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2007年12月18日

創作するというエネルギー

お父さんの絵

お父さん
親父から絵の展覧会を見に来いとの誘いの電話があり、仕事の合間に香川町役場の図書室の一角にあるギャラリースペースに寄って来た。受付に座っている親父は穏やかな顔で談笑していた。親父とは近くにいながら会うのは久しぶり、相変わらず絵を描き続けているようだ。定年を機に始めた絵ももう20年ぐらいになるだろうか、数年前にはアトリエまで作り創作活動へのエネルギーは衰えを知らない。僕の仕事も絵を描くものと思っている親父は、会うたびに描いた絵を見せては感想を聞いてくる。
当時の親父の年齢に近くなった僕は、親父が書いた絵を前に親父に似てきている自分に気が付いた。
親父の描く絵は決して上手に描こうとなんて思っていない自由な線、タッチが踊っていた。
型にはまらない自由な考え方は僕が受け継いでいくのだろうと思う。
親父の飽くなき創作へのエネルギーは、僕にまだまだ頑張れといっているようです。

息子
昨日、DNAに広島からわざわざ仕事の依頼を兼ねて相談に来てくれたお客様がいました。
umieのオープン時によく通ってくれたそうで、当時のumieの話をしてくれました。今は広島で暮らし、ホームページを通してumieを楽しんでくれているいう。今日は久しぶりにumieを感じて帰りますと嬉しい言葉。
こんなちょっとした思い出、記憶がまた僕たちと繋がった、嬉しさと感謝の気持でいっぱいです。
水面
そして今日の夜10時半過ぎからある会社のオーナーさん、スタッフの方との打ち合わせがあった。デザイン提案と考え方を聞いて頂いた。
来年の事業の計画を左右する大切な打ち合わせは時間を忘れ、時計は午前2時を指し、深夜にまで及んだ。オーナーさんと僕たち、お互いプロフェッショナル同士の真剣勝負の場でした。
もっと、もっとという気持ちがある会社は、新しいことに常に挑んでる。受けて立つ僕らを大きくしてくれる。

2007年12月16日

趣味と仕事と

はじめての手仕事展

はじめての手仕事展

はじめての手仕事展
先日ブログに書いた「はじめての手仕事展」に行ってきました。会場は塩上町にある雑貨LuLuさんの2階。
階段を上がると、たくさんのお客様で溢れていてびっくりしました。主催者のひとりnanaeさんにヤナさん似合わないなーなどと冷やかされましたが、確かにこの雑貨の雰囲気、会場に居るママさんたちに圧倒されてしまいました。子育てと生活、そして趣味の域を超えた雑貨づくり、なんともママさんパワーのすごさにはまいりました。
nanaeさん曰く、決して趣味の域を超えず、仕事にはしたくないという。だって仕事にすると楽しむことができなから。日々の充実感、達成感を得たいと言う。HPを立ち上げ、ブログもやり、自分を表現している。ブログにはたくさんのコメントが入り、同世代のママさんネットワークが出来上がっている。情報は瞬くまに伝わっていく。
プロ顔負けの恐るべしママさんネットワークです。手でものを作る、ハンドクラフトがママさんの間ではブームです。料理も、雑貨作りも好きなことをやり続ければ、専門家になっていきます。帰りに頂いたパン、手作りはんこの出来栄えにまた驚きでした。nanaeさんこれからもさらにパワーアップしていいもの作ってください。

漂泊
初めての手仕事展を見た帰り、大工町にある漂泊さんにお邪魔してきました。店主のブログに書かれていたフリーペーパーを見せてもらいました。一つは東京発信のGOLDEN metro min、人気スター、文化人、東京最新事情などフリーペーパーとは思えない贅沢なつくりになっています。もうひとつは北九州市の雲のうえというフリーマガジン、地元で頑張る人たちの姿が普段目線で丁寧に描かれています。北九州市役所が出しています。何も無い地方の何気ない日常、そこにあるなんでもないことの魅力を上手く作り上げています。
フリーペーパー花盛りですが狭い視点だけでなく、今日のフリーペーパーのように勝手にひとり歩きして全国に伝わっていくものは作り手の思いが伝わってきます。
僕もいつかはumieのフリーペーパーを作りたいなと刺激になりました。漂泊の店主さんいい情報をありがとう。

umie
そんなことを思いながら北浜に着いた。umieを眺めながらフリーペーパーをますます作りたくなってきました。

今日の玄米食
今日の玄米食はお粥です。水から炊き上げて玄米の芯がなくなるまでじっくり炊きます。ゴマと塩を加えただけで十分な栄養が採れるとDNAシェフS野さん自慢のお粥でした。焼き鮭、納豆、塩昆布、たらこ、ご馳走さまでした。えーと今日はひとり700円でええわ、あんた店を出すつもり?

2007年12月06日

ものとモノとmono

森國さんの酒
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昨日、森國さんから絞ったばかりの今年の新酒「しぼりたて」生原酒を頂いた。森國さん曰く満足のいく味に仕上がった「しぼりたて」を早速飲んでみました。フルーティーな香り、さっぱりとしてて、のど越しのいい酒に仕上がっています。2000本限定、この20日から発売です。いよいよ仕込みが本格的に始まります。

槙塚鉄工所のマッキー
イームズサイドシェルフ
umieがオープンして以来6年間ずっと使っていたイームズサイドシェルフが壊れ、槙塚鉄工所のマッキーに修理をお願いしていたものが元の状態になり戻ってきました。6年間も使っていた愛着のある椅子だったので何とか直らないものかと槙塚君に無理を言って直してもらいました。かなり感激です。ありがとうございました。頼れる槙塚君です。 今日からDNAのインテリアとして飾っておこうと思います。umieには50脚ぐらいの椅子がありますが、どの椅子も僕の好きな物ばかり、いつかは壊れるものと思いながらも少しでも長く使っていきたいと思います。

LuLu
one day handmade shop 「はじめてのてしごと展」あったか冬じたく 12月16日(日)・11:00〜4:00・塩上町LuLu(2F gallery)にて開催されます。雑貨が大好きな仲間たちのハンドメイド作品展です。そのひとりnanaeさんは昔(14年ほど前)僕の仕事を手伝ってくれてた元デザイナー、今は2人の子供に恵まれ子育てと雑貨作りの日々を送っているたくましいママです。このDMの写真は彼女から頼まれて僕が撮影したものです。詳しくはnanaeさんのホームページをご覧ください。あるデザイナーさんはまだ仕事やってるの?などと冷やかされたり、当時の話になるとなんだか懐かしい。いい時代であった。そんなnanaeさんたちの初めての手仕事展、見てください。

2007年12月04日

夢の途中

島津田四郎

島津田四郎

島津田四郎

島津田四郎
島津田四郎君がやってきた。先週umieで開催した島津田四郎アワーの反省会、と今後の展開について皆で話し合った。初めての試みではありましたが、お客様のたくさんの温かい声を頂きました。さらに楽しい時間にしていきたいと思います。

島津田四郎

島津田四郎

島津田四郎
ステージを離れた島津君は礼儀正しく、いつも僕たちにやさしい心遣いを忘れない好青年。今日も僕たちの意見、感想を真剣に聞いてくれました。本格的なリアルTVショーにしていくために、どうしたらいいか、毎回新しい試みを取り入れていくこと、田四郎君らしさをもっとだしていくこと、そしてさらなるエンタテイメントを目指していこうと話しあった。
今月は12月21日金曜日PM9:00スタートです。島津田四郎君と一緒に一足早いクリスマスを過ごしてください。楽しい企画も進行中です、お楽しみに。

umie

umie
珈琲と音楽と温かな時間、2007umie thanks day.。12月21日の島津田四郎アワー、23日〜25日はキャンドルナイト。29日はKent FUNAYAMA liveと有難うの気持ちをカタチにしていきます。
今日はこの期間限りのメニューも完成しました。8種類のディップで楽しむベーグルラスクです。美味しい珈琲、素敵な音楽と共にお召し上がりください。詳しくは明日UPいたします。

フォレスト酒蔵森國ギャラリー

神戸の学生さん
昨日の晩、神戸の学生さん上原さんが事務所を訪ねてくれました。卒論に地域の活性化をテーマにしたので、話が聞きたいと来てくれました。
彼女は小豆島内海の出身、お父さんは島のタクシーをしているとのこと。自分の故郷、自分の町の森國酒造さんフォレスト酒蔵森國ギャラリーの取り組み、リノベーションについて、また地域の活性化をどのようにしているのかなど質問がありました。
若い世代の上原さんから見た小豆島は、どの様に映っているのでしょうか?
島が好き、島に働く場所があれば帰りたいという彼女は、旅行会社に就職が決まったそうです。若い世代の感性を呼び戻すことも、地域の活性化に繋がるのではないでしょうか?
彼女たちこそ地域の活性化に役立つ一番の宝かもしれない。

2007年12月02日

人とモノとこころの間に生まれるもの

 
 
 
 
 
 
 
SALT404のオープンルームが盛況のうちに終わりました。この2日間で予想を上回る100人以上もの方が来てくれました。リノベーションという新しい住まいのあり方、また新しいオープンルームの提案に共感してくれたことが何よりも嬉しい。見て、触れて、感じてもらうだけでなくそこにいる時間までも体感してもらえるオープンルームへ・・・
今回はインテリア、雑貨、アート、そしてBGM、音までDNA僕たちの考えをカタチにさせてもらいました。
今をリアルに生きる人たちの感性に響くこと、リノベーションという新しい価値の創造へひだまり不動産さんと建築デザイナー山上さん、そして僕たちの挑戦でもありました。人とモノとこころがひとつになることで生まれてくるもがあります。それは心地よさであったり、新鮮な驚きであったりします、そしてそれは感動だったりします。
デザインはその人とモノとこころを結びつける魔法の接着剤のようなものだと思います。既存の不動産業界に新たな領域をと果敢にチャレンジしているひだまり不動産のうっちゃん、ひろさんの思いを僕らはデザインと言う視点でカタチにしています。お二人の人間としての魅力が僕たちに勇気を与えてくれている。
この2日間、この現場に居合わせることが出来て感謝の気持ちと幸せを感じました。
サポートしてくれた各ショップのオーナーさんたちへ、本当に有難うございました。

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