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2009年05月06日

幸せの価値観

「小さな家具・身近な道具」展が終わりました。昨年の12月久しぶりにumieにやって来た加賀さんに会い、umieで展示会やろうよとの僕の一言で動きだした今回の展示会。僕は3月に高山に行って彼の仕事場を見て彼の仕事ぶりに接し、そして高山での暮らしぶりに触れてきました。30歳を過ぎて家具職人を目指したその想いの強さを肌で感じてきました。これは今、僕達が直面している不況、時代の閉塞感でしょうか?大きなことを望まず、一番になるだけを良しとせず、ただお金を稼ぐという働き方にNOという人たちが増えています。自分たちの暮らしを見つめ、そこから何かを生み出そうとする新しい生き方がある。ある人はお菓子作りを、またある人は野菜づくりをと幸せへの価値観が変わろうとしています。加賀さんのものづくりは作品ではなく、ものの後ろ側にある家族との生活まで描こうとしています。
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誰もいなくなったギャラリー、彼のもの作りへの想いが溢れていました。

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昼は事務所で、夜は遅くみんなで食事をしながら打ち上げ。いっぱい食べて、話をしてとても楽しいひと時でした。みんなが参加して、みんなで作りあげた展示会でした。そして僕達が得たこと学んだことも多く、とても意味ある展示会になったと思います。みんなに感謝です。ありがとう。

2009年05月05日

幸せの基準

5月5日、子どもの日。ETC効果で香川県のうどん屋さんの待ち時間がなんと3時間、4時間。長蛇の賑わいをみせた今年のゴールデンウィークもいよいよ後半に。umieで開催中の「小さな家具・身近な道具」展も早くも6日目、飛騨高山からやってきた家具たちも、やっとumieの場に馴染んできたと思っていたら、もう残すところ明日一日となってしまいました。初めての展示会、戸惑いながらもumieでの展示、毎日umieでいることの不思議さと好きな場所にいることを楽しんでいる加賀さん。県内にとどまらず県外からもたくさんの方に来て頂いて、多くの方との出会いに喜びを感じているようです。
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家族
今日はデザイン事務所の大掃除を1日かけてしました。そして夜、僕は息子夫婦、娘夫婦と久しぶりに食事を楽しみました。昨年の結婚式、そして今年も同時におめでたと重なり、この夏にはまた小さな家族が増えます。ついにおじいちゃんと呼ばれる歳になってしまいましたが、家族が増えるたびに幸せの基準が変わろうとしている自分がいます。

僕は家具をつくることを“仕事”にしている。

Semi-Aco
僕は家具をつくることを“仕事”にしている。
でも、“つくれない”モノがある。それは年月を経てキズが入り、色があせ、時には反りが出たような家具。キレイに、丁寧に仕上げることをやはり一番に考えてしまうSemi-Acoのものづくりとは、ある種対極にある存在。
でもumieで僕が魅了された家具たちは前者、経年変化によって風格を増した“味のある”家具たちだった。

Semi-Aco

Semi-Aco
僕の目指す“ものづくり”の要素の一つに“時間差を埋める”というのがある。目指すは年月を経た風格にも調和することのできる新品の家具づくり。
明日の最終日を残すのみとなった「小さな家具・身近な道具」展で感じることのできた手応えの一つに、“時間差を埋める”という課題に自分なりの答えらしきものを見つけることができたことが挙げられる。Semi-Acoのシンプルなものづくりは古いものや、ある種ジャンクなものとでも違和感なく馴染むことができる、と感じることができた。「小さな家具~」展に足を運んで下さった方々にはきっと感じて頂けたのではないか、と思う。umieというハコ(失礼!)と用意して頂いた古い什器、そしてSemi-Aco製品との調和が、空間に広がりと深さを持たせたというか。

Semi-Aco

Semi-Aco
Semi-Acoにとって初めての個展がumieで実現できたことを本当に幸せに思う。“ものづくり”という点に於いても大きな影響を受けた場所なのだから、当然なのかも知れないけれど、Semi-Acoという家族の思い、スタンスが、とても素直に表現できたと手前味噌ながら思っている。
高松に向う前日まで、“作業場夜の部”でガリガリものづくりに励んでいて身体はヘトヘトに疲れているはずなのに、umieという空間とSemi-Acoの製品に囲まれた途端に笑顔が溢れる。まだ小さい息子や、前乗りしてくれていた嫁さんは、きっと僕より疲れているに違いないけれど、やはりとっても楽しそうにみえた。

Semi-Aco
文末になって申し訳無いのですが、足を運んで下さった本当にたくさんの方々、本当に、本当にありがとうございました。製品を通じて、たくさんの写真を通じて、そして幾つかの会話を通じてSemi-Acoを身近な存在に感じて頂けたなら幸いです。また次にお会いできるのを楽しみに、日々ものづくりに励みたいと思っています。

Semi-Aco

楽しい時間は過ぎるのが早い。残り一日、たくさんの方々にSemi-Acoを感じて頂けるようガンバリます。“ユル~く”ですが。

加賀雅之

2009年05月01日

SAPATOS LIVE

SAPATOS

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ゴールデンウイークの合間、昨夜一年ぶりのSAPATOSライブが行なわれまし
た。SAPATOSが奏でる緩やかで上質な音楽と音楽を愉しむ人たちがひとつになった素敵なそして特別な時間になりまました。サックス、フルートを操る動の三四郎さん、ボサノバギターの音色そのものの穏やかな静の木村さん。SAPATOSとはポルトガル語で「靴」の意味。音色も人柄も違うふたりが放つ絶妙なコンビネーションが聴く人を魅了してしまう。
今回のSAPATOSの香川ツアーをプロデュース、音楽をこよなく愛するスペースariaの鹿庭さんもステージに誘われてたたいたり、今度umieで初ライブをするフェリア-ドボーカル山本さん、ピアノの小山さんも飛び入りでステージへ。それはまさに音を愉しむ大人たちが童心にタイムスリップしたような賑やかで愉快で笑顔に溢れていました。

SAPATOS

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SAPATOS
今回のライブは鹿庭さんが提唱している「街角に音楽を・・・」の一環で、umie他レストラン、テニスクラブ、マリーナ、丸亀町壱番街クリスタルドームなどいくつかの会場でも行なわれています。少しでも街に元気を届けたいそんな想いを持つオーナーさんたちが賛同しています。僕達もumie、そしてフライヤーなどデザインで協力、参加しています。この高松で香川でそしていつの日か四国中の街角で音楽が当たり前のように暮らしの中で楽しめたらどんなにか素敵なことだろうと思います。

2009年04月30日

みんな繫がってる。

ハンドメイドマーケット

ハンドメイドマーケット

ハンドメイドマーケット
素敵なイベント、ハンドメイド・マーケットを開催します。
10年ほど前のこと僕の仕事を手伝ってくれてたnanaeさん、今は主婦になり子育てと家業を手伝いながらハンドメイド作家をしています。そして同じく主婦をしながらハンドメイド作家をしている仲間達とハンドメイドユニット「plmage*」を立
ち上げて雑貨、子ども服、アクセサリー、パンやお菓子を作っています。
umieでのワークショップ、展示会などを経て今回は僕達とのコラボレーションが実現しました。子どもに優しい、生活の中から生まれた雑貨、服を展示販売いたします。umieも野菜やフルーツを使った絞りたててのフレッシュジュースバーをオープンします。お気軽にお越しください。

ハンドメイドマーケット

ハンドメイドマーケット
Re-Home!
ハンドメイド・マーケット
見つけよう!日々の暮らしの中から生まれる手仕事

ハンドメイドマーケット

ハンドメイドマーケット
コットン、リネン、レース、ビーズ・・・
なにげない暮らしの中にあって、そっとふれるたびに心がほっとしたり、
やさしい気持ちになれる、手仕事で生まれたものたち。
チクチクと針を動かし、せっせと心をこめて作りました。
ぬくもりを感じるやさしい手仕事のある暮らし、見つけてください。

■会 場 無添加ギャラリー「素心家」
   高松市林町2543-1 TEL:087-869-1666(日積工業内) 
■時 間 10:00~16:00

ハンドメイドマーケット
■Handmade雑貨の展示販売
Handmadeユニット「plmage*」のコーディネイトやHandmade雑貨、子供服、パンやお菓子の販売をお楽しみいただけます。

ハンドメイドマーケット
■しっくい親子手形体験
無添加しっくいを使って親子のメモリアル手形フレームをお作りいたします。(無料・限定30個/1家族1回のみとなります)

ハンドメイドマーケット
■手づくりジュースバー
人気カフェウミエがお手伝いする、フルーツや野菜を使った絞りたてのフレッシュジュースバーがオープンいたします。

semiaco

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umieで出会った、ひとりの青年とその家族の暮らしから生まれた小さな家具たち。昨日から始まった「小さな家具・身近な道具」展にたくさんの方に来ていただいています。飛騨高山の暮らし、ものづくりへの想いを感じてください。
明日からは加賀さんも高山から駆けつけてきます。6日まで開催です。
お気軽に声をかけてください。

umie

umie
今日は珍しいお客様がumieに。6、7年前のこと、デザイナー志望で女の子が面接に来てくれました。懐かしさと今もなおumieに来てくれてる嬉しい気持ちになりました。そして今日、同じようにデザイナー志望の女の子が九州から遥々やって来てくれました。umieに来たことがあること、最近umieのホームページを見て僕のブログを知り共感してくれたことなど話してくれました。
全然知らない遠くの人が今僕の前にいる。umieで知り、ネットで繋がっている。
こんなことが当たり前のようになってきました。時間や距離を越えて人との距離が近くなってきたことを強く感じています。

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