線、電気のコードなどが、からみ合うように並んでいる。そこに事務の女の子が防寒着を身につけている。
ストーブが焚かれたそのスペースは、古い納屋に当たり前のように存在し、昔からそのままあったように見えた。まるで映画のセットのようにも感じられる程、いい空気に包まれていた。
心地のいい場所をつくるってなんだろう、と思う。カタチだけをつくるデザインはやめよう、見た目を気にしてるだけのインテリアはやめよう。わざとらしい装飾はやめようと思った。当たり前のように心地いい場所を作りたいと思う。
なかなかいいでしょ、僕この感じ好きなんですよ。と社長が言った。
ここには、人の温もりがありました。

2006年12月07日

小豆島発、全国ブランドへ。

森國酒造のお酒
今朝、NHKの情報番組 生活ほっとモーニング「にっぽん体感こだわり旅 林マヤさんと行く瀬戸内小豆島」に小豆島唯一の蔵元、森國酒造さんがオンエアされました。
小豆島の穏やかで美しい風景、棚田、星ヶ城山の湧水、美味なつまみ・・・小豆島の自然をモチーフにした酒を手にする森國社長と、元気な林マヤさんとの微笑ましいシーンが流れている。
森國社長と林まやさん
小豆島の空気、米、水にこだわる森國さんの地酒への熱い想いは今、首都圏などの女性層に熱い支持を受けているそうです。
森國社長との出会いから1年、ラベルのデザイン、パンフレット、ホームページ制作と関わらせて頂いていますが、これらのデザインはすべて森國社長の想いをカタチにしたもの。
35年ぶりに島の地酒を復活させた森國社長の情熱を、僕らはデザインという視点で受け継いで、伝えていきたいと思います。
小豆島発、全国ブランドへ。みんなの想いがひとつになる。
海鮮食堂
昨晩、umieのスタッフ、D.N.Aのスタッフの忘年会が、北浜にある海鮮食堂でありました。
久しぶりにみんなの顔が集まり、有意義な時間でした。
サザエ、かに、かき鍋、そしてここの名物、タコシャブ、タコ飯、そして森國さんのお酒。うまいの一言です。
食堂のママとご主人の心づかいに感謝です。
北浜の風景
今日の北浜は濃い霧の中、冷たい雨が降り続いています。

2006年12月06日

心の風景

瀬戸内海に浮かぶ舟
あまりにも日常的で気づかないことがある。
空と瓦
大きな雲、青い空。
ミント
野に咲くミント。
ペンペン草
ペンペン草。
夕陽
池に浮かぶ夕陽。
月
ま〜るく大きい月。

今日は終日小豆島。カメラにおさまりきれない、自然の数々。
波の音、空の色、子供たちの笑い声・・・ひとつひとつが僕の心を刺激する・・・
そこには、何もいらないのかも知れない。

2006年12月05日

童心

にんじん
にんじん。
黒豆とれんこん
黒豆とれんこん。
たまごやき
たまごやき。
テニスボール
テニスボール。

いのししができました。


テニスクラブさんの年賀状のデザイン案です。思いきり笑って、走って、汗をかいて、ボールを追って、太陽を浴びて・・・。本来の自分に戻れる瞬間。楽しいテニスを感じてほしい。そんな気持ちで作ってみました。ひさしぶりに童心に帰った気分。Just feel enjoy Tennis。
今年も残すところわずか。今日の北浜は晴れ。空気の冷たさが増してくる、今日この頃です。

いちょう

2006年12月04日

タグボート

北浜のタグボート
今日は朝から打ち合わせなど、たくさんの方が事務所を訪ねてくれた。コピーライター、WEBデザイナー、シェフ見習いの女の子、クライアントのインテリアプランナー志望の女の子、某雑誌社の編集長など・・・。みんな、それぞれの道で「目標」「夢」を持っている人達です。
それに向かってチャレンジしている人達と話をするのは、楽しい。とても気持ちいい。みんな根拠のない自信に満ち溢れているからだと思います。
僕達も同じで、ぶら下がるものが無いという環境になって、何か吹っ切れ、心のもやもやが取れ、すっきりしました。そして、はっきり見えてくるものは、夢だったり、志です。
確信など無い。そこにあるのは、根拠のない自信と、デザインが好きだという想いだけかもしれない。
そんなことを考えながら、外を見るとタグボートが港に入ってきた。港の中では、大きな船の舵を取り、方向をコントロールする役目をする、ちっちゃなタグボート。僕達の目指す姿がここにありました。

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