男のロマン
島で自分たちの新しい酒を造ろう。小豆島に35年振りに酒蔵を復活させた森國さんの拠点創りがいよいよ始まった。酒蔵の敷地内にある築70年は経つ佃煮工場であった古民家、森國さんの酒造りの思いをカタチにしたMORIKUNI
SAKE GALLERYにリノベーション。 いよいよ現場が動き出しました。古民家のリノベーションには手間がかかる、時間が掛かる、知恵が掛かる。人の情熱、想いなくしてうまくいかない。現場に立つ森國さんの背中にリノベーションへの決断をした頑固な意思を感じた。すべては今から始まる、まさしく男のロマン。 |
70年という時間をSAKE GALLERYとして繋げて、受け継いでいく。ここにはすでにこんな空気が漂っている。 |
僕は最初にここに足を踏み入れた時に感じた感動を信じたいと思う。 時間は再生できないだからこそ、この場所を選んだ。失われつつある日本古来の酒造りを受け継ぎ、自分たちの新しい酒を造る、森國さんの夢作りへの思いと重なっている。 |
手間を省き、効率が優先されている時代にあえて手間をかける酒造りを選んだ森國さんの思いをカタチにする人たちがいる。この人たちもまた手間をかけるプロです。手間を掛けることの意味を知っている人たちが集まりました。 |
昨日に引き続き、小豆島に来ました。まだまだやらなければならないことが山積みです。僕の仕事はumieでの経験、体験を生かし、いかに手間をかけ、それをデザインというカタチで包んであげることだと思っています。小豆島はまだ春の余韻がします。 |