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2009年05月31日

デザインは地域を越えていく・・・

タルトオポム

タルトオポム

タルトオポム
フルーツ、野菜の色がたまらなく涼しい。トマトのジュレ、オレンジとマンゴーのゼリー・・・。タルト・オ・ポムさんの夏色のスイーツたちの登場です。東京の伊勢丹での限定ショップを目の前にしてデザインコンセプト、プラン作りにかかっています。自然色をコンセプトにしたポムさんの夏色スイーツたち、どんな夢を咲かせるのだろうか。僕達もわくわくしています。

Kent FUNAYAMA
涼しいスイーツの後は、透明感溢れる優しい音楽、umie friendsのひとり、Kent FUNAYAMA君から新作CDが届いたのでさっそくみんなで聴いてみました。昼過ぎの静かな事務所にKent ミュージックが流れる、Kent君らしいほどよい心地良さ、響きがいい。7月20日、umie friends liveで会いましょう。楽しみにしています。
5月31日、日曜日。晴れ、今日は午前中はテニスのレッスン、日差しは強いけれど爽やかな空気がシャワーの後にとても心地よかった。
昼には事務所に行き、締め切りの仕事をする。umieの店長から電話があり、東京のデザイン会社の方が小豆島の森國酒造のカフェに寄り、僕のことを聞いて会いに来てくれたという。事務所で会い、地域に関わるということなどいろいろ話をした。ブームではなく、この先10年、20年の話ができる人は多くはいない、そして大きなことではないかもしれないが僕たちデザイナーでしか出来ないことをやりたいと。
東京のクリエイターも地方のデザイナーもみんなもがき、悩んでいる。ただ消費のみをするデザインに疑問を感じ、デザイナー自身が何ができるのか模索しだしたのだと思う。今日、突然にこの高松で東京の方とこんなリアルな話ができる時代になったという事実。時間、距離なんて関係なく今を語れることこそ新たな未来を予感させてくれていると思う。

2009年05月29日

デザインとは?

今日は小豆島へ、お客様の工場へお邪魔して仕上がったパッケ−ジの組み立て、商品の入れ方など説明に行ってきました。
こだわった手作業のものづくりにさらにひと手間をかけること、ものに息吹を吹き込んでいくことがデザインだと思います。
ひとつの商品が生まれるまでに多くの人の手間と知恵、そして時間がかかっています。
できるだけ多くの人に手にとって買ってもらいたい、そんなつくり手の思いをデザインは可能にしてくれると思います。
 
 
 
 
お昼ごはんをとぜひ行ってみたかったオリーブの井上誠耕園さんのカフェ、忠左衛門へ。
生憎予約で一杯では入れずちょっと中を見せていただきました。
オリーブ畑から見下ろす瀬戸内海、オリーブの香りがいっそう美味しさを感じさせてくれます。
 
 
 
 
打合わせが終わり、久しぶりにその足で さんへ。
春になり、多くの人が待ち望んでいたカフェの再開は酒蔵を活気づかせていました。
ここはやっぱり何時来てもいいな、素敵な場所だなと思いました。
酒造りと共にこの場所はいつまでも変わらない皆の居場所であり続けて欲しいと思う。
これからのことと、今しなければならないことがる。
夢の先へ、僕達ができることを話しをしました。
 
 
 
 
 
 
もう何回島へ渡ったことだろう?僕はこの島への移動時間が好きだ。
なにもしない1時間という時間の長さが程よいのかもしれない。

2009年05月28日

デザインの仕事を考える

今日は朝から倉敷へ、昨夜は朝まで提出するデザインプラン、資料作りをみんなでしました。
ぎりぎりまで試行と思考の繰り返しです。
終わりは自分たちで決めること、どこで終わるかがデザイナーの資質だと思います。
不器用なだけかもしれませんが可能性の限りを尽くすことが僕達の仕事のやり方です。そんな生き方をしていたいと思います。
 
 
打合わせが終わり、いい結果を報告するために事務所に電話をしました。
お疲れ様、そんな一声が聞きたくてみんな頑張れる。

今時そんなになぜ働くの?とよく聞かれますがデザインという仕事はこういう仕事なのだと応える。
人生を重ね合わせていける仕事に出会えるなんて幸せなことだといつもそう思っています。
そんな仲間に出会えることも幸せです。

さすがに眠い、今日は早めにおひらきです。

2009年05月25日

デザインの新しいミッション

四国サイコウダイガク

四国サイコウダイガク
四国をもう一度考えるー再考、もう一度元気にするー再興、そしてもっと気持ちいい場所にするー最高へと語呂合わせのような「四国サイコウダイガク」の開校式が開催、サンポートホールまで行ってきました。今回は開校講座としてPAOS代表の中西元男さんと50年来の友人というカメラマンから瓦師に転じた山田脩二さんの話を聞く事ができました。70歳というおふたりの話はデザインとカメラマン、瓦師からみた今を鋭く切り取って、新しいものの見方、考え方など説得力のある興味深い話でした。経営と向き合うデザインの新しいミッションは地方にいる僕らデザイナーも同じ、表現としての形というデザインではなく企業の経営を見据えたデザインとの関わりは当然今を考えているデザイナーはみなそこにぶつかっていると思います。デザインの価値を根本から見つめ直す時期に来ていると思います。

jagda

jagda

jagda
GRAPHIC DESIGNERS JAGDA(グラフィックデザイナーなど日本のデザイン界を担う2600名余りのメンバーがいます)から面白い本が出ています。
若手からベテランまで世代、領域、地域を超えて、それぞれの過去、現在、未来を語っています。グラフィックデザイナーの仕事とは?一般的にはどこか勘違いされていてただ表層を整えるのが仕事ではなく、お客様と社会に潜在的に眠る、うごめく何かにかに形を与え、コミュニケートすることが、デザインという仕事の本質だと書かれています。

サンポート

サンポート

サンポート
自動車、電気製品、住宅など今までの既存のビジネスが殆ど破綻しています、ならばどうするか?デザインという新しいフィルターをかける事で新しい視点、発見があり、その中から新しいビジネスが生まれてくる、そんな気がしています。

北浜

北浜
5月29日のフェリアードのライブはおかげさまでたくさんのお申し込みを頂きました。有難うございます。定員に達しましたので申し込みを終了させていただきます。これからも皆様に喜んで頂けるいい音楽を厳選して届けていきたいと思います。

2009年05月22日

街と暮らしとデザインと

高松

高松

高松

高松
僕の仕事場は北側が瀬戸内海に面し、南側に街中と挟まれ、一日の殆どが自転車で用が足りるコンパクトな場所で仕事をしています。事務所はumieから歩いてすぐのビルの5階、僕の机からは海、島、空が眺められ、一日の時間の流れを目で感じながら日々過ごしています。

D.N.A

D.N.A
今街が、暮らしが、デザインが危ない。贅沢な時間、環境と背中合わせに、街の衰退は暮らしの元気を無くし、広告、デザインの入る余地が無くなってきて危機的状況に陥っています。僕の事務所の階下にいたデザイン事務所は先月末に出て行った。そしてこの頃は解散、分裂、廃業の話を耳にするようになった。景気の悪さは今年になってさらにスピードを増しているそんな感じです。
バブル後の不景気は自分たちが撒いたものだが、この不況は世の中のあらゆるシステムの限界から来ている気がしています。働き方、暮らし方、生き方などあらゆるものの根底から考え直さなければならなくなって来ているそんな気がしています。

佃煮
今日は美味しいご飯の撮影をしました。愛媛産のちりめんじゃこの佃煮です。
熟練した職人さんが昔ながらの直火、鉄釜でじっくり炊き上げたこだわりの逸品です。美味しいご飯と佃煮があれば十分、もう何もいりません。

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