夢の配達人・・・
昨年の夏、あるデザインの仕事から突然に会いたいとAさんとの出会いが生まれた。Aさんは大きな会社を勤め上げて今は人生は遊びといい、謳歌している。まもなくしてAさんとの偶然の出会いから本を作りたいという夢物語が始まった。そして今日その本が出来上がった。夢を語り、夢は叶うもの、そして夢は果てしなくひろがっていくということを僕達に教えてくれたのだった。Aさんから頂いた2000年、ミレニアムワインの封を開け乾杯した。 時を経て人から人へ夢や希望を届けていく、夢の配達人。 夢を受け取った僕達はまたこの夢を誰かに届けていこうと思った。Aさんの想いを引き継いでいこうと思った。この小さな本の中に今の人たちが忘れかけている夢や希望が刷り込まれています。 |
僕はデザイナーに憧れて以来ずっとデザインをしています。持って生まれた才能は別としてこんなに長く続けられ、今まだ現場でいられる幸せを感じています。転機のたび、事あるごとに人との偶然の出会いがありました。そして偶然の出会いから生まれた仕事が僕を大きくしてくれたと思っています。20代、独立を考えた頃仕事先で、30代、トイレで隣り合わせになった人と、 40代、北浜へくる前これからのことを悩んでいた頃、そして50代の今、Aさんとの出会いがあった。こんな出会いは偶然ではなく必然の出会いのような気がしています。ひとつの道を長く続けていくなかで本当に悩み、もがき、苦しむことが道を開かせてくれるのかも知れません。 |