umie
土曜の朝、僕はたいていumieのここに座り、コーヒーと新聞と、新しい本を読みながら過ごす。 昨日までの一週間を振り返ったり、明日からのことを思ったり、デザインのことを考えたり、経営的なこと、自分のこと、頭の中でいろんなものを整理する時間でもあります。 この席は、僕のお気に入りのテーブル。ここからは、店内が見渡せ、お客様の表情を見ることができるからです。 実は、このテーブルは、僕の仕事机で、MACが入る前、手作業でデザインしていたときのものです。1,100×2,700とかなり大きい。素材はひのき。柳沢広告室を始めたときに作ってもらったもので、Yチェアもその時に記念に買った。 あれから10年、無垢の板は、キズだらけ。あちこちにタバコの跡、ふし目のさけ、色もアメ色に染まっていますが、変わらず、今でも僕のお気に入りの場所となっている。 |
昨日の夜、森國酒造の取材に来られた、日経BP社のプロデューサーの方と森國社長、PR会社の妹尾さんとumieで歓談。たまたま秋田、長野、岡山、高知と生まれ故郷の違うメンバーが揃い、地域性の話で盛り上がりました。見渡せば、umieのテーブルには、様々な人達が集まっています。 手前が僕たちのテーブル、その奥には、森國社長と同じ、四国の企業家グループが集い、また女性同士、カップル、ひとりの男性等々。それぞれが、それぞれに合ったテーブルに座っていて、umieらしいいい雰囲気でした。 |
今日のブログを書いていると、TJ Kagawa発行のKagawa
Cafe Bookが手元に届きました。 香川のカフェ130店が掲載されていて、umieもトップページ4Pにわたって書かれています。ありがたいことです。 umieの記事は、ライターさんの主観で書かれていて、読んでいて楽しい。第3者の目で見るumieと僕の考えるumieとは当然違う。また、umieのお客様が受け取るumieも、また違うと思っている。 umieに足を運んでくれる方、そのひとりひとり持つイメージがumieなのだと僕は思っている。イスも、テーブルも、本も、音楽も、メニューも。umieにはルールが無い。お客様も、男女、年齢に境が無い。いつも変化している途中が、umieらしさだと思っています。 この場をかりて、TJ Kagawaのライターさんにありがとうです。 |
今日の北浜は、一日中雨。僕の頭は、まだいろんな事がぐるぐる、整理できないままです。 |