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2007年02月23日

らしさの表現

朝のumie
umieの始まりはAM9:00、朝とも昼ともいえない時間にOPEN。

umieの旗
umieブルーの旗が目印。

ハートランドのライト
ハートランドのビンのペンダント、大きな窓から海が見える。

umie朝のスタッフ
掃除、仕込み。umieを支えている高橋さん、西坂さん、もうひとりの高橋さん、みんな元気です。

umieブランチプレート
昼までの、野菜たっぷりのサラダに、産地直送たまごを使ったスクランブルエッグ、ふ揃いなのがumieらしい、スカイファームさんの枝つきイチゴ、フレッシュジュース、コーヒー・・・贅沢なブランチプレート。

今umieでは、ブランチタイム(平日9:00〜お昼12:00・土日祭日10:00〜お昼12:00)までの、時間限定メニューをはじめました。
umieらしいメニューをと、みんなで考えてやっとできました。僕も毎日、食べていますが、美味しいです。
時間の不規則な僕らにはうれしいメニュー。ちょっと早めのランチにもなり、ミーティングを兼ねるときもあります。

「らしさ」

僕がこのブログによく使っている、「ブランド」「らしさ」のつくり方という本を見つけました。
五感ブランディングの実践と題して書かれている、博報堂ブランドデザイン著です。

D.N.Aのコンセプトにも書いていますが、人の五感を刺激するデザイン、らしさを伝えるデザインが今、注目されているようです。
技術の進歩、成熟時代を迎えた今、企業力、商品力の差別が分かりづらくなってきています。らしさを創造することが、ブランドにつながっていくことにもなるわけです。

umieらしさとよく言われますが、umieの成り立ちはここにあります。
1年、2年、3年と、umieはひたすら、らしさづくりをしてきた。短期的売り上げを上げる手法は、簡単です。お金を出せば、いくらでもあります。じわり、じわり、ファンを創造していくのは、根気のいることですが、一番の近道ではないかと思います。


森國酒造さん

小豆島唯一の酒蔵、森國酒造さんも「らしさ」にこだわってデザインしています。きびしい日本酒業界にあえて挑戦、小豆島に酒蔵をつくった、森國社長のらしさ、そして、小豆島のらしさとは何だろう?それは何もない、島の風景をデザインすることでした。

このようなことを考えていくと、どの企業、業種にもチャンスが開けてくる。いかにらしさを創造するか、デザインするか、オーナーとデザイナーの二人三脚が望まれます。

今日の北浜は、春模様です。

今日の北浜

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