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2009年03月15日
あー春だったね。
人が歩く影、湾岸では若者がギターを奏で、行き交うフェリーのデッキにも人の姿が、今日の北浜は暖かな陽気に包まれて春の訪れが一段と近くなっているのを感じました。 |
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眩い日差しを浴びて春が近づくとつい口ずさんでしまう歌が吉田たくろうの「あー春だったね」です。 いつになっても思い出すのは同じ風景、歳を重ねるのと合わせて季節と共に同じ歌があるのはとても幸せだと思います。 今日は午前中はテニスのレッスン、昼からは仕事。 できるだけ日曜日は休もうとみんなで話をしていますがデザイナーという仕事は時間で計れないものです。モノを創るとは単純にこういうことだと思います。身を削って、時間を割いてこそデザイナーという職業なんだろうと思う。そこには創るという生みの苦しみと創ったあとの喜びと人を楽しませたい、喜んでもらいたいという気持ちがそうさせているのだろう。 生産性、効率・・・今の時代に逆行した仕事かもしれないが、この道を選択した自分に誠実でいたいと思う。 |
2009年03月14日
響きあい、感じあうこと・・・
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無邪気な子どもの表情、お母さんの優しくて包み込むような自然な笑顔。 ここは無添加住宅のショールーム、電化キッチン、お風呂の他無添加住宅の安心素材をカラダで見て、触れて、感じることができる体感型ショールームです。 今日スタイリングをお願いしたのは普通の主婦の方、またお母さんと子どもさんも主婦のお友達です。実際の暮らしに近い、飾らない、素の家族の温かな空気間を描きたいと思いました。家を作るのではなく暮らしを創りたいという思いが僕らを動かしていく・・・。 売ろうとすれば逃げてしまう気まぐれな時代のニーズ。これからの時代は価格、サービス、品質を越えてシンプルにお客様と響きあい、感じあえることが大切だと思う。 新しい消費の場を自分たちで生み出していくには人、当たり前のような人の優しさではないかと思っています。オーナー、スタッフ、関わる業者の方々ひとりひとりのこころがひとつになること、これも当たり前のことかもしれませんがとてもシンプルで誰もがやろうとすればできることだと思います。僕達はいつもリアルな消費の場にいたいと考ええています。消費の場から考えるデザイン、これも響きあい、感じあうこと・・・ |
先日の大阪に行ったときの写真です。知らない街を目的もなくただぶらぶらするのも楽しい。この大阪、北浜の街はオフィース街でしたがビルに隠れて素敵なショップがたくさんありました。流行っているショップの現場にはどこも人の温度が溢れていました。 |
2009年03月13日
至福の時間
先日の大阪行きのレポート第3弾。ギフトショー会場での待ち合わせまで時間があったので北浜界隈をぶらぶらしてたら古い洋館をカフェにした素敵なカフェに出会いました。 異国情緒を思わせるブルーとホワイトの壁、テーブルクロス、カーテン、ティーカップ、そしてアンティークなノブ、看板。珈琲、紅茶、ケーキ、マフィンも丁寧に作られていて本物の味わい、至福の時間でした。この街には時を隔てた素敵なビルが残されていて上手く再利用している店がたくさんあり、古いものと新しいものとの交じり合いがとても新鮮でした。 |
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今日は朝から無添加住宅のショールームの撮影です。かわいい子どもさんとお母さんに来てもらい暮らしのシーンを撮影しました。体感型ショールームへ、人の温度が場を変えていきます。夕方からはかなり激しい雨が降っていますが一雨ごとに春が近づいているようです。今日の夕食はスタッフSさんのお母さんの差し入れ、鯖、穴子寿司と巻き寿司を美味しく頂きました。至福の時間をありがとう。 |
2009年03月12日
ポジティブに・・・
光を浴びて辺りは春がいっぱい、今日は新しい季節の息吹を感じながら香川町の図書館へ僕の親父の絵を見に行ってきた。 仕事を離れてから始めた絵画はもう15年以上になろうか、今も尚その創作力は衰えるばかりか、熱く語るその姿に叶わないなと思った。 親を追い越すほど僕は熱く生きているのだろうか?日々のどうでもいい小さなことに囚われていないか?本当に好きなことに夢中になっているか?夢中になるピュアなこころを忘れていないか?いつも親父と会うとシンプルに生きることを教えてくれる。 この夏、僕に孫が生まれる。そして僕は親父と同じようにおじいちゃんになる。 まだまだ、人生半ば。ポジティブに前を向いていたいと思う。 |
先日の大阪のギフトショーの帰りに梅田の近くにある中崎町へ、この街には古い家などを改装してカフェ、雑貨屋さんなどを営む若者達がたくさんいます。写真家の竹ちゃんはここでカフェとギャラリーをしながら好きな写真と音楽を志しています。 突然の来訪に驚いていたが、いつもそうなのだ。曽我部恵一のファン、そして彼を撮りつづけている。 サラリーマン生活を捨てて今は生活の全てが好きなことばかりなのだ。 彼はいつも夢を熱く語ります。そしていつも根拠のない自信を語ります。 けっして若くはないけれど、夢ノートを書き、夢を追い続けるそんな竹ちゃんが僕は好きです。 |
夢をもつことは年齢じゃないことを親父や竹ちゃんが教えてくれている。 頭のなかがぐるぐるするほど悩んでも、悲しんでもなおポジティブに前を向いていたい。 |