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2009年05月05日

僕は家具をつくることを“仕事”にしている。

Semi-Aco
僕は家具をつくることを“仕事”にしている。
でも、“つくれない”モノがある。それは年月を経てキズが入り、色があせ、時には反りが出たような家具。キレイに、丁寧に仕上げることをやはり一番に考えてしまうSemi-Acoのものづくりとは、ある種対極にある存在。
でもumieで僕が魅了された家具たちは前者、経年変化によって風格を増した“味のある”家具たちだった。

Semi-Aco

Semi-Aco
僕の目指す“ものづくり”の要素の一つに“時間差を埋める”というのがある。目指すは年月を経た風格にも調和することのできる新品の家具づくり。
明日の最終日を残すのみとなった「小さな家具・身近な道具」展で感じることのできた手応えの一つに、“時間差を埋める”という課題に自分なりの答えらしきものを見つけることができたことが挙げられる。Semi-Acoのシンプルなものづくりは古いものや、ある種ジャンクなものとでも違和感なく馴染むことができる、と感じることができた。「小さな家具~」展に足を運んで下さった方々にはきっと感じて頂けたのではないか、と思う。umieというハコ(失礼!)と用意して頂いた古い什器、そしてSemi-Aco製品との調和が、空間に広がりと深さを持たせたというか。

Semi-Aco

Semi-Aco
Semi-Acoにとって初めての個展がumieで実現できたことを本当に幸せに思う。“ものづくり”という点に於いても大きな影響を受けた場所なのだから、当然なのかも知れないけれど、Semi-Acoという家族の思い、スタンスが、とても素直に表現できたと手前味噌ながら思っている。
高松に向う前日まで、“作業場夜の部”でガリガリものづくりに励んでいて身体はヘトヘトに疲れているはずなのに、umieという空間とSemi-Acoの製品に囲まれた途端に笑顔が溢れる。まだ小さい息子や、前乗りしてくれていた嫁さんは、きっと僕より疲れているに違いないけれど、やはりとっても楽しそうにみえた。

Semi-Aco
文末になって申し訳無いのですが、足を運んで下さった本当にたくさんの方々、本当に、本当にありがとうございました。製品を通じて、たくさんの写真を通じて、そして幾つかの会話を通じてSemi-Acoを身近な存在に感じて頂けたなら幸いです。また次にお会いできるのを楽しみに、日々ものづくりに励みたいと思っています。

Semi-Aco

楽しい時間は過ぎるのが早い。残り一日、たくさんの方々にSemi-Acoを感じて頂けるようガンバリます。“ユル~く”ですが。

加賀雅之

2009年04月25日

ゴールデンウイーク、音楽と木工の旅への誘い

TVからは今日から大型連休との話題が流れてきました。なんと16連休の会社もあるとか。羨ましさと驚きで一杯です。ETC・高速料金値下げも手伝って国内旅行が人気、また海外へ行く人もかなり多いという。
100年に一度の大不況、消費の減退の裏に消費者の賢い選択がはじまっているような気がします。
さて、umieはこのゴールデンウイークは休まず営業いたしますので旅行に行かない方、お仕事の方はumieでゆったり過ごしましょう(僕達もたぶんん仕事です)。29日からは飛騨高山の木工「小さな家具・身近な道具」展、そして30日には「風をあつめて」SAPATOSのライブを開催します。木の手仕事、素敵なライブに出会ってみませんか?

SAPATOS
「風をあつめて」SAPATOS in umie
草原のような木村純さんの優しさ、一本の木のような三四郎さんの伸びやかさ・・・。二人が魅せてくれるグッドミュージックの風景。
それぞれの場所に吹く気持ちの良い風に、また出会いにいらしてください。
ふたつの靴が帰ってくる(SAPATOSはポルトガル語で靴の意)。SAPATOS back in KAGAWA。

SAPATOS


SAPATOS

サパトス プロフィール
サパトス(Sapatos)とはポルトガル語で「靴」という意味。木村純(ギター)&三四郎(サックス)のアコースティック・ボサノバ・ユニット
石原都知事の提唱する東京ヘヴンアーティストの中でも最高の評価を受ける彼らの魅力はまさに真剣勝負のストリートライブにて人々の心を捉え続けてきた実績と、多くの美術館、お洒落なレストラン、パブリックスペースにて耳の肥えたリスナーをうならせてきたキャリアの深み、そしてボサノバを基調にこれぞグッドミュージックといえる洗練されたアダルトサウンドといえるでしょう

木村純 Jun Kimura(guiter)
13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。

三四郎 Sanshiro (saxophone)
バークリー音楽院で作曲、編曲を学び、卒業後はニューヨークを拠点にストリートパフォーマンスを展開する。渋谷でのストリートパフォーマンスが話題を呼び、テレビに特集され、「三四郎」(SONY)でアルバムデビューして以来12枚のアルバムを発表している。またオノヨーコさんの提唱するGOWでショーンレノンとレコーディングするとともに東京ドームでのコンサートに出演している。また、ジャマイカで「Bob
Marley」追悼記念コンサートに出演している。第31回ギャラクシー賞ラジオ大賞を受賞。ライブ活動を中心に音楽プロデュースなど、多方面にわたり精力的に活動している。
ふたつの靴が帰ってくる(SAPATOSはポルトガル語で靴の意)。SAPATOS
back in KAGAWA。

■4月30日(木)   
■北浜Alley umie  午後7時開場 8時開演      
■前売り3000円 当日3500円 ワンドリンク付 60名限定  
 高松市北浜町3-2北浜alley-h 電話087-811-7455


小さな家具・身近な道具


小さな家具・身近な道具

2005年高松でサラリーマンとして暮らし、オープン当初から通っていたumieの家具とそれを取り巻く空気感に影響を受けて家具職人へ転身を決めたひとりの青年がいました。彼の名は加賀雅之、35歳、奥さんと小さな子どもさんと3人暮らし。高山で木工を学んだ後、彼は高山の木工会社に勤務。同時に訓練校の卒業生2人と数年間放置されていた豚舎を自分たちの手で改修して作業場作りに着手。2007年Semi-Acoとして活動を開始。注文家具製作と同時に京都の「手づくり市」に出展。2009年活動拠点を全国の「クラフトフェア」へ移す。そんな彼とその家族と今年の初めumieで再会し、今回の「小さな家具・身近な道具」展に繋がりました。夢を夢で終わらせず、やりたいこと、ものづくりへの想いを形にしつつある加賀さん。先日高山へ行き、高山の自然、彼の作業場、仕事、そして家族との暮らしに接してきました。

小さな家具・身近な道具と共に彼の仕事場、彼と家族の暮らしに触れてみてください。

「小さな家具・身近な道具」展
東京から帰ってきて早6日、仕事に追われている毎日です。 僕達の仕事は考えること、探すこと、描くことの繰り返し。 判で押したような同じ仕事はひとつとしてありません。だから毎回時間がかかります。その日のうちに終わることはまずありません。 でもみんなデザインが好きなんですね。人に喜んでもらえることが やりがいになっているんですね。 今日を精一杯です。

2009年04月20日

再会

TOKYO

TOKYO

TOKYO

TOKYO

TOKYO
浅草橋のギャラリーに突然と現われたニシウラタマミさんと再会。ニシウラさんは昨年秋のumieでの展示会で出会い、そして僕とのトークショーから意気投合し遠く離れても何かとお付き合いさせてもらっている大切な友人です。DNAのスタッフからも姉御、タマちゃんと呼ばれて、ほんとみんな仲がいい。
そんなタマちゃんと新橋の飲み屋で一杯、男ひとり分が悪く僕は先にホテルに帰ったが話したいことが山ほどあった。でも元気なタマちゃんの顔を見てそれだけでいいと思いました。僕のいなくなった酒場で何を話たのだろうか?ちょっと気になる。今度はumieで会いましょう。

TOKYO

TOKYO

TOKYO

TOKYO

TOKYO

TOKYO
秋葉原、アメ横、浅草、新宿、銀座、丸の内・・・
東京の表と裏を歩いた2日間、僕はデザインとは?を考えていました。
高松に戻った今もまだ答えを見つけられずにいます。
日々、情報は変わり。僕のこころも日々変わっています。

2009年04月16日

天使の歌声、フェリアード

4月30日のSAPATOSに続いて5月29日金曜日には地元香川で人気のボサノヴァデュオ、フェリアードがumieに初登場します。
美しいピアノ小山寛治さんとヴォーカル山本なつきさんの天使のようなピュアでやさしい歌声をお楽しみください。詳しくはHPにアップしました。試聴もできますので是非ご覧ください。フライヤーもまもなくできますのでお楽しみに。
フェリアード

フェリアード

フェリアード
SAPATOSの木村純さんに見出され、芦屋レフト・アローンや東京でもLIVEを行った実力派の2人。聴く人のココロもカラダもやさしく包み込むなつきさんの歌声があなたをボサノヴァ・ワールドへと連れ出します。今回は、波動スピーカーの奏でる自然の音の響きとフォトショートムービーもあわせてお楽しみいただけます。
フェリアード
美しいピアノとヴォイスの響き。
その日わたしたちは音楽と映像の旅に出る。
feriado live 2009.5.29.FRI
■日時:5月29日(金)
  OPEN19:00 / START20:00
■料金:前売り3,000円 / 当日3,500円(1ドリンク付き)
■定員:60名
■チケットのお求め・お問合せはウミエ店頭またはメールにて。
 高松市北浜町3-2北浜alley-h 2階 
 TEL (087)811-7455 Mail:info@umie.info
 チケット申込み締切/5月22日(金)

Farm Colors Caramel
ネットお申込み特典
ネットでお申込みいただいた方には、先着10名様にタルト・オ・ポムさんの有機野菜とフルーツで作った「Farm Colors Caramel 4個入り」をプレゼントいたします。

プロフィール

山本なつき
山本なつき:(ボーカル・ギター)
香川県丸亀市出身。京都外国語大学(イスパニア語学科)在学中に歌とギターを始め、アメリカンフォーク、アイリッシュ音楽を中心に京都府
内で活動。その後、メキシコでの留学、就職を経て様々なラテン文化に触れる。帰国してからボサノバの神様ジョアン・ジルベルトの世界に魅
了されブラジリアン音楽を開始。2007年ボサノバデュオ フェリアードを結成。フェリアードとはポルトガル語で「休日」の意味。いつ聴いても、どこで聴いても休日の気分でリラックスして欲しいという意向。猪熊弦一郎現代美術館、おかやま国際音楽祭、讃州井筒屋敷(紙彫刻家、中村耕二さんとのコラボレーションイベント)、金毘羅宮奉納演奏、その他カフェ、ライブハウス、お寺などで出演。岡山、神戸、東京など県外にも活動範囲を広げつつあり、県内では、丸亀町商店街壱番街 ドームライブでレギュラーを務める。
http://feriadonatsukikanji.blog98.fc2.com/

小山寛治
小山寛治:(ピアノ)
岡山県出身。ホテルで中華料理の修業中、そこでピアニストの奏でる音 に耳を傾け、見よう見まねで自己特訓するうちに、そのままピアノの仕事も横取りしてしまった超地獄耳のピアニスト。以来20年、「僕は創るのが好き」がロ癖で、その時の気分、その時の雰囲気、その時の お客さんの顔でその音は様々に形を変える。ボサノバ、ジャズ、ラテ ン、ブルース…ジャンルを問わず音楽を追求する彼は、垣根のない心豊かなサウンドを生み出す。

umie

umie

umie

umie

umie

umie
昨日の昼下がりのumie、「演奏家のいない演奏会」の準備をする鹿庭さんとフェリアードの山本なつきさんとライブの打合わせ。今回のライブのテーマは「美しいピアノとヴォイスの響き。その日わたしたちは音楽と映像の旅に出る。」です。なつきさんの歌声に合わせたショートムービーを流します。
夜に行なわれた「演奏家のいない演奏会」で実際にそのムービーを見ながら音楽を聴いてみました。映し出された美しい風景、自然と波動スピーカーが奏でるライブな音とがイメージを膨らませて、まるでどこかへ旅したような気分にしてくれます。
ネットでのお申し込み特典も用意していますので、お早めにお申し込みください。

2009年04月15日

演奏家のいない演奏会 in umie VOL.2

space aria

space aria

space aria
スペースAriaの鹿庭さん主催の波動スピーカーが奏でる「演奏家のいない演奏会in umie」の2回目が開催されました。今夜のテーマは春、ボサノバ、ジャズ、クラシックからユーミンの名曲「瞳を閉じて」、「海を見ていた午後」までカニワさんの幅広い素敵な選曲とトークで春を楽しみました。まるで本物のミュージシャンのライブ会場にいるような、そして息使いまで聴こえてくる臨場感は驚きです。
素敵な音楽と映像は遠い過去へタイムスリップしたよう、記憶の旅とでもいいましょうか。ユーミンはいつ聞いてもほろりとしてしまいます。演奏会の後はお客様が持ってきた好きなCDを波動スピーカーで視聴したり、和やかなひと時になりました。この「演奏家のいない演奏会」in umieは毎月1回umieのお休みを利用し定期的に開催していく予定です。umieイベントブログ、僕のブログでお知らせしますのでお気軽にお越しください。

SAPATOS

SAPATOS

SAPATOS
今夜も波動スピーカーで聴きましたが、昨年大好評だったSAPATOSがやってきます。

「風をあつめて」SAPATOS in umie
草原のような木村純さんの優しさ、一本の木のような三四郎さんの伸びやかさ・・・。二人が魅せてくれるグッドミュージックの風景。
それぞれの場所に吹く気持ちの良い風に、また出会いにいらしてください。
ふたつの靴が帰ってくる(SAPATOSはポルトガル語で靴の意)。SAPATOS back in KAGAWA。

サパトス プロフィール

サパトス(Sapatos)とはポルトガル語で「靴」という意味。木村純(ギター)&三四郎(サックス)のアコースティック・ボサノバ・ユニット
石原都知事の提唱する東京ヘヴンアーティストの中でも最高の評価を受ける彼らの魅力はまさに真剣勝負のストリートライブにて人々の心を捉え続けてきた実績と、多くの美術館、お洒落なレストラン、パブリックスペースにて耳の肥えたリスナーをうならせてきたキャリアの深み、そしてボサノバを基調にこれぞグッドミュージックといえる洗練されたアダルトサウンドといえるでしょう

木村純 Jun Kimura(guiter)

13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。

三四郎 Sanshiro (saxophone)

バークリー音楽院で作曲、編曲を学び、卒業後はニューヨークを拠点にストリートパフォーマンスを展開する。渋谷でのストリートパフォーマンスが話題を呼び、テレビに特集され、「三四郎」(SONY)でアルバムデビューして以来12枚のアルバムを発表している。またオノヨーコさんの提唱するGOWでショーンレノンとレコーディングするとともに東京ドームでのコンサートに出演している。また、ジャマイカで「Bob Marley」追悼記念コンサートに出演している。第31回ギャラクシー賞ラジオ大賞を受賞。ライブ活動を中心に音楽プロデュースなど、多方面にわたり精力的に活動している。


SAPATOS
■4月30日(木)   
■北浜Alley umie  午後7時開場 8時開演      
■前売り3000円 当日3500円 ワンドリンク付 60名限定  
 高松市北浜町3-2北浜alley-h 電話087-811-7455

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