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2009年03月01日

季節を越えて・・・

今日は小春日和を越えて温かい1日でした。
午前中のテニスのレッスンを終え、夕方から出社。事務所の大家さんから頼まれていた船の撮影をするために、久しぶりに海辺へ自転車で出かけてきました。
北浜

北浜

D.N.A

D.N.A
事務所ではある新商品の撮影、この頃はなんだか撮影を頼まれることが多くなっています。モノを物として捉えるのではなく、そのものの持つ裏側まで描きだすことが求められてきている、デザインという視点でモノを見ることは消費する側から見ることと同じです。
そこには理屈ではなくこころを刺激したり、驚いたり、楽しくなったりする眼には見えない感覚的なものが大きく左右する。欲しい、買いたいというマインドを生み出していくことが僕達の仕事です。

今日から3月、長引く景気の悪さを肌で感じだしたこの頃、技術、サービス、価格プラスデザイン性、センスと会社の総合力が決め手のような気がしています。モノ以上の人の暮らしを楽しくしたりするものが求められている気がしています。
ちゃんとした足腰を鍛えて行く時代を感じています。

2009年02月28日

時にはあほうになって熱くなれ

佃煮

佃煮
新人クロちゃんは小豆島出身、地元をこよなく愛して、いつかは小豆島の活性化のお手伝いをしたいと夢を持っている。そんな島の代表的な産業のひとつ佃煮。今日はクロちゃんのお友達の会社が作った佃煮を持ってきてくれました。
高知の土佐清水の宗田鰹と生姜。徳島は阿南のすだちと鳴門のわかめ。愛媛の瀬戸内産のちりめんじゃこ。香川はすさびのりと唐辛子。地元の素材と全国からえりすぐった昆布だし、鰹だし、地元の小豆島の醤油を使って焚いて作ったこだわりの佃煮たち。
早速温かいご飯で試食会、佃煮大好きな僕にはたまらない、ご飯がまたおいしい。
四国のものづくり産業が急激に悪化しているという。高額品の買い控えは現場にダイレクトに響いている。社会のニーズがなければどうしようもない職人の世界がそこにある。僕達デザイナーだって同じです。ならばどうするか、先行きの見えない時代を生き抜くためにできること、自分たちの技術を信じて社会に役立つものづくりへ努力するしかないと思う。
お客様のニーズは気まぐれです。時代に翻弄されない自分たちが作りたいもの、そして確かな時代をみつめる感性を磨いていかなければならないと思う。

阿波踊り
今日、あるフィットネスクラブでのこと、そこのカリキュラムに阿波おどりというのがあった。
楽しく体幹を鍛えるのだという。そこにはスタジオには入りきれない人たちで賑わい、踊り、はちきれんばかりの笑顔と汗、それは熱く、楽しそうでした。
かなりの年配の方たちが我を忘れて踊っている、そんな姿が羨ましくさえ思えた。
じぶんも参加したいそう思いました。
時にはあほうになって熱くなることも大切だなってそんな場が人気です。

2009年02月26日

スタートライン

もうダメさ これ以上は前に進めない

そんな日が 誰にだってある

だけど 雨でも晴れても何でもいつでも

その気になりゃ 何度でもやり直せる 何度でも

これからのことを思うと 負けそうになる

心配なことがあって しゃがみそうになる

あと少しだけ もう少し 強くならなくちゃ

でも 大切なことはいつも誰も教えてくれない

だから そうだよ

くじけそうな時こそ 遠くを見るんだよ

チャンスは何度でも 君のそばに

この道の先に何が待ってるのなんてこと わかるわけない

答えがあっても無くても YesでもNoでも

決めた道を 行くしかないさ あるだろう?そんな時

青春と呼べた 時代は過ぎたのに

今でもこころの奥に 風が吹き抜ける

やさしい人にばかり 悲しみは降り掛かる

報われないことが多すぎる

だけど そうだよ 

どんな時も 信じることをやめないで

きっと チャンスは何度でも 君のそばに

だから そうだよ 

くじけそうな時こそ 遠くを見るんだよ

見えないスタートラインから また ここから

 

アルバム
人生という名の列車より
馬場俊英


人生に勝ち負けはあるのだろうか、自分はどうなんだろうて思う。
人との勝ち負けなんてどっちでもいいと思う。
だけど自分には負けたくないと思う。ぎりぎりまでねばっていたいと思う。
言い訳はしたくない、逃げたくないと思う。
だから毎日必死になってやってる。
自分の選んだ道を信じて、自分の可能性を信じていたい。
こんなことを考えていた今日、この歌に出会いました。
聴いてください。

2009年02月25日

奇跡を信じてる

2月25日、曇り。umieが毎月掲載している情報誌、月間香川朝日の休刊を今日知った。そして中央ではエクスファイア日本版の休刊のニュースが流れてきた。
そして企業スポーツの名門の廃部が続いているとのこと。
スポーツ、芸術、音楽など文化の衰退は確実に経済の悪化が進んでいる証拠です。
当然デザインに関わる僕達もその波にさらされている。
バブル後の経済破綻、企業の停滞を僕は体験してきているが、まさか自分にはこないだろうと思っていたその波は確実に自分に迫ってきた。他人ごとと思っていたものが自分に襲い掛かってくることを知った。どうにもならない負の連鎖に巻き込まれてしまうことを知りました。
今はそのときと似た状況ではないかと思う。僕がそこから学んだことは自立することでした。自分たちで経済を生んでいくことを考えなければならないと思いました。
umieの立ち上げ、デザインを消費する側から考える発想、業界のなかでのただデザインをする仕事から飛び出してオーナーさんの顔が直接見える、経営とちゃんと向き合ったデザインのあり方を模索してやってきました。経済の悪いときにこそデザインでできることがきっとある。
決断する勇気、行動する情熱、挑戦する想いをデザインで後押ししたいと思っている。
たった数パーセントの可能性をデザインで奇跡に変えることができると信じてる。

北浜  
今日は久しぶりに徹夜、
自分達を、デザインを、奇跡を信じて・・・

2009年02月24日

仕事を超えること

好きなことを続けてさらに経済をもたらすことは容易ではない。スポーツ、ミュージシャン、作家、映画監督どの世界も限られた人にだけそのチャンスは巡ってくる。
僕の事務所にもデザインに憧れ、夢を持ってやってきたスタッフたちがいます。
余りにも遠い夢の場所だが、そこに限りなく近づくことはできるのではないか?そんな話をこのごろよくします。昨日、今日とアカデミー賞に選ばれた「おくりびと」短編アニメ「つみきのいえ」のニュースでもちきりです。昨日の日記でも書いたがいいものづくりはシンプル、国を越えて人種を超えて伝わるもの、評価は周りが決めてくれるもの。
そこには理屈ではなく、作り手の熱い情熱、こだわり、諦めないつよいこころといった精神的な要素が決めてになっているように思います。それを支えているのはやはり、好きだということではないでしょうか。 

ワールド川村くん

ワールド川村くん

ワールド川村くん

ワールド川村くん
僕たちを支えてくれた印刷屋さんの営業マンK君が東京に転勤になり、今日は誘われてお別れ会を焼肉でしました。みんなからはumieのTシャツ(海が大好きなK君)とマグカップをふたつ(東京で彼女をつくること)、そして花(ひとり一輪づつ)。
不況業種の印刷業界でも頼りになる人はいる。この3年、彼の仕事ぶりが今日の集まりになっていると思う。選ばれて東京に行くK君に有難う、そしてまた会おう。

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