場のチカラ
伊予の小京都、レトロな街並み大洲市から雨の中、バスで駆けつけてきた商売げんき委員会の15名のメンバーと一緒に小豆島へ行ってきました。メンバーのひとり磯崎さんの依頼により、森國酒造さんのデザインへの試みなどを実際に現場を見て感じてもらおうと実現しました。小豆島は初めての方も多く、修学旅行のようにみなさんはしゃいで、飲んで食べて楽しんでいただきました。 人口4万人の大洲、小豆島も同じぐらいでしょうか?どちらもまだまだ可能性を秘めた素敵な島、街。デザインが関わることでどう生まれ変わったのか、デザインで何をしようとしたのか、そしてデザインは役立つのか?みなさんの目で感じてもらえたことが嬉しかった。 |
森國社長の案内で酒蔵を見学、ギャラリーでは利き酒などお酒と料理を楽しみました。ちょっとほろ酔い気分でより小豆島らしいところを近くのヤマロク醤油さんへ、お寺の趣のある石垣に並んで歩いた先にヤマロクさんはあった。 |
うおー!とまず醤油蔵に驚きの声、昔ながらの製法にこだわり抜くヤマロクさん、圧倒的なその存在感は凄みを感じてしまいます。 「時」の流れでしか描けない、趣とものづくりへのこだわり。ここにしかない場のちからがありました。そして自らを開放していく柔軟な思考は商品開発にも現われていた。残念ながら醤油プリンは食べれず。 ヤマロクさんからそのままフェリー乗り場へ、高松に戻りumieへ。 |
umieも初めての方が多く、築75年も経つ、トタン一枚にくるまれたカフェにみなさん驚いていました。一時間ほど自由時間をumie、北浜で楽しみ大洲に帰って行きました。雨の中、少ない時間でしたが知らない街の方と接し、とても有意義でした。今日行ったところにはそれぞれ「場のちから」がある。今、この瞬間を伝えられるライブな場所であること。そしてそれを大切に活かし事業に繋げているということ。 今度10月は僕が大洲に行きます。みなさんと交流できることを僕は楽しみたいと思っています。今日はほんとうに有難うございました。 |