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2009年03月24日

飛騨高山へ

今回の飛騨高山行きにはいろんな意味を持っていた。
一つはこのゴールデンウィークにumieで開催する「小さな家具・身近な道具」展の家具職人加賀さんに会うため。
この目で彼の仕事場、彼の仕事ぶり、彼と家族の暮らし方、そして高山の空気を感じたかったからです。
umieで出会い、umieの家具に刺激を受けてサラリーマンから家具職人の道を選び、飛騨高山へ移り住んだ加賀さんとその家族。ただカフェとそのお客さんであった関係が今回の企画展にまでなぜ繋がったのか、僕はいつも思う。
なにか意図、目的があってことを起こすのではなく、ただそこへ自然と向かっていくようなことが大切ではないかとこの頃感じてる。
その関係性をどこまで繋げていけるのかは関わる自分でしかないと思うのです。
こんなことを確認したくてわがままを聞かせてもらいました。
もうひとつ今回はumieの店長も一緒に同行したことです。これから春、夏を控えて休みがとれないこととumieも8年目に入り、一度リセットして欲しかったからです。
今回の企画展はumieとumieで出会ったお客さんと生まれたもの、店長は今回の主役でもあります。
高山をカラダで感じてもらえたらと思いました。
たった2日間の高山でしたが、たっぷりの山々、水、自然と共有しながらの高山の暮らしに圧倒されてしまいました。
飛騨高山レポート、僕なりに感じたことを写真と言葉で書いてみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
冬が終わればすぐ次の冬の支度が待っている、そんな雄大な奥の深い自然と共に暮らし、家族とのちいさな日々の暮らし、そこから考えるちいさな家具や身近な道具たちがある。
加賀さんの無邪気な笑顔と深く刻まれた手のしわ、仕事場、作業姿。そして彼を温かく見守る奥さんと子ども。
しゃんとした冷たい空気が心地よかった。
 
 
 
 
 
今回、車で行こうと思っていたが、高山は急に天気が変わるらしいとの情報で急遽新幹線や電車を乗り継いでの旅となりました。
車窓から見えては小さくなっていく景色の移りかわりや電車を待つてる間、また空気までが変わっていく様を感じながらの7時間、こんな時間も旅の楽しさなのかも知れません。

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