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2008年01月16日
雨は上がり、そして日は昇る
冷たい雨が残り、夜へと向かう街はどこか寂しく、悲しい。
悲しみは何時だって突然にやってきて意地悪だ。
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悲しみを乗り越えて希望へと変えるのは時の流れに身をまかせるしかない。 それでも、雨はいつか上がり、日はまた昇り、輝きを見せてくれる。 |
人の幸せの量と悲しみの量はきっと同じだけあるんだろうなと思う。 そしてその幸せの質、悲しみの質とが絡み合って、 人それぞれに与えられているのかも知れない。 今日はただ悲しい。 |
今夜は突然の通夜の知らせが入り、深い悲しみのなかでいます。 仕事の最中での出来事だったという、多くの弔問に彼の仕事ぶりが現れていました。 |
昨日の店長、松下さんのブログが素敵ですので見てください。umieと共に歩んできたこの5年半、あらためて記事を読み返してみました。当時の僕は悲しみのどん底で喘ぎ、立ち上がろうとしていた時期でした。umieはそんな僕の想いがたくさん詰まっている場所。 この5年半、umieを通じてたくさんの方との出会いに勇気と元気をいただきました。そして僕の悲しみは希望へと変わってきています。ありがとう。 |
2008年01月15日
今日という日を
今日は昼からうっちゃんのリノベーション住宅、ふくちゃんの撮影に行ってきた。窓辺から差し込む日差しが気持良かった。屋上から見る景色は東には屋島が横たわり、西には高松のビル群が連なり、青い、大きな空に包まれていました。 |
夜のDNAは先客万来、仕事関係のKさん、Bさん、小豆島・森國酒造さんのスタッフYさん、umieで働いてくれてたM君。今年初めて会う人が尋ねてきてくれ、賑やかなひと時でした。 |
結婚式から一夜明け、気の抜けたビールのような、ちょっとけだるさを残している。 年が明けてもうなのか、まだなのか一月も半ばになった。今年は特別目標を立てずにいる。目の前のことをちゃんとすること、一日、一日を積み重ねていこうと思っている。 その延長線上にいい結果が得られるのではと考えている。今日という日を大切に生きようと思う。 |
2008年01月14日
夢よ舞い上がれ
素晴らしい青空、天候に恵まれて、清々しい結婚式であった。はちきれそうな娘の笑顔は眩いばかり、ほんとうに幸せに溢れていた。末席の僕はただただじっと見守るしかできなかったが、たくさんの友人、良き先輩方に囲まれた賑やかな宴は明るい娘らしくて良かった。娘と腕を組んで歩いたバージンロードは、僕の心にきっといつまでも忘れないだろう。 |
2人で考えたというサプライズ、ケーキ入刀変わりの鏡割り、娘からのビデオレター、空高く舞っていくバルーン、見つめる家族、親戚、友人たち、今日ここに集まってくれた方々のやさしさを思う。 ふたりからの親父への花束贈呈に、おふくろがいないのが残念であった。 ちょっと寂しげな親父の背中はそう言っているようだった。 |
こんな時にしか顔を合わせなくなった、遠く離れて暮らす僕の兄貴や弟たちも、いい親父の顔になってきた。またな、ととんぼ帰りでそれぞれ帰って行った。 娘は今頃は2次会だろうか、そして僕はというと少し休んで、今は事務所でこの日記を書いている。この何ヶ月か娘とちょくちょく会い、話ができたのが僕は嬉しかった。中学生くらいからかまってあげなかった僕を恨んでるかなと思っていた。結婚式の案内状、スライドを作って欲しいといってくれたのは本当に嬉しかった。おかげで生まれた頃から僕の知らない頃までの写真を娘の成長と共に見ることができました。 息子、そして娘が新しい家族となっていき、すこしづつだが僕の心の中の何かが変わっていっている。寂しいとか悲しいとかじゃなく、どこかぽっかりこころに穴があいたような気持ちです。僕が泣いたか、泣かなかったかは今は言えません。 |
ここのところumieと関わったいろんな方達から嬉しいメールが続いています。umieで働いていたことのある人、umieに旅行できてくれた方々、たった一度の出会い、少しの時間を共有しただけなのに、みんな何かを感じてくれていることに喜ばずにはいられません。 この6年間、何かを望まず、ただumieらしさをとやってきました。今、こうしてメールを読んでいると涙がでそうです。umieもちょっと、ほんのちょっとづつですが、何かが変わろうとしています。ひとつの役割を終えたような気持ちというか、これ以上の幸せを作り出すことの必要性を感じなくなってきているのかもしれません。変わらないことがumieの変わるということなんだと思うのです。 |
2月のLove Love umie、珈琲と甘い時間とラブソングの特別サイトをアップしました。一度覗いてみてください。バレンタインに合わせてumie friends達が帰ってきてくれます。それぞれ視聴できますので、聞き比べてみてください。 2月9日は、ドートレトミシーのkyo-sukeとyoko。umieをイメージして作ってくれた曲名もumieです。歌い上げるkyosukeの心の叫びを感じてください。 2月14日バレンタインデーには、ノーザンブライトの新井仁さん、umie friendaの頼れる兄貴格、umieを日本一とはばからず公言してくださる新井さんは、umieにぴったりのコーヒー&シガレッツです。どこか懐かしさを感じるこの歌は、僕もつい口ずさんでしまいます。 そして2月最後は、島津田四郎アワーVOL.4です。1月18日金曜日の田四郎アワーVOL.3に続いて毎月1回開催しています。島津君の歌はshimazu tashiroそのものです。彼の歌を望んでる人達に最高のプレゼントタイムです。 お申し込み、お問い合わせはumieトップページをご覧ください。 |
2008年01月13日
ほんのちょっとの
北風が舞いだす冬の北浜は寒い。赤錆びたトタンに囲まれたumieはひざ掛け、ストーブの灯り、カタカタいう蒸気の音に、外の寒さのぶんだけ温かさを感じてしまいます。 暖房設備が整った施設の暖かさでは感じない温もりがあります。そこにはたぶん人の心のなかにある遠い記憶が蘇ってくるのかもしれない。怪我をして病院までおんぶをしてくれた母さんの背中の温もりだったり、無口な親父の手の温もりだったりするのかもしれません。誰もが持っている、いつまでたってもこころのどこかに残っている温もりがあります。 |
いよいよ、明日というか今日というか娘の結婚式です。ブログに書いたためか、会う人ごとに結婚式の話になり、泣くか、泣かないか、絶対泣くよなんて言われてちょっと戸惑って無口になっていく自分がいます。なんとなくそわそわしてるのでしょうか、こころが落ち着かないでいるのが今の心境です。 今日は雨もあがり、久しぶりに太陽を見ましたが北浜の海は波高く、冬の色をしています。 |