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2008年03月31日

笑顔の食卓

野菜プロジェクト

野菜プロジェクト
限りなく有機、低農薬を目指している農家が手間暇かけて作った野菜たち。
撮影の帰りに頂いたジャンボ椎茸を、焼いて食べてみました。その見た目は不ぞろいだが美味しい。農家の方が言っていた通り、裂いて焼くとするめのような味。丸く切って焼くとホタテのような味がして、なんとも贅沢な気がした。有機、低農薬で作った野菜は、そのまま食べても美味しい。みずみずしさと甘みが違うのが分かる。初めて食べてみて野菜に美味しさがあるのことに気が付いた。20年、30年と土から育てて作られた野菜たちには、美味しいわけがあることを。
美味しいと言われる野菜作りは、有機栽培に辿りつくのだと知った。

野菜プロジェクトg

今日の北浜
食卓に笑顔を、自分達の食を自分達で守ること、限りなく有機に向かっていく野菜作りは、人間として当たり前の本能なのかもしれないと思う。

2008年03月26日

ロハスな四国

LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability) - 健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイル。 スローライフ、エコ、そしてロハスなど新しいライフスタイル用語が目に付きだした。ロハスをビジネスとして捉える企業も増えてきました。自然食品、オーガニックから始まって住宅も無添加住宅など暮らし周りがすべてロハス的な志向に流れているように思う。
 
 
今日は有機栽培や低農薬栽培で野菜をつくっている農家を5件回って取材、撮影をしてきました。天気も良く行く先々で見る豊かな自然に圧倒されてしまいました。先に書いたビジネス用語としてのロハスとは関係ないところでちゃんとまじめに食の安全を考えて農業に励んでいる人たちがいる。彼らはなぜ有機栽培、低農薬野菜作りをしているのか?なぜ手間を掛け、時間を掛けてもつくり続けるのか?僕は素直な意見をぶつけてみた、応えは皆同じ、美味しい野菜を作って届けたい、美味しい野菜を目指すことによって有機、低農薬に行き着いたのだという。
完全なオーガニックなど有りえない農業の仕組みが出来上がってしまっている今、見た目の美しさ、均等な形、大きさ。マーケット主導のつけが大きく圧し掛かる。
 
 
大きな空、温暖な気候、澄み切った空気。環境はまだある、手間と時間をかける愛情もある。土から育てる美味しい野菜づくりは子育てのようなもの、気の抜けない自然とちゃんと向き合っていくこと。食べてもらえれば違いはわかる、野菜を食べている顔の見える野菜作り、美味しいねっていう言葉を聞きたいだけ。
そんな彼らの言葉をそのままシンプルに伝えたいと思った。
夕日に染まった大きな空がそう言ってるようでした。
僕たちが次の世代に残せるもの、出来ること、宿題は時間をまき戻していくことかもしれない。

2007年12月15日

広告の価値

JAGDAなどを見て広告を想う
コピー年間、JAGDA年間など広告に携わる人たちのバイブルがあります。1990年代、2000年〜今に至るまでの作品たちを眺めながら自分と重ね合わせながら久しぶりに年代を追ってページをめくってみた。
広告は時代を映す鏡といいますがまさにそうでこれが広告のデザインだと主張していた時代があった。タレントを誰にするかを競い合った華やかな時代からやがて広告は消費者の共感を得る日常をテーマに変えていく、そして今はマス広告だけでなく、ものが消費者の手に届くまでのセールスプロモーションまでを視野にいれた広告づくりになってきている。TV,新聞広告といったマスメディア、WEB、チラシ、パンフレット、販促グッズ、そして店頭、売り場、はたまたイベントなど情報をいかにニュースにするかなど網の目のような細かな計画が必要になってきている。平面的な思考から立体的な思考が要求されている。消費者の心を魅了し購買につなげていくための企業の広告活動そのものの姿勢が問われているのだろうと思います。
 
今日の北浜
デザインは計画することなのだと思う。計画とは常に選択と意思を決定してなおかつその決定が正しいのかどうかをジャッジしていかなければならない。経営とデザインは一体、そんな時代を感じます。
広告そのものの価値が問われ失われつつあったこの何年間、僕はしばらく広告の世界から距離を置いていました。この間、自分自身でumieを立ち上げ、また直接クライアントからの仕事をしてきました。広告業界から見たデザインではなく実際のリアルな消費の現場からみるデザインのあり方を皮膚感覚で体感したかったからです。今日あらためて時代を追って広告を見つめてみましがまた新しい広告の時代が来る予感がします。地方のあるデザイナーの僕が最近思うこと、感じることを書いてみました。
 
本日の玄米食
今日の玄米食はタイ風カレー。茄子をたくさん入れ煮込んだスパイシーなカレーです。茄子のとろみがなんとも美味しさを引き出していて玄米との食感も最高でした。DNAデザイナーS野さん自慢の逸品だそうです。
ご馳走さまでした。作り方を希望の方はS野がレシピを用意していますのでお気軽にどうぞ。

2007年11月27日

おいしい幸せを探しにいこう。

パティスリーカシュカシュ
パティスリー カシュカシュさんのホームページをアップしました。のどかな片田舎六ッ目山にひっそりと佇む隠れ家のようなカシュカシュ、そこはパティスリー井上さんとその家族のお菓子作りの物語です。
お菓子作りに励む日々を綴った六ッ目山通信も始まっています、一度覗いてみてください。

パティスリーカシュカシュ

パティスリーカシュカシュ

パティスリーカシュカシュ

パティスリーカシュカシュ
オーナーシェフ井上さんと出会って半年余り、3周年を目の前にグラフィック、情報発信のお手伝いが始まりました。
10月、パンプキンパイ。11月、冬待ちショコラ。12月はクリスマスケーキ。そしてこれから始まるアニバーサリーケーキと月替わりで新商品を提案してきました。
この間六ッ目山には幾度と無く通い、撮影、各デザインツールを制作してきました。ちゃんと作りたいという井上さんのケーキ作りへの思いをそのままホームページで表現してみました。
パティスリーカシュカシュ

くにとう幼稚園
今日はくにとう幼稚園のリニューアル第2弾、園庭、外観のリニューアルの打ち合わせがあり、理事長、園長、先生方、設計士さんがひとつのテーブルを囲んで揃いました。
そんな中、僕たちの考えを聞いてもらいました。コンセプトは自然の中から学ぶ、五感を育む第2の教室です。
見る、触れる、育てる、感じる、自然の中から喜びや遊びを見つけ出す教育の場へ、子供たちの未来に僕たちが残してあげたいものは、やはり自然環境です。

2007年11月23日

デザインのあるところ

今日の高松
昨夜、ある会社の新商品の打ち合わせがあった。できたばかりのネーミングもない新商品を前に説明を受けた。
この商品を世の中に生み出していき、消費を生んでいくにはどうしたらいいのか、僕たちデザイナーの役目は重い。単にネーミング、ロゴ、パッケージと言ったデザインツールのことではなく、まだ見ぬ消費をどう生んでいくのか、どう作り出していくのかといったことから始めなくてはならないと思う。
僕たちは消費の現場、売り場までをデザインしていかなければならない。消費者に受け入れられ、使ってもらう、そこまでをデザイン的思考で取り組んで行かなければ成功はないように思う。
開発者、作り手、売り手、僕たちの思いがひとつになることからは始めようと思う。

今日の北浜
デザインのあるところに消費が生まれている。ここでいうデザインはいわゆるカタチとしてのグラフィックデザインの意味ではなく、デザインごころ、デザイン的思考のことです。
ビジネスの根っこにデザイン的な考えを取り入れている企業、ものづくりをしているところに消費が生まれています。

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