雪の思い出
今年初めての雪。薄く雪化粧をした北浜を見るのは久しぶりです。 雪を見るとふるさとを感じてしまいます。実は僕は長野県生まれ、あたり一面雪の中で幼少の頃を過ごしています。 冬になると毎日、真っ白に染まった銀世界、田んぼを横切って学校へ行ったのを覚えてる。 雪だるま、雪合戦、そして竹スキー(竹を割って作ったミニスキー)で土手でよく遊んだものです。そんな僕の一番の思い出は高松に転校すると決まったある冬の日のこと。 クラスでお別れ会をしてくれた、教室には薪ストーブが焚かれていたと思う。いよいよお別れ、僕は母と一緒に校門を出て振り返ったらみんなが手を振って見送ってくれてた。別れの辛さと雪とで目の前が霞んで僕は泣いた、母の手を握りながらただ前を歩いた。11歳の時の悲しい出来事を今でも思い出す。 雪の降らない高松に来てもう何年になるのだろうか、雪を踏むと懐かしい音がした。 |
今日はオフ、冷たい空気が心地いい朝。午前中はテニスのレッスンに行く。 レッスンが終わる頃には雪は解けて嘘のように晴れ間が広がっていた。 |