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2008年03月26日

ロハスな四国

LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability) - 健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイル。 スローライフ、エコ、そしてロハスなど新しいライフスタイル用語が目に付きだした。ロハスをビジネスとして捉える企業も増えてきました。自然食品、オーガニックから始まって住宅も無添加住宅など暮らし周りがすべてロハス的な志向に流れているように思う。
 
 
今日は有機栽培や低農薬栽培で野菜をつくっている農家を5件回って取材、撮影をしてきました。天気も良く行く先々で見る豊かな自然に圧倒されてしまいました。先に書いたビジネス用語としてのロハスとは関係ないところでちゃんとまじめに食の安全を考えて農業に励んでいる人たちがいる。彼らはなぜ有機栽培、低農薬野菜作りをしているのか?なぜ手間を掛け、時間を掛けてもつくり続けるのか?僕は素直な意見をぶつけてみた、応えは皆同じ、美味しい野菜を作って届けたい、美味しい野菜を目指すことによって有機、低農薬に行き着いたのだという。
完全なオーガニックなど有りえない農業の仕組みが出来上がってしまっている今、見た目の美しさ、均等な形、大きさ。マーケット主導のつけが大きく圧し掛かる。
 
 
大きな空、温暖な気候、澄み切った空気。環境はまだある、手間と時間をかける愛情もある。土から育てる美味しい野菜づくりは子育てのようなもの、気の抜けない自然とちゃんと向き合っていくこと。食べてもらえれば違いはわかる、野菜を食べている顔の見える野菜作り、美味しいねっていう言葉を聞きたいだけ。
そんな彼らの言葉をそのままシンプルに伝えたいと思った。
夕日に染まった大きな空がそう言ってるようでした。
僕たちが次の世代に残せるもの、出来ること、宿題は時間をまき戻していくことかもしれない。

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