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2007年01月21日

伝える力

LOVE LOVE umie
僕たちデザイナーの仕事は、「何かを伝える」ということだと思っている。
人の温度、語りかけるモノ、そして空気・・・。目には見えないイメージがブレンドされた時、不思議な「あ、なんだかいいね」と、人の五感に届きます。
D.N.Aは、そんなフィーリングをumieを通じてお客様に感じてもらうため、いつも新しい試みにチャレンジしています。

LOVE LOVE umie − いっしょに、あったまろ。今回、バレンタインに合わせて、特設サイトを制作してみました。
2月1日〜14日までのスウィーツ、ドリンクのバレンタインメニューの紹介、そして2月14日当日、午後7:00からのLIVE紹介では、イリーとコータのユニット、Kanadeの音楽を視聴できるようにしました。
コータこと山地君は、昨年11月にumieでライブをした、kyo-sukeのサポートで一緒に来ていて、今回は奏(Kanade)として、BASSとVOCALのユニットで来てくれます。ぜひ一度、視聴してみてください。
寒い季節になりますが、umieでいっしょにあったまろ。
※ライブはフリーですが、当日のumieバレンタインメニューをご注文していただいた方に限らせていただきます。

umie北浜
海辺の街、北浜にあるumie。

フェリー
28分毎に出入りするフェリーが、港に近づいてくる。

umie看板
umieの看板も、この5年で海の風、潮にさらされて、いい感じです。

umieのマガジンラック
OPEN前のumie。お客様を迎える準備ができました。

umieでコーヒー
誰もいないumieで、いつものコーヒー、新聞。僕の日曜日が始まります。

2007年01月20日

NEWS

うっちゃん四国新聞
うっちゃんこと、ひだまり不動産が、本日の四国新聞の経済面にNEWSとして掲載されています。
うっちゃんは主婦でありながら、リノベーションという新しい切り口で不動産会社を立ち上げた方。D.N.Aはうっちゃんのビジネスにデザインで関わらせて頂いています。
ネーミング、ロゴ、パンフレット、ホームページに至るまで、ブランディングを意識したデザインプランを提案。「小さい会社だからこそ、出来ることってあるはず。」がテーマでした。
個性(キャラクター)を全面に押し出し、他との違いを分かりやすくイラストで表現、ホームページもうっちゃん劇場をつくり、うっちゃんのキャラクターがアナログチックに動き、楽しく、面白く、リノベーションを伝えています。
こうして、うっちゃんは、TV、雑誌、新聞のNEWSに、当たり前のようになったりしていますが、これもうっちゃんの人間性、人柄によるところが大きいと思います。うっちゃんはとりまく人達を笑いへと誘い、喜ばせてくれるから、みんなうっちゃんのファンになってしまう。そして、とりまく人達の力を最大限引き出すことを知っているから、みんなノリノリになってしまうのです。
うれしいNEWSを、これからもどんどん提供してください、うっちゃん。
umieオリジナルマウスパッド
スティールファクトリー、槇塚さんが作ってくれた、umieオリジナルマウスパットです。前回のペーパーウェイトが大好評で、その第2弾登場!
umieオリジナルマウスパッド

全部で8枚限り、1枚1枚手づくりです。自分のパソコンに、アートなマウスパッド。バレンタインのギフトに使ってみませんか?
●umie オリジナルマウスパッド ・・・ 1枚 2,000円

今日は北浜に早く着いたので、事務所に寄らず、そのまま本屋さんへ。
北浜からゆっくり歩いて、片原町商店街に入り、オープンしたての丸亀町一番街を通り、丸亀町商店街へ。

コトデン 丸亀町壱番街
飲み屋街 本屋さん
開店準備をしている店主。掃除をしている店員。仕事先へと急ぐ自転車、灯りの消えた飲み屋街・・・静かな土曜の朝です。

2007年01月19日

新芽

ネコヤナギ
事務所にこもった日が続いていたが、今日は朝早く、小豆島の森國酒造さんへ打ち合わせ。春のような陽気、とても爽やかです。
昼に高松に戻り、ガーデンズさんにて、ある案件の庭のあるテラス風景の撮影です。スタイリングはガーデンズの宮本さん、ガーデンズさんのオフィスはとても素敵で、撮影場所としてたまに使わせて頂いています。
その撮影終了後、ガーデンズさんの庭に咲く冬の花々を撮影。季節を待たずに、ポカポカ陽気に誘われて、ネコヤナギが新芽を出していました。
おじぎしている花
フェリー
久しぶりに太陽のもと、たっぷり自然に触れ、そして新しい事業を展開されている、森國さん、宮本さんに会い、元気もたっぷりもらった一日でした。

2007年01月18日

揺らぐこころ

北浜の漁船
一月とは思えないいい天気。昼食に、北浜にあるいつもの海鮮食堂へ行く。 漁船に海面の光がきらきら反射して揺らいでいます。
昨日ほとんど外出していなかったので、外の心地いい空気に触れ、気分も晴れる。
スーツ姿の一人のサラリーマン、親子、女性同士が語らい、長靴をはいたおじさん達はビールを飲んでいる。
umieもかなわない程、カフェ気分だ。「ああいいなぁ」と思う。と同時に、僕たちデザイナーの生活ってどうなのだろう、などと考えてしまう。
デザインの仕事は楽しいし面白いから続けているが、経営的に、意に反した仕事もこなさねばならない現実と、好きな仕事で、好きなデザインをし、喜んでもらいたいという理想との間で揺れている自分がいます。
食事から戻って、なにげに四国新聞を開いてはっとさせられました。香川出身のミュージシャン曽我部恵一さんが「TOKYO−さぬき人」に掲載されていて、 その中の一文に、「不況で大手も余裕がなくなり、ぼくらのような大ヒットを狙わないアーティストはやりづらくなった。売り上げ第一主義より、自分の思うようにやりたくて。最初は大変だったが、現在は順調。来年には自前のスタジオを建設する計画です」と書かれていた。 揺らぐ僕の心に、刺さる言葉でした。
二年前、曽我部さんはumieでのライブをはじめて開いてくれたミュージシャン。あのライブから、僕は彼の曲が好きになり、まっすぐな彼の生き方に共感させられた。今日こうしてたまたま新聞を見て、曽我部さんの記事に出会ったのは、不思議な気持ちです。こんな事で心が揺らいでどうする、みたいな気持ちにさせられた。揺れながら、漂いながらも、まだまだ、とぐっと堪える強い心でいたいと思う。
曽我部さん

2007年01月17日

時代の変化

スタジオ
急に撮影がからんだ仕事があり、今日は朝から撮影の準備と段取り。カメラマン、スタイリストに電話を入れ、撮影のための資料づくりに追われる。昼からスタジオに入り、終わったのが7:00。気がつけば、外は真っ暗です。
ハードなスケジュール、どっと疲れた。
その後、PR会社のSさんとあるサービス業を営むオーナーさんと打ち合わせ。今後のビジネスのあり方、展開を含めたブランディングについて、D.N.Aのスタッフも交えて、意見交換をしました。

最近は、地方都市においても、量から質へとビジネスそのもののあり方に変化が起こっています。特に個人で経営している、オーナー企業さんに多い。まだまだ消費者のマインドは下がり続けている。
そして中央、大都市から大型店、量販店が押し寄せ、その間を高級志向の店が入り込んでくる。さらに異業種からの参入もある。
その上、輪をかけたように、飲酒取締りの強化、ちょっと一杯すら許されなくなって来た今、居酒屋さん等の業態変化がすすむのは当然か。
などなど、動きはあるにはあるのだが、じわじわと街に元気がなくなっているように思えます。あらゆる方面で、競争の激化、凌ぎあいの時代になっています。
猫ちゃん
そんな中、ある時代を成してきた経営者の方々は、質の向上へと意識が向いています。従来のダイレクトに、サービスなり、商品を売る小売業的セールスプロモーション(価格)競争で良かったのだが、そのサービスの価値、商品の価値を売っている企業の姿勢、想いといった、メーカー的なコミュニケーション手段、企業のイメージづくりが必要になってきています。
例えば、デザイン事務所も、ただデザインしていた時代から、今や企業の経営的な分野まで関わり、その一端を担わなければならなくなってきています。
D.N.Aには、毎日夢を持ったオーナー達が訪ねてくれます。それをちゃんと受け止め、ちゃんと返していく、責任は重い。
自分たちデザイナーも、デザインへの想い、姿勢が問われているし、それなりの知識、技術は当然ながら、社会との関係性が求められていることを、日々肌で感じざるをえない。
事務所
今日の北浜は、晴れてたのかな。
一日中、スタジオ、事務所にいたので、気がつかないまま、あっという間に一日が終わりました。

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