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2008年12月29日

今年を振り返って思うこと・・・

今年のumieは、人、モノ、こころがたくさん?がったとても刺激的で幸せな一年でした。言葉に出来ない喜びを感じています。umieに関わってくれたみんなに感謝です。
地域を選ばず、ジャンルを超えて多くの方との出会いがありました。
ビートクルセーダーズ

バンドバンド

umie friends

umie friends

umie friends
1月のビークルライブの楽しさに驚き、日高さんと新井仁さんが友人だと知ってまたびっくり。続いてバンドバンドのライブではバンドネオンの美しい音色にこころを癒され、
ピアノの中村さんが夏の和太鼓とのライブセッションで高松に来て、umieに来てくれたことが嬉しかった。umieのカレーを絶賛してくれた中村さん、また来てくださいね。
そして新井さんを兄貴と呼ぶ、umieフレンズたちとの交流とライブ。夏の小豆島、umieでのumieフレンズライブには感動しました。ミュージシャンとお客さん、そして地域がひとつになり盛りあがったイベントでした。みんなの思いに感謝で一杯です。
そして何と言っても今年のクライマックスはumieコンピレーションアルバムの制作、販売です。曽我部恵一さんが3年目のumieでのライブ音源を提供してくれたり、新井さんがマスタリングをしてくれたり、新曲を書いてくれたり、真夏の夢のようでした。
僕の夢が叶った、素晴らしいコンピレーションアルバムができました。

umie

umie
店長、松下さんがOHKのOH!元気印という番組に出演したり、僕もラジオ、テレビで喋ったりとumieがニュースになりました。

波動スピーカー

サパトス
鹿庭さんと波動スピーカーとの出会いはまた多くのミュージシャン、素敵な音楽を届けてくれました。サパトス、ユーロボッサ、モーディアなど大人を魅了するミュージシャンがumieでライブを行いました。また音楽家のいない音楽会など波動スピーカーを使ったイベントで楽しませてくれました。街角に音楽が、身近になった一年。僕と同い年、鹿庭さんの新しい挑戦にお手伝いできたことが嬉しい。
北川フラムさん
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シャーロック・ホームズの図案展のデザイナー、ニシウラタマミさん、またイラストレーター  ナカムラユキさんのブックフェア、ワーックショップやトークショー。北川フラムさんを迎えての瀬戸内芸術祭のワークショップなどデザイン、アートのプロたちとの新しい出会いがありました。umieの場がまたひとつ、ひとつと大きくなった気がします。

umie

umie
思い返せばいろんなことがありました。あっというまの一年、イベントを支えてくれたumieの店長、スタッフに感謝です。たくさんの出会いに感謝です。

2008年12月18日

キラキラしてた僕らの時代

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70s、80s、日本の雑誌広告。70年代、80年代日本が輝いてた時代の雑誌広告を集めた本がピエブックスからでました。
僕の10代〜20代はこの広告たちと共にあった。ケンとメリーのスカイラインには恋に憧れてた。資生堂のサンケーキの夏目雅子の美しさはまぶしかった。草刈正雄に男を意識した。サントリー、コカコーラ、キューピーマヨネーズなどコピー、写真、レイアウトが本当に美しく強かった広告たち、誰もが広告の中の世界に憧れてた頃だった。
80年代に入ると、松田聖子、工藤静香らアイドルが広告をにぎわせて80年代後半のバブルへと社会ははしゃぎだしていた。国鉄の「エキゾチックジャパン」、としまえんの「プール冷えてます」、は今でもよく覚えている。日産セフィーロは井上揚水が「くうねるあそぶ」とつぶやいた。コーピーが単なる文ではなくコピーライター自身の言葉だった時代。
デザインよりコピーが強かった時代か。80年と言っても僕には懐かしいが、今の二十歳代の人は見たことも無い広告たち、みんなおじさん、おばさんになったアイドルたちの一番輝いてたあの頃を見るのも楽しいかもしれない。
この辺の時代のことを書くと自分のことと重ねてしまうのできりがない。
広告が広告らしくあった最後の時代、凄い才能が一気に溢れた輝かしい時代だった。いろんな意味で見る価値があると思います。

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今日はumieでひだまり不動産のうっちゃんとリノベハウスBooの打ち上げ会。一緒にコラボイベントをしてくれたハンドメイド雑貨の主婦ユニットplmage*の方々が集まって食事をしながらおしゃべりです。
うっちゃんも主婦、主婦ならではの知恵、アイデア、そして元気がいい結果を生んでくれました。
素人こそ最大のプロと誰かがいいましたがほんとですね。

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いよいよ明日はイラストレーターナカムラユキさんがやってきます。
FM高松、NHKさんが取材にきてくれます。そして土曜日からのブックフェアの準備です。今日もいい天気、umieもキラキラ輝いています。

2008年12月11日

未来へ

森國酒造

森國酒造


森國酒造

軒先の干し柿が秋から冬へと季節の移り変わりを感じさせている。今日は小豆島へ。森國酒造さんとのミーティングに参加してきました。森國さんと出会ったのはちょうど3年前の今頃か、秋だったと思う。お酒のラベルデザインに始まり、HP、パンフレット制作に関わってきました。その間、早朝の暗闇の中での一分、一秒を争う仕込み風景、また毎朝汲みに行くという湧き水など撮影、その現場に立ち会い、酒造りの凄さを肌で感じてきた。
森國酒造が最後の酒蔵と言われるほど日本酒を取り巻く環境は厳しい、年々蔵の数は減っていく状況のなかにあってあえて島で酒蔵を興した森國さん。ある人は侠気の沙汰だとも言うほどだ。
この3年、新しい酒を造り、新しいラベルデザインで新しい酒を造った。そしてまもなく蔵を移し、そこに残されていた佃煮工場であった古民家をリノベーションして酒造りを体感してもらうギャラリー、カフェ・バーも作った。
森國酒造の名前は島を越えて全国へと発信されていった。
急激な環境の変化に戸惑いながらここまで走り続けてきたがこの厳しい経済環境は企業も人もモノもいろんなことを変えていく。デザイン環境もしかり、じわりじわりその影が近づいてると感じている。
この冬、これからというときにカフェを休業することが決まった。ギャラリー、酒の試飲、販売はそのまま継続していくという。この冬は酒造りに専念したいという森國さん、杜氏の花田さん、佐藤さん、事務の高橋さん、奥さんとみんなが揃うのは久しぶりだ。テーブルを囲んで話し合った。これからのこと、したいことなどみんなの声を聞かせてもらいました。
僕達に出来ること、デザインで出来ることをもう一度考えてみたいと思った。原点へ、戻ろうと思う。新しい酒が出来る来春のカフェ再開を目指したいと思います。

森國酒造

森國酒造

森國酒造

森國酒造

森國酒造
いよいよ曽我部恵一さんのライブがこの日曜日に迫ってきました。
今日は当日の設営、準備の打ち合わせをしました。
心配なのは天候、天気予報では日曜日だけが雨マーク、前後は晴れマークなんて意地悪ですね。みんなの思いで晴れにしましょう。

今、TBSテレビで放送中の昼ドラ、鈴木亜美さん主演のラブレターの撮影が小豆島を舞台に行われています。
その中で共演している左とん平さんが良く飲んでいる酒が森國さんの森の文字が入ったお酒です。スタッフの方も夕食時に良く飲んでいるらしい。

Casa BRUTUS 1月号にも掲載されたり、今、注目の酒蔵、森國酒造。更なる未来へ新しい挑戦がはじまります。

2008年12月09日

名古屋へ

今日は急遽名古屋へ行ってきました、先日、15年ほど前仕事で関わらせて頂いた徳島のお客様から連絡があり、息子が名古屋で事業を興すので是非手伝って欲しいとの相談でした。15年の歳月を超えて、親から子へこうして声をかけてくれるなんてデザイナー冥利に尽きることです。
名古屋に行くのは初めて、ずっと行きたい、行きたいと思いつつ縁のなかった名古屋、勝手に想像してた名古屋にわくわくしていました。
打ち合わせを終え、名古屋の最新の街を見ようと出かけました。
生憎の雨、しかも冷たい雨。名古屋の知識、下調べをしていなかったこともあって新しい発見、出会いが無かったのが残念でした。
高島屋、三越などデパートなどたくさんあって、人の数も多かったがなんとなく普通な街に見えました。
名古屋

名古屋

名古屋
帰る前に名古屋らしい美味しいものをとグルメ街を散策、食べるものもこれといってそそられるものに出会わず、歩き疲れてしまいました。結局、デパ地下で弁当を買って午後5時15分の新幹線で帰ってきました。

クリスマス
いよいよ今年も後わずか、umieの7th Heaven in umie、7人のアーティストが贈る、7つの幸せもいよいよクライマックスへ。この12日金曜日には4人目のアーティスト島津田四郎君が登場します。14日、日曜日は小豆島で曽我部恵一ソロライブ、みんなで盛り上がりましょう。

2008年12月01日

12月の始まりに思うこと・・・

北浜
知り合いの突然の転勤、移動。友達の店の閉店の報。仕事関係の会社の業績不振。倒産の危機・・・。
ここのところの急激な消費不振、マインドの低下は僕達の足元にもいよいよ押し寄せてきた感じです。大企業も、中小企業も個人も誰もが利益を生まないどうしようもない構図は長い冬の始まりを想像してしまう。
勝ち組、ひとり勝ちなんてほんの一握り、そんな時代は終わったのかも知れません。

北浜
広告、デザインは時代の鏡、今を映し出しています。
なんとか切り口を見出そうとその表現はあの手、この手とめまぐるしく変わってる。こんなときこそ大胆な発想が必要なんだろうと思う。
アレンジではなく、リアレンジでもなく、ミックスでもなく、リミックスへ・・・
同じものをまったく違うものへと価値を変えていくような大胆な発想の転換。
デザインを経営の幹にした企業に揺るぎがない。
目的に向かった確かな目印、経営者の思いがあらゆるデザインに刷り込まれているからなのだと思うのです。

今年も後一ヶ月、もう今年は終わったなんて会話を聞くこの頃、
そんな僕もちょっとブルーな気分、元気な日記にしようと書き始めてもうまく書けない日々が続いています。写真だけがホルダーにたまったままです・・・。

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