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2007年07月10日

未完の魅力

スティールファクトリー槙塚くん
スティールファクトリー槙塚君の手づくり一点もの作品、アイアンで作られたチェアーです。背の部分の丸く穴があいたところが、テントウ虫をイメージして作られています。
鉄の持つ男っぽさと丸く開いた背のかわいらしさが魅力です。DNAの事務所移転の記念にと買ったものです。
今回、森國ギャラリーのカフェ用にとこれと同じものを4脚作ってもらいました。一度座って見て下さい。

スティールファクトリー槙塚くん
鉄工所内ににアトリエを構え、廃車、錆びた鉄の塊、トタンなど彼の捨てられないものたちで埋め尽くされたそのアトリエは廃墟の様相、まさに槙塚ワールドです。

スティールファクトリー槙塚くん
スティールファクトリー槙塚くん
スティールファクトリー槙塚くん
スティールファクトリー槙塚くん
いつか島にでっかいオブジェを作りたいが彼の夢。鉄をアートに、ここにもひたすら夢を描く青年がいます。

スティールファクトリー槙塚くん
umieと森國ギャラリーの考え方は同じです。完成する一歩手前の魅力、オープンしてからいつも変化していけるゆるさというか、隙を残したいと思っています。悲しいけれどハードは完成された瞬間からその魅力を失っていきます。5年、10年と年月をかけて完成していく空間づくりへ、いつ行っても何か新しい魅力が発見できる場所であって欲しいと思っています。

今日の朝、スタッフとのミーティングを開いた。僕たちの存在意義は何なのか、どこまでが仕事で、どこまで関るのか、お客様のために最善を尽くすこととはなど、かなり激論になった。
昨日の夜中、NHKの番組、プロフェッショナルを見ていた。365日医者であれとプロの医者は言う。同じくサッカーの試合後のオシムさんが、激高した記事を読んだ。90パーセント勝っていても、最後の詰めの甘さが最大の問題だと先人は言う。そのことに気づくにはコトの大きさは違えど失敗を経験し、初めて分かることなのかも知れない。


タンカー
先日、北浜に大きなタンカーが入港してきました。
誘導するタグボートのように正しい方向へ導いていけるデザイン事務所でありたいと思う。

2007年07月08日

魔法の景色

新しいドア たたいた日
昨日のこと のように

そこからしか 見えない景色に
気づいてたの そう思うと素敵だね

ふと気づいたら 少しだけ
さみしさを 感じていた

グラスをおよぐ 果実をながめて
一粒の 涙がこぼれた

窓の外に広がる あの時と同じ海
そっと抱きしめられて

目の前に広がった ただそこにあるときを
やさしくそっと抱いた

波のおとが 記憶をなでたら
一粒の 涙がこぼれた

窓の外に広がる あの時と同じ海
そっと抱きしめられて

目の前に広がった ただそこにあるときを
やさしくそっと抱いた

忘れないでずっと あの時のにおいを
風がふいたら きっと

あの時にかかった 魔法よとけないで
これからもずっと とけないで


小豆島にて
小豆島にて
小豆島にて
小豆島にて
Kent Funayama君から素敵な詩とメロディが届きました。
何度も何度も聞き返してみました。
一緒に行った小豆島のあの日の記憶が蘇ってきます。
新井さん、竹腰さん、Kent君、Kumiさん、umieとDNAのスタッフ、そして森國酒造の森國さん。
umieでのライブの翌日、まるで修学旅行に行ったように、 はしゃぎ、笑い、ひとつの時間を共有した。皆が感じたあのときの感動、記憶をKent君が唄にしてくれました。
森國さんや僕たちのために作ってくれたこの素敵な詩とメロディは、これから島を訪れてくれる人にもきっと伝わると思います。 Kent君のやさしさと人を想う気持ちが嬉しい、ありがとう。
今度は僕がその唄に写真を付けようと思います。ライブ当日、Kent君が唄ってくれます。BARのカウンターでひとり聴いてみたい唄です。

今度は小豆島で会おう、誰からともなく森國ギャラリー、カフェのオープニングライブが決まった。
あれから3ヶ月、森國ギャラリーも完成間近、ライブもたくさんの方の申し込みを頂き、後は当日を待つばかりです。

フォレスト酒蔵森國ギャラリー、いよいよ7月17日オープンです。


北浜にて
北浜にて
北浜にて
Kent君の唄を聴きながら今日のブログを書いています。
心地よい海風が窓からながれてきます。
僕のいる北浜umie、小豆島も瀬戸内海で繋がっています。
映る景色は違うけれど、どこか懐かしくて切なくて、同じ匂いがしてる。ここは人が人に還る魔法の景色があります。

2007年07月07日

オープン10日前

フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
森國ギャラリー、カフェ作りもいよいよ大詰め、カフェ、ショップ、ギャラリーとそれぞれ動きだしました。カフェでは料理、ドリンク等の試作が続きシュミレーション、現場の職人さんたちがカウンターに座りお茶を飲んでいる、ソファー席では森國さんが座って打ち合わせ、その合間をカフェスタッフのみっちゃんがドリンクを運んでいる、イメージしてたシーンが目の前で実際に起こっています、なんだかとてもいい感じです。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
森國さんも鉢巻でやる気まんまん、日本酒のカクテルの仕上がりのチェックにも真剣な表情です。さすがに絵になります。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
酒ギャラリーもライトアップされてとてもきれいです。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
ギャラリー玄関前に立つ森國さん、なかなか似合ってます。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
今日は最終の船の時間ぎりぎりまで作業が続きましたが、新しいことにみんなが動き出して現場に活気がでてきました。
オープンまで残すところ10日、森國物語の始まりです。

2007年07月05日

島の思い出

フォレスト酒蔵森國ギャラリーオープニングスペシャルライブ
小豆島へ行こう。酒と音楽と真夏の夜の夢・フォレスト酒蔵森國ギャラリーオープニングスペシャルライブ、おかげさまで定員に達しました。
遠くは東京、横浜、神戸からお申し込みいただき、まことに有難うございました。 森國さんをはじめ、出演ミュージシャン一同も喜びを噛み締めているところです。
いいライブを、とみんな張り切っていますので、楽しみにしててください。

フォレスト酒蔵森國ギャラリー
7月21日、当日は浴衣で来てくれた方には馬木の青年団よりお楽しみプレゼントを用意していますので、ぜひ浴衣でお越しください。
酒と音楽と真夏の夜の夢、ゆったりとした島の時間を過ごしてください。

新井さんとKentくん
このポラロイドは4月のumieでのライブ後、新井仁さんとKent funayama君と一緒に小豆島にいったときのもので、竹腰さんが撮影してくれたものです。いつまでも記憶に残る島の思い出を作ってください。

森國さんとスタッフのMちゃん
今日は森國さんとスタッフのMちゃんが事務所に来てくれ、料理、ライブ、パッケージデザイン等の打ち合わせなどをしました。できる事をちゃんとしたいというMちゃんも真剣な顔つきです。

7月21日、小豆島で会いましょう。

2007年07月02日

作る、使う、楽しむ。

クラフトアリオカ
クラフトアリオカ
クラフトアリオカ
栗、松、欅など木の素材を生かした、くり物とひき物の暮らしの道具たち。クラフト・アリオカさんに久しぶりに行って来ました。
僕が10年間近くあるインテリアショップのデザインをしていた頃、日本のクラフト展が開催されたりして、当時から有岡さんの作品は魅力的でした。

クラフトアリオカ
クラフトアリオカ
箸、スプーン、アクセサリーまで自然の木を今の暮らしの中へ、作る、使う、飾る愉しさ、心の贅沢を伝えてくれます。
今日はお父様の良益氏、息子さんの成員氏に色々木のことを教えてもらいました。木を知り尽くしたお二人の確かな技術とデザインに感動しました。

桜製作所のソファー
オフィースのソファが余りに素敵なので聞いてみると、40年ぐらい前に桜製作所で作ったものだそうです。いいデザインはいつまでもその輝きを失せないものだと改めて実感しました。
成員さんセレクトの作品たちは小豆島の森國ギャラリー、カフェにて展示販売します。より自然に還る、成員さんの言葉はまさに森國ギャラリーのコンセプトと重なります。香川の木工も頑張ってます。

スタミナポークベーグルサンド
ミネストローネ
umieの新しいメニューがお目見え、さっそく昼に食べてみました。
夏の元気をたっぷり、野菜をふんだんに使ったミネストローネ。生姜、ニンニクがうれしい、ジューシーなスタミナポークベーグルサンド。
umieで暑い夏を乗り切りましょう。

今日の北浜
今日の北浜は快晴、静かな月曜日でした。
今日は一日中、打ち合わせが続きました。直接、経営者さんとの打ち合わせは多くのことを学べます。本や理論だけでは得られない、今という時代の空気に触れられます。

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