« 明と暗 | メイン | 物語り »

2006年12月14日

夢を描く

絵を描く子供たち
今日はある飲食店を開業するご夫婦の打ち合わせ。
僕の立場はディレクション、スペースからネーミング、ロゴ、グラフィックまで、全てに関わる仕事です。正しい方向へと導いていくのが役目です。
僕はコンサルタントでも設計士でもない。あくまでもお客様の夢を描いてあげるグラフィックデザイナーです。あらゆる問題に答えを出して、お客様と一緒になって、夢を描いていきます。誰に、何を、どのように・・・とことん話をします。話の中の言葉と言葉のニュアンスをかぎとっていきます。
地方において、どの業種もオーバーストア状態。その中にあえて挑む覚悟を共有していくためには、最初の決断が大切だと思う。
いくつかの選択肢が目の前に並ぶ。迷い、ゆれる、決断するオーナーさんの肩を、そっと押してあげたいと思う。
繁盛店への最大公約数を引き出してあげることが僕の仕事です。新しくOPENすれば、人が来るといった時代は終わっている。繁盛店と人気の店とも違う。これから10年、20年とその場所で、その環境で、当たり前のように続いていけるお店になって欲しいと思います。
この当たり前のようにが、一番やっかい。何かをしようとする、何かを変えようとする、何かにごまかしてしまいがち。当たり前のように存在し、続けられる。そのために、誰に、何を、どのように、さらには自分たちらしさとは何かを、もっともっと突っ込んで話し合いをしなければいけない。答えはおのずと出てくるものと信じている。それを一緒に描いていこうと思います。
子供たちが無心に描く絵には、感動があるのはなぜ?僕たち大人も夢を描き続けたいと思う。
ハートのカプチーノ
北浜は今日もぐずついた天気が続いています。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://umie2.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/293

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)