« 2008年02月 | メイン | 2008年04月 »

2008年03月26日

ロハスな四国

LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability) - 健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイル。 スローライフ、エコ、そしてロハスなど新しいライフスタイル用語が目に付きだした。ロハスをビジネスとして捉える企業も増えてきました。自然食品、オーガニックから始まって住宅も無添加住宅など暮らし周りがすべてロハス的な志向に流れているように思う。
 
 
今日は有機栽培や低農薬栽培で野菜をつくっている農家を5件回って取材、撮影をしてきました。天気も良く行く先々で見る豊かな自然に圧倒されてしまいました。先に書いたビジネス用語としてのロハスとは関係ないところでちゃんとまじめに食の安全を考えて農業に励んでいる人たちがいる。彼らはなぜ有機栽培、低農薬野菜作りをしているのか?なぜ手間を掛け、時間を掛けてもつくり続けるのか?僕は素直な意見をぶつけてみた、応えは皆同じ、美味しい野菜を作って届けたい、美味しい野菜を目指すことによって有機、低農薬に行き着いたのだという。
完全なオーガニックなど有りえない農業の仕組みが出来上がってしまっている今、見た目の美しさ、均等な形、大きさ。マーケット主導のつけが大きく圧し掛かる。
 
 
大きな空、温暖な気候、澄み切った空気。環境はまだある、手間と時間をかける愛情もある。土から育てる美味しい野菜づくりは子育てのようなもの、気の抜けない自然とちゃんと向き合っていくこと。食べてもらえれば違いはわかる、野菜を食べている顔の見える野菜作り、美味しいねっていう言葉を聞きたいだけ。
そんな彼らの言葉をそのままシンプルに伝えたいと思った。
夕日に染まった大きな空がそう言ってるようでした。
僕たちが次の世代に残せるもの、出来ること、宿題は時間をまき戻していくことかもしれない。

2008年03月25日

Aria

Aria 歌うように生きる、人生を謳歌する。音楽をこよなく愛する鹿庭さんがM’S SYSTEM 波動スピーカーを通して上質な音楽をロハスタウンtakamatuからお届けする素敵なグッドミュージックダイアリー、アリアがスタートしました。
M’S SYSTEM 波動スピーカー

M’S SYSTEM 波動スピーカー
自らドラムをたたく鹿庭さん、若かりし頃、東京でいい音楽を体中で感じてきたという彼の音楽センス、思いは熱い。詳しくはダイアリーを覗いてみてください。
鹿庭さんは僕と同い年、華やかな時を過ごした青春時代。今も輝き続ける佐野元春とは同級生だという。、波動スピーカーを通していい音楽を届けていきたいと、鹿庭さんの夢は今もあの時のままだ。街にいい音楽をと自らサイトを立ち上げたいと相談にきたのは昨年の暮れ。以来打ち合わせを重ねてきた。先日のumieでの「演奏家のいない演奏会」には、たくさんの方が集まって来てくれました。みんないい音楽を欲しがっている、そんな気がした。

鹿庭さんは100年続く鞄屋を丸亀町商店街で営んでいる、僕たちの若い頃の憧れの店であった。僕も若い頃、鹿庭さんの店のDMなどデザインしたのを思い出す。
商店街の再開発が始まっている。街は綺麗になっていくかも知れないが、賑わいを創出するためには音楽や芸術、映画などの人生を愉しむ文化が必要だと思う。これは僕の個人的な意見ですが、ソフトの無い街づくりなんて単なる箱でしかないと思う。これからの鹿庭さんの活躍が楽しみである。

レストラン三國

レストラン三國
そんなわけで、今日は丸亀町のレストラン三國の「Voir」でランチ。ちょっと贅沢なひと時、ある仕事が決まったお祝いにと僕がスタッフを誘った。

丸亀街
平日、昼の商店街はサラリーマンで賑わっていましたが、歩くだけの通りにみえたのは僕だけでしょうか。

2008年03月24日

情報の伝え方

umie

umie
今日も相変わらず忙しい。午前中は事務所にて打ち合わせ。3時からは珈琲「半空」の岡田君とumieで打ち合わせ、この土曜日に開催されるKent君のライブに出すメニューなどを決めた。
夕方からはあるサイトのデザインの打ち合わせ。夜はというと、あるデザインの仕事が決まり、その打ち合わせ。
そんなこんなで3月もあっという間に最終週になってしまった。今日のumieはいろんな方が来てくださり満席。ほんとにありがたいことです。若い人が多く見られたのは春の訪れを告げてる証。これから春休み、ゴールデンウイークと休みが続いて北浜も賑わってきます。 ちゃんと、しっかり、ゆったりとおもてなししたいと思います。

今日の北浜

今日の北浜
今日の昼過ぎ、Iさんが一年ぶりに僕を訪ねて来てくれた。地元の青年会の勉強会に講師としてきて欲しいとの話であった。
僕のブログを毎日見てくれていると言うIさんの熱さに、僕の心が揺れる。人の前に出て話をするなんて柄じゃない、先生とか学者でもない、現場の好きなあるデザイナーなのである。
お題は情報について、人、もの、コト、金の勉強会は良くあるらしい。うーん情報か、確かに僕はデザイナーでありながら、情報を常に意識したデザインを心がけてきたのは間違いないのだが。これも何かの縁と思い引き受けてしまいました。
実際の事例、体験などを通し、僕なりに感じていることを話そうと思う。僕のキャリアで役に立つのなら嬉しいことです。 時代の変化はものすごいスピードで加速している。コミュニケーションのとり方も複雑になってきた。僕たちデザイナーの関わり方もこの2、3年で大きく変化してきている。
企業も商品もサービスもその差が見分けがつかなくなってきた今、主役は消費者の側になってしまった。自分に必要としない情報は、瞬時にしてシャットアウトしてしまう堅い消費者たち。 プロの言葉が通じなくなっている。
ならば、僕たちは消費の現場にもぐりこんでいく必要があるだろうと思うのである。企業からの商品からの甘い言葉にはのらない消費の現場を知ることだろうと思う。情報は作るのでなく、見つけ出すことなのかもしれない。

2008年03月23日

kitahama turquoize

今日の北浜

今日の北浜

今日の北浜
ダウンジャケットをクリーニングに出し、ジャケットもシャツも衣替え。事務所のストーブも静かになってきた。北浜の空も海もいつのまにか春色、ターコイズブルーに染まっている。
そんな北浜を描いたサイト、「kitahama turquoize」を作ったK君というデザイナーの話をしようと思う。

K君は3年ほど前に僕の事務所でほんのちょっとだけ働いていた。30歳半ばを過ぎてデザイナーになりたいと面接にきた彼、面白い奴だと思い、お試し期間をつけた。結果は僕が駄目だしした。
その後、しばらくして北浜で顔を良く見かけるようになった。近くの印刷屋さんでデザイナーとして働いていると言う彼と、仕事を離れての付き合いが始まった。umieのイベントで手伝ってもらったり、事務所の床の塗装を一緒にしたり、引越しも手伝ってもらった。気が付けばいつも僕の近くにいるK君であった。自分の仕事を見て欲しいと持って来たり、事務所にも遊びにくる不思議なK君です。
そんなK君がちょっと見て欲しいとアドレスを送ってきたのが、この「kitahama turquoize」。ウェブは独学だという。写真もいつの間にか撮ったりして、それがまたなかなかいいのだ。知らぬ間に自分のサイトを独学で作ったことに、僕は感動した。サイトの出来は言うまい、そんなことはどうでも良く、やり通したことに賛辞を贈りたいと思う。
辛抱とか我慢とかが通じなくなってきた今、こつこつ、粘り強く、丁寧に作り上げた気持が嬉しい。

40歳になったK君、今、青春真っ最中です。 「kitahama torquoize」是非一度覗いてみてください。そして感想など聞かせてください。

2008年03月22日

土曜日に思う

珈琲半空

珈琲半空

珈琲半空

珈琲半空
珈琲専門店「半空」の岡田君から写真が送られてきた。珈琲、珈琲ゼリー、イチゴを12個使ったジュースなど岡田君自慢のメニューです。Kent FUNAYAMA 君のファンでもある岡田君が、前回に続きライブに友情出演してくれます。umieのキッチンに立ち、美味しい「半空」珈琲を煎れてくれます。お店をいつもひとりで切り盛りする岡田君、昨年のKent君のライブにコラボで参加して、みんなで何かをすることの素晴らしさを体験したようです。

Kent FUNAYAMA
一週間後の29日土曜日、Kent FUNAYAMAライブが迫ってきました。ニューアルバムリリース記念、新しい歌とKent君オリジナルポストカードプレゼントそして半空の美味しい珈琲を用意しています。まだチケットの余裕もあります。ぜひ皆さん春を感じにお誘い合わせの上お越しください。

空

子育て本
近頃、子育て本がやたら目につきます。ロハスキッズ、子供天然生活、mama's cafe、日経キッズなど団塊ジュニアたちとその子供たちをターゲットとしているらしい。
少子化と言われて久しいが、親が子供にかける愛情はお金と引き換えのようです。
住宅、ファッションに至るまで子供抜きではビジネスにならないのかもしれません。
今日、ある住宅メーカーさんの打ち合わせに行って家を購入したお客様の取材をしました。
家を決めるまで2年、あらゆるハウスメーカーの展示場を見てきたとのこと。見かけのデザインより暮らし方が見える家探しにと気持の変化を語ってくれました。消費の現場には一番の広告マンがいます。
今日の夕方から11時まで5時間余りある仕事の打ち合わせ会議に出席、男5人土曜の夜に仕事です。昨日のことが頭をよぎりました。ただ仕事として働く人と、ライフとして働きを考える人とどちらが幸せなんだろうか。お腹が鳴った。僕は今から晩ごはんです。

前の5件 1  2  3  4  5  6  7