それでも
ただただ東京の人の多さに驚き、歩くスピードについていけない自分。携帯を見つめ、ゲームに夢中な大人、寝ているサラリーマン。電車の中を見渡せばさまざまな人たちで埋まり車内吊り広告は最先端を誇っている。 |
東京の街はいつも動いているようでこの街のエネルギーの凄さに圧倒されてしまいます。人波のなかにいる僕の存在はない。 |
今日は高松の中心地、瓦町の近くで打ち合わせがあり、打ち合わせの後、天満屋百貨店に寄って見た。 昨日と今日、東京と高松。理想と現実とのギャップが埋まりそうに無い街を目の前にして、愕然としてしまいました。昼間とはいえ店員のほうが多い百貨店、駅には仕事とは無縁の若者たちがたむろし、看板は相変わらずキャッシングと空き店舗の文字が躍ってる。町おこしなんて言葉は言葉だけなのか?アートなんて食い込む余地もない?頑張りようのない街は寂しくそこに人はいない?この街で暮らし、この街で働く僕のこころを惑わせる。 ものと経済、人と経済、文化と経済、この地に無いもばかり。経済が成立するわけがない。そんな気がした。ただ見上げる空だけが大きく虚しい。それでもこの街で頑張ろうとする気持を大切にしたいと思う。 日曜の夜から昨日の深夜まで3日間でしたが東京を見て感じてきた。東京富裕層の心はどこに向かっているのだろう?美味しい店を探すことから美味しい野菜を箱買いする暮らしへ。そんなコピーのポスターにヒントが詰まっているかもしれない。 |