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2009年02月19日

学ぶこと、感じること

藤本先生

藤本先生

藤本先生
身振り手振りでいつも熱く語るのは藤本さん、久しぶりに事務所に遊びに来てくれた。
藤本さんはデザイナー歴45年の大先輩、今もバリバリの現役です。会えば僕達を叱咤激励、よもやま話はいつの間にか勉強会へと姿を変えていく。
枠からはみだせ、既成概念を壊せ、思い切り遊べという藤本さんの熱い言葉にまだ2・3年の駆け出しデザイナーの豊田、クロも真剣な眼差しで聞いている。
常に正解を求められ、無駄なことはしない、そんな今の時代の学校、会社に育てられた若者たちにとって理解するのは難しいかもしれない。
デザインとは?ずっとこのことがテーマになっていた。デザインという仕事をするだけではもはや価値のないデザイナーになってしまう。その会社、商品のまだ誰もみてない未来を描くことがデザイン。輝かしい未来図を描けるか、デザイナーの領域は広くなっただけその責任は重くなっている。

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まだまだ勉強中という藤本さんの手帳はメモで真っ黒、最近作ったという作品集は藤本さんの人生そのもの、その作品の数だけ多くの修羅場を越えてきたことが分ります。
きっと僕達はそんな先輩の背中を追いかけ、後を追っているのだと思う。
きっとその歳、歳にならなければ気づかないことがあるのだ、体験で得たもの、学んだことには叶わないと思う。
大先輩をかこんでの勉強会、若いふたりにとっていつかきっと分るだろう。

鹿庭さんのお花
今日はまた久しぶりに東京のニシウラタマミさんと電話で話した。
地球サイズで世の中が動きこの不景気の中、デザイナーの立ち位置、お客様とどう向き合うかが問われているようです。

という僕は若いデザイナーたちとと格闘中です。言語の違い、感じ方の違いに戸惑いながら熱くなっています。僕もそんな若いデザイナーだったのだから・・・

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