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2008年03月24日

情報の伝え方

umie

umie
今日も相変わらず忙しい。午前中は事務所にて打ち合わせ。3時からは珈琲「半空」の岡田君とumieで打ち合わせ、この土曜日に開催されるKent君のライブに出すメニューなどを決めた。
夕方からはあるサイトのデザインの打ち合わせ。夜はというと、あるデザインの仕事が決まり、その打ち合わせ。
そんなこんなで3月もあっという間に最終週になってしまった。今日のumieはいろんな方が来てくださり満席。ほんとにありがたいことです。若い人が多く見られたのは春の訪れを告げてる証。これから春休み、ゴールデンウイークと休みが続いて北浜も賑わってきます。 ちゃんと、しっかり、ゆったりとおもてなししたいと思います。

今日の北浜

今日の北浜
今日の昼過ぎ、Iさんが一年ぶりに僕を訪ねて来てくれた。地元の青年会の勉強会に講師としてきて欲しいとの話であった。
僕のブログを毎日見てくれていると言うIさんの熱さに、僕の心が揺れる。人の前に出て話をするなんて柄じゃない、先生とか学者でもない、現場の好きなあるデザイナーなのである。
お題は情報について、人、もの、コト、金の勉強会は良くあるらしい。うーん情報か、確かに僕はデザイナーでありながら、情報を常に意識したデザインを心がけてきたのは間違いないのだが。これも何かの縁と思い引き受けてしまいました。
実際の事例、体験などを通し、僕なりに感じていることを話そうと思う。僕のキャリアで役に立つのなら嬉しいことです。 時代の変化はものすごいスピードで加速している。コミュニケーションのとり方も複雑になってきた。僕たちデザイナーの関わり方もこの2、3年で大きく変化してきている。
企業も商品もサービスもその差が見分けがつかなくなってきた今、主役は消費者の側になってしまった。自分に必要としない情報は、瞬時にしてシャットアウトしてしまう堅い消費者たち。 プロの言葉が通じなくなっている。
ならば、僕たちは消費の現場にもぐりこんでいく必要があるだろうと思うのである。企業からの商品からの甘い言葉にはのらない消費の現場を知ることだろうと思う。情報は作るのでなく、見つけ出すことなのかもしれない。

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コメント

6年選手さんへ

業界の中に留まらず僕たちは消費の現場からみたデザインの可能性を模索しています。6年選手さん、お互いに頑張りましょう。また情報交換しましょう。

いつも楽しく拝見しています。

私は、umieの近く(とはいえ、自転車で15分程の距離)

で生まれ育ち、現在は大阪でデザイン事務所に勤めています。名前の通りデザイナー6年目です。

今勤めている会社では以前は広告代理店さんからの仕事が多かったのですが、ここ3、4年、ラッキーな事に良いクライアントさんに出会い、直にやり取りをしながら季節ごとのキャンペーンポスターやカタログなども手がける事が出来ました。その仕事の中で、直にクライアントとやり取りをする面白さを知り、平面にとどまらないアイデアやその施設自体の立ち位置、これから向かうべき方向まで思いを巡らせながらデザインの可能性についても考えるようになりました。

香川に帰る度に人の少なくなって行く商店街を眺めながらもっとデザインで解決できる事があるんじゃないかなとぼんやり思ったりもします。

いつかどんな形でも、自分の故郷に関わり貢献出来たらと、小さな夢も芽生えています。

DNAさんのお仕事をこのブログを通して拝見していると
デザインの可能性を感じる事ができ、覗く度にわくわくしています。
まだまだ修行中の身ですが、これからもこのブログを覗き見しながらデザインについて模索して行きたいとおもいます。香川に帰った際には、またumieにお茶を飲みに行こうと思います。
長々と失礼いたしました。

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