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2007年12月15日

広告の価値

JAGDAなどを見て広告を想う
コピー年間、JAGDA年間など広告に携わる人たちのバイブルがあります。1990年代、2000年〜今に至るまでの作品たちを眺めながら自分と重ね合わせながら久しぶりに年代を追ってページをめくってみた。
広告は時代を映す鏡といいますがまさにそうでこれが広告のデザインだと主張していた時代があった。タレントを誰にするかを競い合った華やかな時代からやがて広告は消費者の共感を得る日常をテーマに変えていく、そして今はマス広告だけでなく、ものが消費者の手に届くまでのセールスプロモーションまでを視野にいれた広告づくりになってきている。TV,新聞広告といったマスメディア、WEB、チラシ、パンフレット、販促グッズ、そして店頭、売り場、はたまたイベントなど情報をいかにニュースにするかなど網の目のような細かな計画が必要になってきている。平面的な思考から立体的な思考が要求されている。消費者の心を魅了し購買につなげていくための企業の広告活動そのものの姿勢が問われているのだろうと思います。
 
今日の北浜
デザインは計画することなのだと思う。計画とは常に選択と意思を決定してなおかつその決定が正しいのかどうかをジャッジしていかなければならない。経営とデザインは一体、そんな時代を感じます。
広告そのものの価値が問われ失われつつあったこの何年間、僕はしばらく広告の世界から距離を置いていました。この間、自分自身でumieを立ち上げ、また直接クライアントからの仕事をしてきました。広告業界から見たデザインではなく実際のリアルな消費の現場からみるデザインのあり方を皮膚感覚で体感したかったからです。今日あらためて時代を追って広告を見つめてみましがまた新しい広告の時代が来る予感がします。地方のあるデザイナーの僕が最近思うこと、感じることを書いてみました。
 
本日の玄米食
今日の玄米食はタイ風カレー。茄子をたくさん入れ煮込んだスパイシーなカレーです。茄子のとろみがなんとも美味しさを引き出していて玄米との食感も最高でした。DNAデザイナーS野さん自慢の逸品だそうです。
ご馳走さまでした。作り方を希望の方はS野がレシピを用意していますのでお気軽にどうぞ。

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