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2009年09月04日

夏の思いで・・・

オリーブ

オリーブ

オリーブ
8月11日、晴れ。早朝5時から陽が上る農園の撮影。あっという間に陽は上り、明るくなった。ただ一瞬をと夢中でシャッターを押した。撮影後足、腕が痒くてみると蚊に一杯さされてた。朝の空気がとても新鮮で気持ちよかった。

花火

花火

花火

花火
8月13日、晴れ。今日は花火大会、5階にある僕の事務所のからは花火が良く見えてそれは絶景。そしてなんとデザイナーのすみのの誕生日ということで毎年この日はみんなで鍋を囲み、ビールで花火を見るのを楽しみにしている。気が付けば北浜の海辺は浴衣姿の人で賑わい、お祭り気分も最高潮。色鮮やかな花火に人は何を思うのでしょう。

mt

mt
8月20日、今日も晴れ、暑い1日。今日はmtの限定新商品アニマル柄の撮影。僕の友人のこどもさん、はる君とおとちゃんにマスキングテープでいろいろ創って遊んでもらった。ちぎって貼って、ふたりは夢中。この様子はmtのHPでご覧いただけますので見てください。楽しいです。

映画
 
映画

映画

映画

映画

映画
8月23日、晴れ。この日は早朝からumieで来年公開予定の映画のワンシーンの撮影がありました。umieからは鼻の先の瀬戸内海に浮かぶ小さな島、女木島(めぎじま)を舞台にした映画でタイトルは「めおん」、めおんとは高松から女木島を結ぶ小さくて赤いフェリーの名前です。30人ぐらいでしょうか、たくさんのスタッフ、カメラマン、監督、出演者でumieは一杯、カット、カットの声が響き、まさに映画の撮影現場はこだわり。
映画ではどんなシーンになっているのか来年の公開が楽しみです。
今回この映画の地元協力スタッフとして頑張っている空間デザイナーの中山さんは僕と同世代で仕事仲間。この映画にかける思いは熱い。

まちこと真弓

まちこと真弓
この日の夜、突然umieにやって来た二人の女性。まちこさんと真弓さん。なんと、びっくり。25年ぶりの再会、その当時デザイナーとライターとして短い間でしたが一緒に仕事をした仲。いつの間にかまちこは東京へ、そしてNYへ行ったままであった。と思う。
ふたりはNYで一緒に過ごし、今は違う国で頑張っているとのこと。
高松に帰って会あう場所をとネットで検索していたらumieに辿り着き、僕の写真を見つけて驚いたらしい。25年ぶり、それも短い間の仕事仲間、それでも会いにきてくれるなんて嬉しいもの。25年、その年月はあっという間、いつかは故郷への思いはつのるという。
面影に懐かしさと、25年の人生の深みを感じた古い友人たちとの再会に乾杯。

DUCE

DUCE

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8月25日、晴れ。突然Kent君が神戸から遊びに来てくれた。umieでのライブを重ねると同時にぼくたちとの距離が近くなるKent君。何を話すでもなく焼き鳥屋でビールを飲んだり、一緒に早朝の温泉に浸かったりした。次の日はumieの店長他、スタッフみんなと直島にも行った。音楽、デザイン、カフェ、ただ好きなことと、それを仕事にし、さらに続けていくことの現実は果てしない努力を要する。思いの強さ、好きなだけでは辿りつけない道がある。果てしない道を知っているだから口にだしてはそんな話はしないでいる。
ただ一緒の時間を過ごして、帰っていく。帰る日、フェリーに乗るKent君と握手をした。
川面に映ったオレンジ色の月がネオンとともに輝いていた。

にっちゃん祭り

北浜
8月29日、晴れ、相変わらず暑い日。この日は、DNAスタッフのかわいのお父さん、弟がやっている会社の日頃お世話になっているお客様への感謝の夏祭り。ヨーヨー、金魚すくい、的当て、ビール、焼き鳥、ラーメン、カレー・・・。ちびっ子たちも大喜びでたくさんの方が来てくました。イベントと名をうった営業ではなく、手作りでもいい、こころから楽しめるものがいい。そんなことを思い出させてくれたたのしい夏まつりだった。

島津田四郎君と中村ジョーさん

島津田四郎君と中村ジョーさん

島津田四郎君と中村ジョーさん

島津田四郎君と中村ジョーさん

島津田四郎君と中村ジョーさん
この日の夜は曽我部恵一さん率いるローズレコード島津田四郎君中村ジョーさんのジョイントライブがumieであった。夏休み最後の土曜日、田四郎ワールドが炸裂、笑って、そしてニューアルバム「つぶやき田四郎」を歌った。ジョーさんはumie初登場。彼の歌う唄はどこか懐かしく、熱く、激しく、やさしさかった。僕にはかなりヒット。いいライブだった。

お宮参り

お宮参り

お宮参り
8月30日、晴れ。青空が高く、いい天気。娘の赤ちゃん、名前は「愛門」。あいとと読む。生まれて一ヶ月、この日はお宮参り、氏神さんにおじいちゃん、おばあちゃん、娘と婿と孫の愛門と行ってきました。そしてスタジオでの記念撮影。ひとつの命が繋がって、また家族が増えた。忘れかけてた日本人ならではのセレモニーに命の尊さを思う。

心花ちゃん

心花ちゃん

心花ちゃん
スタジオでの撮影がおわったこの日の夕方、携帯が入る。えっ。子どもがもうすぐ生まれる!。なんと尼崎にいる長男の嫁さんの陣痛がはじまって入院したという。今から行く。時計は午後6時、高速で走って3時間病院へ駆けつけた。生まれたての赤ちゃんと、息子、嫁さんの安堵した笑顔に会う。面会時間締め切り後の夜のこと、無理を承知で顔を見させてもらった。じじばかでしょうか。またひとつ小さな命を授かりました。感謝です。
滞在時間1時間、高松へとんぼ帰りです。いつもはすぐ眠たくなる高速道路、真夜中のドライブ、こころはどこまでも明るかった。

ながく更新していなかったブログを再会しました。8月の出来事、感じたことを一気にまとめてみました。まるで子どもの頃の書き忘れた夏の絵日記のようですが、見てください。

2009年09月03日

感性を育む・・・

くにとう幼稚園

くにとう幼稚園

くにとう幼稚園
園舎のリニューアルから早くも3年目、くにとう幼稚園の来年の園児募集パンフ、ポスター、HPの更新用の撮影に行って来ました。当時年少組みだった子供たちも年長組みになって元気に走りまわっていた。おとなしい子、ポーズをする子、お茶目な子、どんな子もみんなからだで目一杯表現してくれる。だからこっちも一生懸命、汗だくです。

オリーブ畑
昨日の朝はHPをデザイン、制作中のある農園の撮影、暑い中、スタッフの方々のリズミカルな動き、いきいきとした笑顔が朝の農園に似合っていた。
太陽を浴びて、土にまみれたその汗のなんと清々しいことか。すこし羨ましい気がした。
カラダで、感覚で動いていく姿、現場はとても美しかった。

好きな仕事、なりたい自分になる。誰もがそう思う。閉塞感漂う時代のせいなのか、個人の資質かよくわからないが、ただ間違わず確実に早く正解を求めることのみを考えるのはつまらない。そこから出来たものに驚きはない。想像を超える、発想を超えること、いろんな正解を導いていく感性、感覚を磨いていくことが大切だと思っている。

2009年09月02日

ボサノバに恋をして・・・

 
「umieでもお馴染みのSAPATOSのボサノバギタリスト木村純さんが率いるユニット、ボッサファンタジアが9月18日umieに登場します。
昨年秋のユーロボッサでは情熱的なバイオリンで魅了してくれた 森里子さん、そして今回はピアノ鈴木厚志さんを迎えた3人のユニット、ボッサファンタジアとして素敵なボサノバサウンドを届けてくれます。
程よい海風が舞う北浜、ゆるやかなボサノバのリズム、音色とともに秋の気配を感じてみませんか。
 
木村純 Jun Kimura (guiter)
13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。
その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。
ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。
 
森里子 Riko Mori(Violin)
北海道札幌市 出身
4歳よりヴァイオリンをはじめる。
1988年東京芸術大学音楽学部入学、澤和樹氏に師事。
在学中よりライブ活動をはじめ、オーケストラ、室内楽等に参加。
Mobil石油、JR東日本、JR東海、デビアスダイアモンド、雪印、マツダ等のコマーシャルレコーディングで演奏。
1992年同校卒業後、米国バークリー音楽院入学Jazzの理論と演奏を学ぶ。
Matt Glaser、Hal Crook両氏に師事。在学中学内アワード受賞学内外において多数のレコーディングに参加。また、ミュージカルや、様々なコンサート等で演奏。
1995年バークリー音楽院卒業、帰国後オーケストラ、室内楽、ソロ等の演奏活動の他、コマーシャルやNHK-BSのニュースオープニング曲等TV番組のレコーディングに多数参加。
2002年、ボサノヴァギタリストの木村純氏との出会いから、ボサノヴァに目覚める。
ライブ活動や、他のミュージシャンのレコーディングに参加する等、ジャンルを限定しない多様な演奏活動を展開中。
また、代官山音楽院の専任講師としての若手の教育に従事すると同時に、子供から大人まで年齢を問わない音楽指導を通して、音楽の楽しみを広めることに力を入れてる。
様々な活動を通して、ヴァイオリンでの新たな可能性を追求している。
ペギー葉山、近藤真彦、サパトス、Maya、等多くのミュージシャンと共演。
 
鈴木厚志 ピアニスト・作曲家
4才よりピアノを始める。子供時代は練習曲やクラシックの課題曲よりもフォーク、ロック、ポピュラー音楽に強く興味をしめす。その後14才の時ドビュッシーを知り、フランス近代音楽に目覚め、取り付かれたように研究に没頭する。
高校時代にはジャズ(特にフリージャズ)、ラテン、フュージョンなどとも出会い、バンド活動なども行う。
進路や音楽ジャンル選択に悩みながらも国立音楽大学ピアノ科に入学し、4年間はおとなしくクラシックの勉強に専念し、首席で卒業。矢田部賞受賞。 読売新人演奏会出演。 卒業後、全国各地を初めとして、ワルシャワ、ミュンヘン等での演奏活動とともに作曲活動を開始。ラテングループのピアニストとして活動している時にブラジル音楽と出会う。中でも特にサンバに強く引かれ、傾倒。パーカッション等の経験を通じてブラジルのリズムの研究に没頭する。
現在、日本では珍しいブラジル音楽専門のピアニストとして各地ライブハウス等で演奏活動を行う。
2001年5月にレコーディングの為ブラジルに渡り、ボサノヴァのCDのアレンジを手掛ける。
作曲家としては、数々の室内楽曲、ピアノ協奏曲、コマーシャルソング、ラジオ番組のテーマソング等を手がける。
また、他人を笑わせることが大好きで、持ち前のアイディアを駆使したパロディー音楽には熱狂的なファンも多い。
ピアノ曲集「ピアノの為の画集」、CDブック「ピアノ・で・アミーゴ」を出版。

■ボッサファンタジア 香川ツアー 「ボサノバに恋をして」
■9月18日(金)     
 pm7:00〜open pm8:00〜start
 \3000(ワンドリンク付) 
 
音楽や僕達の仕事であるデザイン、TV、新聞、雑誌、広告業界などもそうだけど、デジタル化による情報発信環境の変化、そして世界的な経済不況で存在そのものの価値を問われています。「変わらんといかん」と誰もが思い、感じ、叫びだしている。
変わるということは、また土を耕し直し、種を植え変え、水をやり、育てていくように、も一度、原点に戻ることだと思う。モノを創るという原点に立ち戻ることだろう。
環境の変化に負けないものづくりの熱い気持ち、ハングリーさを思い出そう。
 
 
今日の夕食は頂いた海鮮ちらし丼、経理を手伝ってくれてる安藤さんが娘さんと一緒に作って持って来てくれました。
ぴりりと冥加、すだちが利いててとても美味しかった。
贅沢なそして元気の出る海鮮ちらし丼、ありがとう。

2009年09月01日

想いを描く・・・

 
HINATAさんは以前D.N.AでHPを作らせていただいた光華ようちえんの園児のママです。
ようちえんのHPを気に入っていただき、ご自身のHPも依頼していただきました。
「商業書道」をフリーでされていて、新しいお客様と出会うためにHPを作りたいとのお話でした。
HINATAさんはおじいさんが書道家で小さい頃から大学まで書道の世界で生きてきたエリート。
ですが、自分のために書をかく「古典書道」に疑問を感じ、お店の看板やロゴから、命名やお祝いのプライベートな書など、誰かのためにもっと自由な書をかきたい!という想いから「商業書道」の世界に足を踏み入れました。
また書のライブパフォーマンスも行うなど、とっても情熱的で素敵なHINATAさんです。
女性ならではのしあわせ感であなたの想いを描いてくれます。ぜひHPをご覧ください。
モノを生み出す方との仕事はいつも真剣勝負、お互いのこだわりとセンスのぶつかり合いですがその緊張感がいい仕事に繋がっていく。そこがまた楽しいのである。
 
 
急激な経済環境の変化のなかumieは8年目に、DNAは10年目に入ったこと、個人的には7月、8月と立て続けに長女、長男に孫が誕生したことなど。
自分の周りも大きな変化がありました。またそれらに伴う自分自身の心の変化がありました。
ただ前を見ていた頃があった。ただ夢を見ていた頃があった。そんなことが懐かしく思い出されたりした8月でした。
そんな終わりかけの夏とはじまりかけた秋が交差した今日この頃、美しい夕日に元気を、輝く月に少しの勇気をもらいました。
長らくブログを休んでいましたが今日からまた再開しますのでよろしくお願いします。

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