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2007年08月22日

変わらないもの

umieポストカード
umieポストカード
umieのポストカードはオープン以来6年間ずっと変らず使い続けています。6年前、僕はこの赤錆だらけのトタンに包まれた倉庫に出会い、魅せられ、ここで仕事をしたいと決めた。ドアを開けると大きな窓、その窓から広がる瀬戸内海はまるで映画館のスクリーンのようだった。そのときの驚き、感動をいつまでも忘れないようポストカードにした。もう何万人もの方に持って帰ってもらっているだろうこのポストカードは、umieそのものです。
残り少なくなったポストカード、後何枚刷ろうか迷っています。
北浜
今日は僕と同じ世代の仲間が打ち合わせに来てくれました。
かれこれ25年以上の付き合いになる。一人はコピーライター。
彼はまだ広告の先端を走り続けている。僕とは活躍の場は違いますが、会わなくてもどこかでいつも僕の近いところにいる気になる存在です。もう一人は広告業界から離れ、カフェのオーナーになった。そして今日、また新たな夢を語ってくれました。
会えば話はいつもあの時の話になる。いつまで経っても色褪せない、僕らの青春がそこにありました。僕らの時代が確かにあった。

2007年08月21日

天高く

青空
見渡す限りの青い空とダイナミックな白い雲。カメラに納まり切れない、広がる無数の白い雲は夏と秋とのせめぎあいのようです。
今日の昼食
とは言えまだまだ暑い。今日の昼食は一富士食堂へ。ご飯中盛り、味噌汁、たこ天、山芋に生卵、なすの煮物、もやし炒めに目玉焼き、酢の物と、よく食べました。
満足顔のスタッフたち
食堂から出てきたときの満足顔のアシスタントTちゃん。
スカイファームさんのまるごとつぶつぶいちごのカキ氷
もうひとつ、食堂の近くにあるスカイファームさんのまるごとつぶつぶいちごのカキ氷(練乳入り)を食べるTちゃんの満足な顔。
アップルパイ
満足な表情
ついでにもうひとつ、頂いた神戸の洋菓子アップルパイを食べるTちゃんの満足な表情。
おいしい誘惑には勝てません。今日はダイエットを忘れてがっつり食べた一日でした。
森國社長さんと倉橋夫婦
昼からumieで森國酒造の森國社長さんと仏生山のカフェアジールの倉橋夫婦とばったり。なんと倉橋夫婦はフォレスト酒蔵森國ギャラリーに行ったその帰りで、たまたまumieで森國社長さんに会えたという訳です。昼下がりのカフェに3人のカフェオーナーが揃いました。仏生山、北浜、小豆島とところは違えどその場所に合ったカフェのあり方を模索しているオーナー同士、話は尽きない。
高橋ちゃんとアシスタントTちゃん
夕方、umieで働いてくれてた高橋ちゃんが事務所に来てくれました。
かねてから和菓子職人に憧れてた高橋ちゃん。やっと来月から京都の老舗の和菓子屋さんにお世話になることが決まったと、報告に来てくれました。
男社会の和菓子作りの世界に飛び込む勇気、想いが伝わったのだろう。これから始まる修行の日々、19歳の挑戦です。がんばれ。
umie
こうしてumieには夢を持った人たちがたくさん来てくれます。夢をカタチにした人、その夢の途中にある人、今から夢を追う人、もう一度夢に向かう人、年齢も、夢のカタチもみんな様々。 umieで出会った方みんなの頑張りに僕らは勇気をもらってる。
いつまでも夢を語れるumieでありたいと思う。
umie
諦めないこと、続けること、自分を信じることしか道は無い。
その先にある夢を追い続けること、現実と夢との狭間で揺れるこころ、それでも前に行こうとする気持ちが優先するポジティブな生き方がいい。
人生ひとつの道で終われる人は幸せだと思う。ひとつの道が全ての道をを教えてくれるものだと信じたい。
北浜
今日の北浜は、暑さの中にちょっとづつ秋の気配が感じられました。
よく食べて、たくさん夢を語った一日でした。

2007年08月20日

それぞれのカフェシーン

DUCE
DUCE
夕方、牟礼町にある屋島テニスクラブさんに行って来ました。
テニスファンにビッグなニュース、世界で活躍した伊達公子さんと浅越しのぶさんのDREAM EVENTが決定。今日はその告知等の打ち合わせを、併設されているカフェDUCEでしてきました。 早いものでカフェDUCEもリニューアルオープンしてまもなく一年が経ちます。開かれたテニスクラブを合言葉に始まったカフェづくり。
昨年の暑かった夏が懐かしく思い出されます。
DUCE
屋島、五剣山に挟まれた絶好のロケーション、季節の移ろいを感じ、時の間を感じるひだまりのようなカフェ、ここにはいつも贅沢な居心地があります。
 
北浜
umie
umie
カフェDUCEは山、緑に囲まれ、umieは海、瀬戸内海に面しています。DUCEとumieは車でほんの20分位の距離にありますが、同じ高松にいながら全く違ったカフェ時間が楽しめます。
そこでしかない風景、時間、居心地、いつまでも色褪せず、変わらないそれぞれのカフェシーンがあります。

2007年08月19日

祭りのあとに

北浜
北浜
北浜
お盆も、祭りの賑わいも過ぎ、どこか寂しげな北浜の海。
夏の終わりを告げてるかのように、静かに朝を迎えようとしています。
聞こえるのは釣り船のエンジン音と、たまに行き交う車の音。
北浜
僕がこの北浜を撮りだして一年半近くになりますが、いまだ飽きない。
春、夏、秋、冬。朝、昼、晩。雨の日、風の日、晴れの日。
いつも違う表情をしてる。
写真は正直。僕の気持ちが落ち込んでいるときは写真も暗い。
元気なときは明るい写真に。
迷っているときはボツ写真になったりする。
北浜
カメラ片手に海沿いを歩いていると、いろんな人たちの事が浮かんできます。新井さんKent君は今日は銀座でライブをしているんだろうなとか、小豆島のフォレスト酒蔵森國ギャラリーの皆はどうしてるかなとか、Kyo-suke君は今日高松でライブだなとか、みんなの元気な姿を想像したりしてしまいます。
赤錆で覆われたumieだが、ここは僕の分身ここで、たくさんの友人の輪がひろがった。一年又一年とその存在を大きくしてるumieを眺めていると、もうちょっと頑張ろうかという気持ちにしてくれます。

祭りの後、みんなが帰ってしまいひとり取り残された寂しさにも似た、今日の北浜です。

2007年08月18日

次の時代へ残すもの

打ち合わせ
今、ある幼稚園のリニューアルに関らせて頂いています。
今日も朝9時から打ち合わせがあり行って来ました。 いつもオーナーさんを真ん中に、園長先生、先生がたをはじめ、設計士さん、現場の監督、電気屋さんなど皆の顔が揃います。
僕たちの仕事は、サイン計画からグラフィックツール、ホームページ、照明、カーテンに至るまでデザインを要する全てに関わる大事な役わりです。いつもながら緊張の連続です。ひとつひとつ投げかけられる質問に答え、決めていくことはエネルギーがいります。
建築とグラフィックが同時に同じ机に座り、言葉を交わす。
言語の違いをどう埋めていくかが僕の一番の仕事かも知れない。
ある幼稚園から
僕はこんな現場が好きだ。ひとつの目的のために皆が考え、動いていく。上から下への指示はない。それぞれの立場を理解し、意見を聞き、進めていく。皆で作る感覚がいいものを生み出す。
大人たちが今、子供たちに残せるものはなんだろう?
こんなところを議論して行く事で見えてくるものがある。
安全という規則のなかで、大人たちが残せるもの、それは手間と労力と愛情ではないだろうか。

今日の暑さをどう伝えるか言葉がなくなるほど、やっぱり暑い。
東京の新井さんからメールがはいり、10月のライブの詳細が決まりました。8月26日島津田四郎君を皮切りに、次々とumie friendsのライブが決まっています、9月はKent君、10月は新井さん、11月はKyo-suke君、と音楽漬けのumieになりそうです。
詳細は近日中にアップしますのでお楽しみに。

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