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2006年10月04日

デザインの仕事

色校正
ガーデンズ、高松のガーデニング会社のパンフレットの2回目の色校正がUP。(色校正とは、本刷り前に行なう試し刷りのこと)
色の仕上がりをチェック、いい感じで仕上がってきた。デザイナーの感性、こだわり、神経がとぎすまされる一瞬です。
デザインの仕事は、このようにいくつもの工程を、時間を積み重ねていきます。ガーデンズさんとは、ホームページを制作してから、おつきあいをさせて頂いていますが、社長他、スタッフの皆さんの、いいものをお客様に届けたいという思い、情熱を僕たちデザイナーは受け継いでいきます。そして、それがカタチとなっていく。
出来上がった瞬間、そのデザインは僕たちの手から離れていきますが、僕たちの思いも同時に刷り込まれていき、お客様の心に届くと信じています。
お客様とデザイナーがちゃんと向き合える仕事に出会えることは幸せです。

2006年10月03日

心に残るもの

MARY BLACK
MARY BLACK、メアリーブラック。アイルランドを代表する女性シンガー。僕の一番好きな歌手で、umieでもopen以降よくかけている。
特に日が落ち出す夕方、umieの窓から見える空の色が藍色に変わっていく様を見ながら聴くメアリーの歌は、やさしく、切なく僕の心に届く。
かといって暗い歌声ではなく、夢とか希望みたいな元気も出てきます。
パイプオルガン、アコーディオン、ギター、メアリーの歌声がumieになぜか合っている。
特にアルバム「HIDDEN HARVEST」 の中の1曲目、「WHO KNOWS WHERE THE TIME GO」は素晴らしい。
勝手にumieのテーマ曲にしている程好きです。
アイルランドの海と北浜の海は似ているのかもしれない。
北浜の夕暮れ
今日の夕方、来月、美容室を開く、若いご夫婦がお店のロゴや、ショップカード、DM等のデザイン案を受け取りに来ました。テーブルに並べたデザインを手に取る二人、奥さんの目が潤んでいる。うれしかっただろうと思う。限られた予算の中、なんとか自分達の店を持つという強い想いが感じられ、僕もグッときてしまいました。
デザインっていい仕事だなと改めて思いました。
彼らのように本当に心から喜んでくれる人がいる。
僕がメアリーブラックの歌に勇気づけられたように、僕らもデザインで誰かに喜びや感動を与えることができる。
また逆に僕らも彼らに喜び、感動をもらいました。
新しい店で仲良く働く姿が目に浮かびます。
今日は一日中、事務所にいたが、心に残る一日でした。

2006年10月02日

地方発〜全国ブランドへ

森國酒造オリジナルGOODS
10月10日PM9:00〜スタートの「音楽と酒と秋の酔い」。新井仁さんのLIVEと小豆島の酒蔵森國酒造さんの日本酒とのコラボイベントがあります。
その森國酒造さんの日本酒のラベルデザインに合わせた、オリジナルTシャツ、トートバッグ、ハンドタオルのデザインがあがりました。生成りにスミ1色、シンプルなイラストでかわいく出来ました。
当日、販売もしますので、お楽しみに。
Tシャツ…2,500円、トートバッグ1,000円、ハンドタオル500円。
限定各20枚ずつ。ご希望の方はメールでも予約は受付中です。サイズもXS、M、Lの3種類揃えています。
仕上がりは10日になると思います。
うれしいマツタケうどんです! うれしいマツタケうどんです! うれしいマツタケうどんです!
バースデイケーキ 柿の白和え 汲み上げ豆腐
念願のまつたけうどんを食べた。実は今日10月2日は僕の誕生日で、スタッフのおごりです。
北浜にある玉藻うどん、日々通っているが、昼間からまつたけうどん(1,000円)は、なかなか手の出ないもので、スタッフのおかげで食べることが出来ました。
しかも店主からの感涙のサプライズ、まつたけ丸ごと1本天ぷらにしてプレゼントしてくれ、そこにはなんとHappy Birthdayのカードまで添えられているではないか。
まつたけ以上に、店主の心遣いがうれしいです。
至福のランチとはこのことかもしれない。
夜は夜で、僕の好きな食べ物をテーブルに並べてくれたり、ケーキも用意してくれたりして、とてもうれしいやら、照れっぱなしの1日。
歳をとると人の情に弱くなり、変にセンチになったりしてしまう。
このところ、休みもなく、毎日遅くまで働いてくれているスタッフに、そして北浜の人情に、今日は素直に「ありがとう」と言いたいと思います。

2006年10月01日

kyo-suke

kyo-suke
kyo-sukeがumieに来てくれました。11月25日(土)にumieでLIVEをしてくれる、大阪を中心に活動しているストリートミュージシャンです。
地元香川出身で、香川での初LIVE。8月にumieに来てくれて、umieでLIVEしたいとオリジナル曲を届けてくれたのが始まり。
僕の子供と同じ歳、25才のkyo-suke、今パートナーでピアノのYokoとの2人で新しいCDを自主制作中とのこと。楽しみです。
kyosuke ky-suke
彼と一緒に来てくれた友達がデザイナーということで、D.N.Aの事務所を案内。夢を語るふたりはいい顔してる。
ミュージシャン、デザイナー、プロの入口は広くなったけれど、夢を実現できる人はひとにぎり。彼らなりに一生懸命、汗をかいているのが分かります。
umieもD.N.Aもそんな夢を持ち続けている人の場所、でありたいと思う。彼らの何かきっかけになってくれれば、うれしい。
彼の新しいCDジャケット等のデザインをD.N.Aがします。これも「地方発〜全国ブランドへ」のひとつのカタチかもしれない。
がんばれkyo-suke!の思いです。
その後、アシスタントデザイナー志望の若い女の子が、話を聞きに来た。
今の仕事は安定しているが、自分が出せないと言う。
このように、今の若者は皆、「自分」らしくありたいと言う。既製の枠組みの中での安定に、息苦しさを感じているように見えます。
僕は彼らの親にあたる世代で、その僕らもいわゆる無感動・無責任世代と呼ばれて、今の若者はダメだと言われ続けてきた。
似ているなと思う。
それは親の背中を見て育った彼らは、親と違った生き方を望んでいるように見えます。
まだまだたっぷり時間はあります。ありたい「自分」を目指し続けて欲しいと思います。

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