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2007年05月20日

あるがまま

北浜の海
北浜の海
北浜の海
北浜の海
昨日の夜、今週の仕事の流れなど打ち合わせした後、僕は事務所で寝てしまい、今ブログを書いています。今日もいい天気です。
このごろは朝晩まだちょっと肌寒いけれどとても気持ちがいい日が続いています。北浜から望む瀬戸内海もすっかり夏景色です。
一日の時の流れの美しさにただ、ただ見とれてしまいます。
この素晴らしい自然を目のあたりにしながら、毎日過ごしていると心が洗われます。日々の小さなことに悩んだり、人間関係にいらついたりすることなどどうでもいいと思ってしまいます。
松山からの学生さん達
ここのところよく僕のところに若い人たちが尋ねて来てくれます。
昨日も松山の学生さん4人が話を聞きたいとumieに来てくれました。松山でカフェを開くが上手くいく秘訣のようなものを聞きたいとのこと。周りから見る僕は事を成して成功した人と映ってるようです。そう思ってくれることには確かに嬉しいのですが僕などまだまだ人にモノを言える段階ではないと思っています。
話せるとしたら少しだけ経験した量の多さでしょうか、経験談は話せるけれど、成功の秘訣などないと思っているので話せません。
目の前の若者たちはみんな真面目そうですが、なんだか汗の匂いがしない、無菌な人たちに見えます。なにひとつ不自由の無いなかで育ちさらに自分のしたいことを探してる。
こんな事を思ってしまう自分はやだなと思いますが、汗を掻く経験をして欲しいと思います。自分で汗を掻いて見て初めて感じることが若者の特権だと思います。その中で失敗したり、恥ずかしいことをしたりしながら分かることがあると思うのです。
僕の偉そうな経験談を聞くより、まず一度経験してみることが大切だと思います。頑張れ若造、のCMを見てる気分です。
7月のオープン楽しみにしています、あるがままにやってください。
息子夫婦
同じくして僕の息子夫婦が新婚旅行の土産を持って来てくれました。旅先でのパンフレット等デザインの資料をたくさん持って帰ってくれたり、不要になったテニスのラケットを持ってきてくれたりした束の間の時間。特別なにも話さなかったがなんだかホロリとしてしまいました。
このように気がつけばいつの間にやら、僕はほとんど僕の年齢より下の人とばかり会っていることに気づきます。自分はいつまでも年齢など関係ないと思っているつもりでも回りがそう見てくれなくなってきてる、ちょっと歳を意識してしまうこの頃です。
いつまでもあるがままにいたいと思う自分もまだまだだと思います。

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