メイン

2006年12月29日

Specialist

COFFEE TIME BOOK
COFFEE TIME BOOK、東京カフェマニアの川口葉子さんが出した、コーヒー事典が届きました。
この中のCOFFEE SMILE のコーナーで、umieのスタッフ、山地さん、お客様のかわいい彩花ちゃんが掲載されています。各地のカフェでの笑顔のあるシーンを集めたページです。
世界各地のコーヒーにまつわる話が満載。コーヒー好きにはたまらない本です。
彩花ちゃん
山地さん
ふたりとも笑顔が似合っています。
テクノスケープ

テクノスケープ-同化と異化の景観論という本が送られてきました。近畿大学講師、岡田昌彰さん著。地域や都市の景観についての専門書です。
たまたまumieに立ち寄られた際、umieに大変興味を持たれた様子で、ぜひ読んでほしい、と送っていただいたものです。
昨晩、また奥様と一緒に来られ、この北浜の景観、umieの空間について、また香川にはまだまだ優れた建築がたくさん残っていることなど、話を聞かせて頂いた。

打ち合わせ
あるセールスプロモーションの打ち合わせが2件、D.N.Aの事務所でありました。
それぞれ、コピーライター、プランナー、デザイナー、広告のスペシャリストたちが集まったミーティングです。
合わせて8時間余り、終わったのはPM11:00すぎ。双方の意志確認をする重要なミーディングはお互いを理解し合うことかもしれない。
カフェマニア、景観工学、広告制作と、D.N.Aはとってもスペシャルな1日でした。

2006年12月28日

プロになる

本
僕は27才でなんの根拠もなく、会社を辞め、自分の名刺をつくった。
のんびりとした社風は嫌いではなかったが、ただ会社を辞めたかった。憧れだけを頼りに、プロの世界にふみ込んでしまったのです。
徹夜などというものを一度もしたことがなかったので、徹夜は辛かった。アイデアが出ず、誰もいなくなった事務所で泣いたこともあった。大手代理店のディレクターにデザインを破られたこともあった。理不尽な指示にはむかえず、悔しい思いもたくさんした。ちゃんとしたデザインの勉強もせず、プロの世界に入ってしまった自分を悔やんだりもした。
ある日、地元の大手レストランチェーンの広告担当の方に、たまたま出会い、うちの仕事をしないかと声をかけられた。メニューの仕事だった。
ラフデザインをつくり、撮影の段取りをした。緊張と不安でいっぱい。撮影は夜の12時から、はじめて撮影のディレクションでした。
ある時から、ほとんどの仕事をまかせてくれるようになり、新しい店舗がOPENする度、仕事が増え、僕の仕事の幅も広がり、自信というものが芽生えてきた。
振り返れば、毎回がチャンスをものにするか、しないかの勝負でした。そんなことの繰り返しで、そこの仕事は10年以上担当させて頂いた。
僕が今まだデザインを続けられる理由は、そんないい人達との出会いがあったからです。みんな厳しさと、まかせてくれているという、やさしさにあふれていた。人に育てられ、仕事の度に成長させてもらったと思っている。
今、僕の事務所には、当時の僕のような2人のスタッフがいます。この一年、一緒になって、ふたりと仕事に向き合ってきました。僕は、理不尽な、無茶なことを言い、徹夜も数え切れない程しました。時にはケンカもしながら、いいデザイン、いい広告をやってきました。
時代は逆風が吹いていますが、まともに、正直な仕事をしようと話し合っています。僕が誰かに育てられ、仕事に成長させてもらったように、今度は僕が育てる番です。
今日の北浜は強風、波も大荒れ。寒さがカラダに染みる1日。

2006年12月27日

いのししくん

いのししくん
umieの5周年パーティも終わり、いろんな事から解放されて、ちょっとほっとして書いているところです。
今年も残すところ4日。今日の高松はいい天気、12月とは思えない暖かさです。
あまりにいい天気なので、屋上に上がって、来年の干支、「いのししくん」を撮ってみました。
この「いのししくん」は、僕のお友達、石原さんご夫婦に5周年のお祝いにプレゼントしてもらったものです。
ひょうきんな表情は、青空のもと、来年は明るくていい年になるから、がんばれよ、とビルの上からさけんでいるように見えます。
森のギャラリー
石原さんは、香川の東、志度というところで、窯を持ち、志度焼 森のギャラリーを開いています。
この森のギャラリーは、素敵な、そして居心地のいいギャラリー。ちゃんとした自分たちの世界を作り、守り続けている。
umieの立ち上げ時も、何かと応援して頂いた。訪れる度に、僕の迷い、悩みをいつも聞いてくれる、人生の良き先輩です。
青空を見上げる「いのししくん」は、きっとふたりそのものなんだと思う。

2006年12月25日

umie5周年

Thanks Holy Night
今日の夜、umie5周年とX'masを祝うパーティがありました。umieのお客様、D.N.Aのお客様、新井仁さんのファンの方、メディアでお世話になっている方々、そして僕の仕事仲間たち、80人近くたくさんの方々が駆けつけてくれました。
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
umieを2001年12月25日にたちあげて、丸5年。短いようで、長く感じる。
デザインのあり方、デザイナーとしてのこれからの生き方などを含めて、umieという場所をつくることが全ての始まりでした。
ここで自分のデザインの考え、モノの見方、センスといったものをオープンにして、見て、感じてもらう場所。それがumieでした。
umieはこの5年、たくさんの人、もの、情報、ココロが集まる場所に成長したと思う。本当に続けてきて良かったと思います。
たくさんの人に囲まれ、楽しく働くスタッフ、店長、D.N.Aのスタッフ。みんないい顔してる。 駆けつけてくれたお客様も、思いっきり楽しんでくれている。そんな輪の中にいる自分は幸せ者だとつくづく思います。
錆びたトタンに囲まれた、汚い、古い倉庫。誰もいないところから、スタートした夏の日。壁を塗り、床を磨き、そしてイスやテーブルを置いたあの頃は、ただ夢中で、成功、失敗とか不安、といったものより、自分の意志のまま、自分の考え、好きなものを並べた。その根底には、過去の常識だったり、経験といったものが、通用しなくなってきた時代背景もあったと思う。
いわゆる業界の中での表面的なデザインをしている自分から、抜け出すことが必要だと思っていた。自分の持っている感覚とか、こうしたいといった思いをカタチにすることの喜びを、体感したかった。
新井仁さん 新井仁さん 新井仁さん
何もかもが新鮮だった。自分のつくった空間に人が来てくれる。そのことの喜びを、1日、また1日と重ねてきた5年でした。
いつのまにか、気がつけば香川の代表的なカフェ、と呼ばれたり、各分野のクリエイター、ミュージシャンが訪ねてきてくれるようになったり、僕の周りに人、もの、ココロといった、僕の目指していたコトが集まり出している。
北浜の倉庫
この写真は、始めてこの北浜の倉庫に来た時に撮ったものです。真っ暗な広い空間に、机がひとつ、置かれていた。
何かが始まる期待感、自分の意志ひとつで、事を成していく怖さと、好きな場所をつくるといった喜びとが、ごちゃごちゃになっていた。
大変だったけれど、ただ楽しく、ただ夢中になって作業を繰り返した5年前の夏。新しいものにチャレンジするときに、いつもこの写真を見ます。勇気と発想をいつも与えてくれる、僕の原点です。
打ち上げ
こうしてパーティが終わり、みんなで打ち上げをしていると、この5年間、つらい事も、悲しい事もいろいろあったけれど、とにかく続けられて来たことの意味があったのだろうと思います。
僕=umie=お客様、と僕もお客様もumieの何かに共感して、umieと共に年を重ねているのかもしれない。
この先、どうなるか、どうするかといった目的地は、今のところない。ずっと遠い、かすかにぼやっとしたその先に、何があるのか僕にも分からない。分からないから、また1日1日を一生懸命、重ねていこうと思います。
このパーティにお集まりいただいた、みんなにありがとう。また、パーティを盛り上げてくれた、ミュージシャン 新井仁さんも、わざわざumieまで来てくれて、目一杯、歌ってくれ、感無量です。来年も来て下さい。
そして、umieの店長、スタッフ、D.N.Aのスタッフに感謝です。

2006年12月24日

HAPPY GIFT

先日ライブをして頂いたNachuの飛鳥さんからのお土産です。
東京、自由が丘の蜂の家さんの一口まゆ最中です。
まゆをイメージした?箱のパッケージはとてもおしゃれで、色合いも上品。もらってうれしくなる、また作り手の顔が想像できる心温まるパッケージです。
中の最中も5種類のあんが楽しめて、見た目もかわいらしく、上質なお菓子でした。
そして、ドラゴンファクトリーさんから頂いた、明日開かれる、umie 5th Anniversary party用のプレゼント商品です。
何が入っているのか早く見たくなるわくわくしてくるラッピングです。
ドラゴンファクトリーの三好さんは、スタイリングのプロフェッショナル。
もらう側の気持ちをハッピーにするラッピングはさすがです。
何が入っているのか、明日のパーティーが楽しみです。
これは、僕のプレゼントギフトです。高松、瓦町にあるちょっと気になる雑貨屋さんで見つけました。
プレゼント用にとお願いしたラッピングは、シンプルですが、古い切手を貼ってくれたり、心のこもった粋なラッピングでした。
事務所に帰って、僕の名前とumieのタグを付けて完成です。
umieの店長のご両親から、5周年のお祝いを頂きました。
鉢植えのグリーン、umieによく似合っています。ありがとうございます。
ここのショップも麻ひも、英字新聞等でナチュラルにラッピングしてくれました。
贈る側、贈られる側も、ちょっと特別な日をハッピーにさせてくれる、ラッピングデザイン。
その人らしい、センスや人柄がにじみ出ています。
今日たくさんのギフトのラッピングはほんの少し手の加わえたことで、人をHAPPYにさせてくれるものでした。

前の5件 58  59  60  61  62  63  64  65  66  67  68