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2007年02月27日

美味しい!

焼きとん・串焼きと四季の味模様 福田町まるいち
高松・福田町にある「アジアの風」がリニューアル。
「焼きとん・串焼きと四季の味模様 福田町まるいち」として、新しくオープンします。本店瓦町まるいち の姉妹店です。

まるいちの大将とは、メニューブックの作成などお手伝いさせて頂きていて、今回店舗のリニューアルの話をもらいました。福田町は若者の町というイメージが定着していて、若い人向けの居酒屋さん等が、並んでいます。
最近の飲酒取締りの強化、若者のお酒ばなれ、居酒屋さんの業態変化が進んでいて、郊外店も街ナカ店も集客に苦心されているようです。
そんな中での今回のリニューアル、立地、予算、時間の制約はともかく、まるいちの大将のビジョンをどう伝えて、どうカタチにするかが問題です。
まるいちの大将
一生懸命作ったら、「おいしいね」って言われる。「おいしいね」って言われたら、また一生懸命作ろうと思う。いつも一生懸命のお店でありたいと思う。大将の言葉の中に全てが含まれています。美味しいお店が今回のテーマなのだと思う。

男性、女性、若い人、年配、職業を選ばず、和でも洋でもない。誰もが気軽に立ち寄れる店・・・。美味しいお店、焼きとん・串焼きと四季の味模様 まるいちへ。
福田町まるいち
まるいちのコンセプト
宮本さん

現場では、うっちゃんのひだまり不動産のリノベーション物件を手がけているデザイナー、宮本さんを中心にみんなでアイデアを出している。
限られた予算、時間の中で、僕らの想いをカタチにしてくれる人たちがいる。
まかせます-大将の想いに応えたいと現場も熱い。3/2オープン予定です。

焼きとん・串焼きと四季の味模様 まるいち
高松市福田町6-1
TEL:087-821-1880
18:00〜翌1:00


「CONVERSION SYMPOSIUM」
コンバージョンシンポジウム高松2007が、3月20日(火)に玉藻公園「披雲閣」(香川県高松市)にて開催されます。
再生、リノベーションに続く、コンバージョンとは何かを一緒に考えてみませんか。香川でのコンバージョンモデルとして、小豆島の森國酒造さんのギャラリーづくりのお話もしますので、TEL、FAX、E-mailにてお申込みください。
コンバージョンシンポジウム
今日の北浜は、晴れのち小雨。

今日の北浜
毎日ブログに納まりきれないコト、モノ、ヒトが目の前で展開されています。時代の大きな変化への始まりの、予感がする1日でした。

2007年02月26日

デザイナー「やなさん」

瀬戸内海

今日の朝、ある時期、ある仕事をさせて頂いていた、社長さんと専務さんが事務所を訪ねてくれ、ビジネスをトータルにサポートしてもらいたいと、心温まる話を頂きました。
ある時期、僕たちは輝いていたように思う。あれから10年、またここで、ひとつのテーブルにつくなんて、とても不思議な気持ちです。
「やなさん」と10年前のように呼んでくれる。ある時期を共に過ごし、エネルギーを爆発させた記憶がよみがえって来ます。
環境の変化、時代の変化、人の変化、マインドの変化・・・僕たちは、社会の変化にもまれながらも、生きて来れた。成功と挫折も経験した。

デザイン環境も、デザインの意味も様変わりしたが、デザインという仕事を続けられる一番の理由は、人に何らかの影響を与え、役に何かしらの影響を与え、役に立っていることの確認ができたときだと思います。

プロスポーツ選手や作家、音楽家たちがそうであるように、力が全ての世界、社会から求められなくなったときが、潮時・・・。いつもこのことを覚悟しながら、今まで続けてこれた。

僕ができることは、オーナーさんのビジネスを通しての夢や、問題点をグラフィックデザインという視点で、分かりやすくカタチにしたり、解決したりすることです。経営の舵取り、仕組みをデザインでお手伝いできたらと思います。

今日も小豆島に行き、打合せ。夢を預けてくれるオーナーさんの想いを僕はいっぱい受け止めようと思った。夢をカタチにすることが、僕たちの夢にもつながっていく。

変わるものと変わらないもの?
伝えたいものと伝わるもの?
今するべきことと、今最も大事にしなければならないこと?
つくるということと、売るということとは?

高松行きのフェリーの中、いろんな想いが重なる。小さな窓から見える、大きなフェリーもタンカーも、目的があるから前に向かって進んでいるのだと気づく。

今日の北浜は晴れ。

今日の北浜

スーパーJチャンネル
スーパーJチャンネル
スーパーJチャンネル
今日のKSB TVスーパーJチャンネルの中で、小豆島の森國酒造さんが放映されました。
日本酒の消費量が1/3にまで落ち込んでいる中、関東を中心に人気を集めていることなどを、詳しく取材されており、いい内容でした。
ラベルが大きく映し出され、僕もスタッフもかなりうれしい気分でした。

2007年02月23日

らしさの表現

朝のumie
umieの始まりはAM9:00、朝とも昼ともいえない時間にOPEN。

umieの旗
umieブルーの旗が目印。

ハートランドのライト
ハートランドのビンのペンダント、大きな窓から海が見える。

umie朝のスタッフ
掃除、仕込み。umieを支えている高橋さん、西坂さん、もうひとりの高橋さん、みんな元気です。

umieブランチプレート
昼までの、野菜たっぷりのサラダに、産地直送たまごを使ったスクランブルエッグ、ふ揃いなのがumieらしい、スカイファームさんの枝つきイチゴ、フレッシュジュース、コーヒー・・・贅沢なブランチプレート。

今umieでは、ブランチタイム(平日9:00〜お昼12:00・土日祭日10:00〜お昼12:00)までの、時間限定メニューをはじめました。
umieらしいメニューをと、みんなで考えてやっとできました。僕も毎日、食べていますが、美味しいです。
時間の不規則な僕らにはうれしいメニュー。ちょっと早めのランチにもなり、ミーティングを兼ねるときもあります。

「らしさ」

僕がこのブログによく使っている、「ブランド」「らしさ」のつくり方という本を見つけました。
五感ブランディングの実践と題して書かれている、博報堂ブランドデザイン著です。

D.N.Aのコンセプトにも書いていますが、人の五感を刺激するデザイン、らしさを伝えるデザインが今、注目されているようです。
技術の進歩、成熟時代を迎えた今、企業力、商品力の差別が分かりづらくなってきています。らしさを創造することが、ブランドにつながっていくことにもなるわけです。

umieらしさとよく言われますが、umieの成り立ちはここにあります。
1年、2年、3年と、umieはひたすら、らしさづくりをしてきた。短期的売り上げを上げる手法は、簡単です。お金を出せば、いくらでもあります。じわり、じわり、ファンを創造していくのは、根気のいることですが、一番の近道ではないかと思います。


森國酒造さん

小豆島唯一の酒蔵、森國酒造さんも「らしさ」にこだわってデザインしています。きびしい日本酒業界にあえて挑戦、小豆島に酒蔵をつくった、森國社長のらしさ、そして、小豆島のらしさとは何だろう?それは何もない、島の風景をデザインすることでした。

このようなことを考えていくと、どの企業、業種にもチャンスが開けてくる。いかにらしさを創造するか、デザインするか、オーナーとデザイナーの二人三脚が望まれます。

今日の北浜は、春模様です。

今日の北浜

2007年02月22日

デザインの現場 2

デザインサンプル
D.N.Aはデザインのサンプルを並べて、来られるお客さんに見ていただけるよう展示しています。
D.N.Aの作ったものばかりなので、D.N.Aらしさを伝えるのに役立っている。
今日も美容室を開業する若い方が見に来ました。
紙見本
当然、紙見本、色サンプル、資料もすぐ見られるようにしています。
D.N.A事務所
D.N.Aは、30坪の広さに3人だけの事務所。
制作室、ミーティング、応接室と僕の仕事場と、ワンフロアながら分かれていて、ゆったりとしたスペースがあります。
窓からは、瀬戸内海が見渡せ、屋島、小豆島、女木島などが見える。
この北浜エリアでは、穴場的事務所?です。

そんなこんなで、事務所を移して早8ヶ月。開かれたデザインオフィスへとカフェを運営し、イベントも開き、事務所もお客様が来やすいように、広いところに移した。
カフェ、イベントで、僕たちを知って感じてもらう。そして、気軽に相談、立ち寄ってくれる事務所へ・・・。

おかげさまで、たくさんの方たちと接する機会が増え、毎日が新鮮。あらゆる業種について、僕たちも勉強させていただいています。
まだまだ、景気は下降線をたどっていますが、僕たちデザイナーが自ら社会に関わっていくことで、何かが生まれ、元気になれたらと思っています。

クロちゃん

最近、犬のクロちゃんが住みつきました。
こわもてのクロちゃん、最初は怖かったけれど、意外とさみしがりやで、ときどき悲しい目をします。
クロちゃんの名前は、僕らが勝手につけたので、まだ呼んでも振り向いてくれません。
迷い犬のようなのですが、誰かクロちゃんのお家を知りませんか?
今日の北浜は、晴れのち雲のち雨。

2007年02月21日

デザインの現場



無題ドキュメント



























徹夜明けの北浜
ブログを書きながら、寝てしまっていた。

20日火曜日、田四郎くんのライブのリハーサル後、夜の10時過ぎから、僕たちは徹夜で仕事。気がつけば、東の窓辺が明るくなって、陽射しが入ってくる。

少しの仮眠をとり、10時に印刷屋さんに来てもらい、印刷見積りの打合せ。出来上がったデザインを並べて、サイズ、紙質、枚数を確認していく。

みんな疲れて、ボロボロだが、デザインされたものがカタチになって、こうして並べていくと、満足という何ともいえない、喜び、充実感。笑顔がこぼれる時間です。
ワールドくん
D.N,Aのデザインの現場は、祭りのようで、にぎやかで、ときにはけんかになったりしながらも、盛り上がる。

デザインで元気になってもらいたい、役に立ちたいという思いはひとつ。もっともっと、デザインの現場を知ってもらいたい、見てもらいたいと思う。人の手が、知恵が交差する、システムやラインでは作れない、感動を生み出す、人をしあわせにする現場でありたいと思う。
事務所のスリッパ
お客様へプレゼンに行く。全てはここで決まる。プレゼンの場では、一生懸命作った分だけしか伝わらない、と思う。

そこには戦略や戦術などいらない。ただあるのは、デザインされたものの中に、含まれているはず。



僕の考えや、やり方に共感してくれるスタッフがいることが、D.N.Aかもしれない。心地いい疲れとともに、帰るスタッフに感謝です。


umieでモーニング

と、思いきや、一日明けた今日の朝、umieでモーニングを食べる彼女たちの食べっぷりは元気いっぱい。

爽やかな一日の始まりです。今日の北浜は、ゆったり静かです。


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