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2007年05月21日

オリジナル

北浜の夕陽とバック
北浜の夕陽とバック
今日の夕暮れ、北浜の海の色と空の色があまりに綺麗なので急遽 DNAの新人Tちゃんをモデルに撮影してみました。umieが毎月出している香川朝日の広告全3段月号に使おうと思っています。でTちゃんが持っているバッグ、ヨットの帆を使っていて 実はumieのロゴ入りオリジナルです。しかもリバーシブル、かなりカッコいいです。このバッグはumieの店長がオーダーしたもので、作ってくれたのはgraphdesignの松岡さん、最近umieによく来られるお客様です。マリンスポーツ用のオリジナル商品を色々手がけています、一度HPをみてください面白いです。

僕が今一番したいのがこのオリジナルグッズ、umieのロゴが入ったいろんなものを作っていきたいと考えています。最近ではスティールファクトリーの槙塚君が作ってくれたアイアンのペーパーウエイトとマウスパッドなどがあり人気です。各方面の職人さん、作家さんとのコラボが出来たらいいと思います。
新メニューの試食
今日の夕食は夏に向けての新メニューの試食を兼ねて皆で食べてみました。前回よりさらに美味しくなっています。ベーグルサンドはどれも見た目も美しく、見るだけで美味しさが伝わってきます。
umieのスタッフが一生懸命作りました、間もなく出せそうですのでお楽しみに。
北浜の空
今日の昼前、ある方との会話です、情報誌が苦戦していて広告が取れなくなってきているそうです。情報はただの時代、ネット広告への移行、そしてどんな会社でも、個人でもホームページを持ち、情報発信の手段を自分たちで持ったことなどの理由らしい。僕はそれだけではなく情報誌の作りそのものに原因があるように思います。ただ情報を集めたものに消費者はもう踊らない。
自分だけの情報を欲しがってる時代です、見て、手に触れて、手元に置いてくれる価値が必要だと思います。紙媒体は決して無くならないし、ネット社会になればなるほど、紙の文字が人間は欲しくなると思っています。人の五感を刺激するクリエイティブが必要です、いいクリエーションは全てを超えてくれると思います。

余力がたっぷりある大企業がしていたことを今は中小企業、個人がしなくては生き残れなくなってきています、そこにはやはりクリエイティブという経営資源を持つことではないかと思います。

2007年05月20日

あるがまま

北浜の海
北浜の海
北浜の海
北浜の海
昨日の夜、今週の仕事の流れなど打ち合わせした後、僕は事務所で寝てしまい、今ブログを書いています。今日もいい天気です。
このごろは朝晩まだちょっと肌寒いけれどとても気持ちがいい日が続いています。北浜から望む瀬戸内海もすっかり夏景色です。
一日の時の流れの美しさにただ、ただ見とれてしまいます。
この素晴らしい自然を目のあたりにしながら、毎日過ごしていると心が洗われます。日々の小さなことに悩んだり、人間関係にいらついたりすることなどどうでもいいと思ってしまいます。
松山からの学生さん達
ここのところよく僕のところに若い人たちが尋ねて来てくれます。
昨日も松山の学生さん4人が話を聞きたいとumieに来てくれました。松山でカフェを開くが上手くいく秘訣のようなものを聞きたいとのこと。周りから見る僕は事を成して成功した人と映ってるようです。そう思ってくれることには確かに嬉しいのですが僕などまだまだ人にモノを言える段階ではないと思っています。
話せるとしたら少しだけ経験した量の多さでしょうか、経験談は話せるけれど、成功の秘訣などないと思っているので話せません。
目の前の若者たちはみんな真面目そうですが、なんだか汗の匂いがしない、無菌な人たちに見えます。なにひとつ不自由の無いなかで育ちさらに自分のしたいことを探してる。
こんな事を思ってしまう自分はやだなと思いますが、汗を掻く経験をして欲しいと思います。自分で汗を掻いて見て初めて感じることが若者の特権だと思います。その中で失敗したり、恥ずかしいことをしたりしながら分かることがあると思うのです。
僕の偉そうな経験談を聞くより、まず一度経験してみることが大切だと思います。頑張れ若造、のCMを見てる気分です。
7月のオープン楽しみにしています、あるがままにやってください。
息子夫婦
同じくして僕の息子夫婦が新婚旅行の土産を持って来てくれました。旅先でのパンフレット等デザインの資料をたくさん持って帰ってくれたり、不要になったテニスのラケットを持ってきてくれたりした束の間の時間。特別なにも話さなかったがなんだかホロリとしてしまいました。
このように気がつけばいつの間にやら、僕はほとんど僕の年齢より下の人とばかり会っていることに気づきます。自分はいつまでも年齢など関係ないと思っているつもりでも回りがそう見てくれなくなってきてる、ちょっと歳を意識してしまうこの頃です。
いつまでもあるがままにいたいと思う自分もまだまだだと思います。

2007年05月19日

島のカフェ

ギャラリー作りの途中風景
森國酒造さんのギャラリー、カフェ作りが7月15日オープンに向けて一気に進んでいます。
メニューの試作
今日は朝から晩まで一日中、カフェで出すメニューの試作です。森國さん、高橋さん、三好さん、そして僕と川井、佃煮、もろみ、オリーブなど島の美味しい素材を集めてあーでもない、こーでもないなど賑やか、あっという間に一日が終わってしまいました。
メニューの試作
メニューの試作
なにも特別じゃなくてもいい、当たり前に島にある素材と、酒との融合、作っては食べて、また作る。
メニューの試作
メニューの試作
このギャラリーに来る、まだ見ぬお客様に喜んでもらう為、
まず、僕たちから、はじめよう、と思う。
高松行きフェリー
今日は一回目の試作、まずまずの出来あがりです。
食を作ることは島を描くことに通じる、森國さんの酒造りへのこだわりを描くことでもあります。

2007年05月18日

ブランド

イグレック・プリュスのパウンドケーキ
神戸北野ホテル、ホテルブティック イグレック・プリュスのパウンドケーキをお土産に買ってきたので食べてみました。東京丸の内にもオープン、ホテルメイドの食、おもてなしをコンセプトにショップ、レストラン、カフェとして展開しています。素材へのこだわり、デザインに至るまで全てに神戸らしいセンスを感じさせてくれます。
神戸北野ホテル
お店も色使いなど粋でお洒落、まるでフランスにいる気分にさせてくれます。
北浜は曇り
大阪、神戸と日帰りですが満喫してきました。大阪にはそこにしかない大阪らしさがあった。神戸には神戸にしかないらしさがあった。当たり前のようですがこのらしさを求めてみんな足を運んでるんだと思います。
高松に帰ってきて、高松らしさってなんだろうと考えてしまいます。僕は今、香川県の瀬戸内海に浮かぶ小豆島の仕事をしていますが、同じように小豆島らしさって何だろうと考えてしまいます。らしさがないらしさと言い方もできるかも知れない。今日食べた、ケーキには素材、技術へのこだわりが食べた瞬間に舌が感じてくれる。北野ホテルには総料理長の山口さんという人がいます。ただ一人の人間が創り出しています。こんなところにもヒントがあるように思います。コンテンツ作りも大切ですが、それを超えるのはクリエイティブしかないように思いますがどうでしょうか。

2007年05月17日

魅力

神戸
神戸
ここは神戸、平日の朝早くトアロードを歩く。子供たちが学校へ向かっていく姿がちらほらする程度でとても静かです。 北野ホテルで世界一と言われている朝食を食べた後、街を散策してみました。

神戸
神戸
立ち並ぶ家、レストラン、ショップ、教会など異国文化の香りが入り乱れていて、坂を上り下りするのも楽しくなります。

神戸
神戸
古いものを壊して新しくする魅力、古いものを残して新しい魅力に変えていく二つの選択がある。いつの時代も同じだと思う。

今日、僕の住む街、香川県庁に行く機会があり、展望室から高松の街を見渡してみました。人口約40万人のコンパクトな街。選択するほどの古いものは何も残っていないと思う。
この街で暮らし、働いている僕たちはいったい何を資源としていけばいいのだろうか?

神戸や大阪には若いエネルギーが活かせる場所がある、お金はないけど知恵やセンス、個性を発揮できる自由な場所が確かにある。そこには人が集まり、新しい文化が生まれ育っていく人の温度があります。

昨日、シェービング&エステを開いたFさんからお礼の電話を頂いた。僕たちの仕事ぶりに共感し、頑張りますと話してくれました。デザインは人を幸せにできるいい仕事だと思うと共に、いい人との出会いはデザイナーを大きく育ててくれます。

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