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2007年01月23日

ブランディング

Dragon Factoryカード
スロースタイルでおなじみのDragon Factoryのショップカードとタグを兼ねたカードができました。
紙はボルダ(表面と裏面の紙の色が違います。)印刷は1色刷。限られた予算の中で、最大限の効果を出せるよう、いろいろな使い方ができるカードのカタチにしました。

昨年、3回目となる、Dragon Factoryの三好里香さんのインテリアセミナー、umie5周年に合わせて作った、ミニインテリアブック。
インテリアブック インテリアブック インテリアブック

そしてホームページの制作と、Dragon Factoryさんの仕事に携わってきました。
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ホームページを見ていただいたら、分かると思いますが、Dragon Factoryさんの仕事の領域は広すぎて、ひとつにまとめるのには大変な作業が必要でした。
何度となく、打ち合わせを重ね、時には激論になったりもしましたが、Dragon Factoryの一番のファンである僕にまかせてくれた、おふたりに感謝です。
特にホームページを作ったことは、ふたりにとって大きな意義があります。三好さんことLEEと、泉保さんことDRAのインテリア、もの、空間に対する考え、想いを、自分たちの写真と言葉で伝えていける。
自分たちだけの情報伝達手段を持ったことは、素晴らしいと思います。これからも、日々の生活を通して、素敵な空間、インテリア、ものを届けてください。

Dragon Factory×umie ちょっと心地いい空間づくりインテリアセミナー、たくさんのお申込みを頂いていますが、昼の部、夜の部とも、若干まだお席があります。この機会に三好里香さんのお話をきいてみませんか。

n-sfida
n-sfida − 高松・桜町にある、イタリアン。珈琲 半空のマスターおすすめの店で、今日の昼ごはんに行ってきました。
寿司の中川のオーナーがしているということで、ずっと気になっていたお店です。前菜、メイン、パスタ、デザート&コーヒーのコースのみの予約制、スタイリッシュな店舗、入るとガラス越しに、シェフたちの動きが見える。
みるみるたくさんの女性客で、満席になっていく。テーブルにならんだ、一品一品には、オーナーのこだわりがたっぷり、素材の美味しさは、さすがでした。

2007年01月17日

時代の変化

スタジオ
急に撮影がからんだ仕事があり、今日は朝から撮影の準備と段取り。カメラマン、スタイリストに電話を入れ、撮影のための資料づくりに追われる。昼からスタジオに入り、終わったのが7:00。気がつけば、外は真っ暗です。
ハードなスケジュール、どっと疲れた。
その後、PR会社のSさんとあるサービス業を営むオーナーさんと打ち合わせ。今後のビジネスのあり方、展開を含めたブランディングについて、D.N.Aのスタッフも交えて、意見交換をしました。

最近は、地方都市においても、量から質へとビジネスそのもののあり方に変化が起こっています。特に個人で経営している、オーナー企業さんに多い。まだまだ消費者のマインドは下がり続けている。
そして中央、大都市から大型店、量販店が押し寄せ、その間を高級志向の店が入り込んでくる。さらに異業種からの参入もある。
その上、輪をかけたように、飲酒取締りの強化、ちょっと一杯すら許されなくなって来た今、居酒屋さん等の業態変化がすすむのは当然か。
などなど、動きはあるにはあるのだが、じわじわと街に元気がなくなっているように思えます。あらゆる方面で、競争の激化、凌ぎあいの時代になっています。
猫ちゃん
そんな中、ある時代を成してきた経営者の方々は、質の向上へと意識が向いています。従来のダイレクトに、サービスなり、商品を売る小売業的セールスプロモーション(価格)競争で良かったのだが、そのサービスの価値、商品の価値を売っている企業の姿勢、想いといった、メーカー的なコミュニケーション手段、企業のイメージづくりが必要になってきています。
例えば、デザイン事務所も、ただデザインしていた時代から、今や企業の経営的な分野まで関わり、その一端を担わなければならなくなってきています。
D.N.Aには、毎日夢を持ったオーナー達が訪ねてくれます。それをちゃんと受け止め、ちゃんと返していく、責任は重い。
自分たちデザイナーも、デザインへの想い、姿勢が問われているし、それなりの知識、技術は当然ながら、社会との関係性が求められていることを、日々肌で感じざるをえない。
事務所
今日の北浜は、晴れてたのかな。
一日中、スタジオ、事務所にいたので、気がつかないまま、あっという間に一日が終わりました。

2007年01月16日

ファインダー

umieの本
umieには、何百冊もの本が並んでいます。インテリア、フード、ファッション、写真、建築、デザイン、web・・・80年代、90年代からの、あらゆるジャンルの本が並んでいる。これは、僕がデザインの仕事をする度に、増えていったものです。たまに、ページが抜けていたり、切ったあとがあるのは、そのためです。
D.N.Aの事務所には、デザイン、広告に関する専門書など、さらに何百冊かの本があります。今、まだまだ増え続けている。
1年間で使う本代に、自分でもびっくりした時もありました。今、僕がまだデザインの現場で、ディレクションなどという肩書きでやれているのは、資料の量のおかげだと思っています。
常に新しいものを求められ、これだけ情報量にあふれた時代になっても、やはり、自分の足で本屋に行き、自分の目でそのデザインの案件のヒントを探します。そして、それを自分のお金で買っていく。
そんなことを長年繰り返していると、自分の中にアイデアの素がストックされているのに気づいたりします。自分の中にアイデアの引き出しがいっぱいできたりします。さらに続けていると、自分なりの、ものを見るものさしのようなものが出来上がる。自分なりのものさし、ファインダーを持つことが、その人らしさでもあり、力量にもなっていく。
今朝、広告制作に関わっている青年にそんなことを話しました。フィーが安い、労働量に対しての対価が無い、クライアントが理解してくれない、などこんな事はあたり前で、このことを乗り越えていくのは、自分。自分を高めて、いい仕事をすることしか、道は開けないはず。
僕達は専門家を生業としているのだから、デザイナーならデザインを極めていくのが、道筋だと思う。その極め方のプロセスをおこたった人は、続かない世界。
今日、今、僕が言いたいのは、ちゃんと日々を積み重ねて、それをストックし続けて欲しい。気の遠くなるような極め方があるのに気づいて欲しい。僕の歳になったとき、現役でバリバリ広告を創っている君であって欲しい、と思います。
夜、あるディレクターが来られ、優れたデザイナーは、自分なりのファインダーをちゃんと持っているからね。と、朝の僕と青年の話の「答え」を出してくれました。

今日の北浜は、晴れのちくもりのち雨・・・
今日の北浜

2007年01月13日

ニュアンスなデザイン

今日の北浜
今日の北浜は、晴れているけど寒い、冷たい。
この感じを人に伝えるのは、むずかしい・・・。などと考えながら、今日の僕の一日は、言った言葉が上手く伝わらない、意図が伝わらないなど、微妙な感じです。
言葉という情報だけを聞き取ると、意味合いが変わる。できるだけ言葉にニュアンスを加えて、話すようにしているけれど、それでもまちがって伝わることがある。
僕たちデザイナーの仕事は、このニュアンスをつかむ、つかめるかが大事。人に何かを上手に、ちゃんと伝えるのが、僕たちの仕事です。
嗅ぎ取ったニュアンスを表現するために、僕たちはたくさんの書体の中から文字を選ぶ、膨大な紙見本の中から紙を選び、カタチを選ぶ、そして写真を選ぶ、言葉を選ぶ、音を選ぶ・・・。
まだまだたくさんある。モノ、人、コトの情報、ニュアンスをつかみ、それを伝えるために、これだけの選択をしているわけです。
次に選択したこれらのものを、バランスをとって、配置していきます。 これは無数にある中から決定されていきます。
以上のことを、仕事の度に僕たちはくり返し、できあがったものは、そのモノ、人、コトらしさになっていく。
それは、誰かが決めるのではなく、受けたデザイナー・クリエイター本人が感じて、決定するしかないように思う。迷わず、選択し、決定したものをカタチにしていくには、キャリアが必要です。そして、そのスピードが必要です。技術が必要です。
人にものを伝えることは、ニュアンスをデザインすることと同じだと感じた土曜日でした。

2007年01月11日

デザイナーの仕事

今日の北浜

今日は、昼から打ち合わせが2件、どちらもお客様の今後を担う、具体的に進むにあたっての大切な会議。合わせて8時間余り。僕たちのプランを理解していただくためのプレゼンテーションの場でもありました。
僕たちデザイナーの仕事は、この先からが本当の仕事になります。ひとつの案件が終わるのは、半年後。もうひとつは、一年がかり。気の遠くなるような時間と労力がかかります。
新しいプラン、初めての表現を実行するには、決断するには、勇気がいりますが、何ごとも最初の取り掛かり方が、全てを決めてしまう。
そんなお客様のビジネスを左右する案件に出逢えることは、うれしい。と同時に、責任を負う仕事でもあります。

今日の北浜は晴れ。今日は一日中、事務所。

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