大阪デザインツアー
TAKEO PAPER SHOW 2008にみんなで大阪まで行ってきました。朝7時発の高速バスの乗り大阪へ。 大阪、梅田でKent FUNAYAMA君と合流してまずは堂島ホテルに。ここはデザインユニットgrafが手がけたというリノベーションホテルです。日常の中でのホテルという場所のあり方が変わってきている。ただ泊まるからランチを食べたり、お酒を飲んだり、人と語り合ったり。 人が集う場所へと変化しているのがわかる。ここ堂島ホテルもその流れ、レストランとカフェとバーとサロンが融合した空間。それにプラスされた人の動きが活気ある場所をつくっている感じでした。デザインという形だけでは表せない空気感をデザインしている。いいホテルでした。 |
堂島ホテルを出て、歩いて中ノ島にあるgraf へ。リニューアルしたてのgrafは思っていたよりナチュラルでエコを意識した空間に変わっていました。これも時代の流れか、デザインというエッジだけではもはや成り立たないのかもしれません。時代の空気をデザインでつくりだしているgraf、ここは彼らが今何を思い、何をしようとしてるのかを伝える場所なのだと思う。各フロアにそんな意識が伝わってきてなんだかうれしい。ここはいつまでも僕らの憧れの場所であり続けて欲しい場所のひとつです。 |
いよいよ目的のTAKEO PAPER SHOWの会場、大阪マイドームへ。 着いたとたん、人、ひとで会場が埋め尽くされていました。学生達でしょうか、団体で来ているようでした。 各ブースは紙を使った優れたデザインが並べられてて、紙のことよりデザインに目が奪われてしまいます。紙を知り、紙をどう活かすかがデザイナーの力のようです。DNAのTちゃんも目を輝かせて楽しそうです。会場の空気に触れて刺激を受けて、デザインの楽しさに気づいて欲しいと思いました。日頃の仕事では感じることができないデザインの楽しさに包まれた今日のペーパーショー。うれしそうなTちゃんをみて仕事を休んでも来た甲斐があったと思います。 最近思うこと、それは学ぶということです。僕自身も経験でものをいうのをやめようと思います。 みんなと同じ目線で同じものを見て、考えて、作っていく過程を共有したいからです。 |
今日はKent君も僕達と一緒に一日を過ごしました。デザインを知って欲しいと思って誘ったわけです。Kent君は自分で歌を歌い、曲をつくり、ジャケットもデザインしていて才能豊かな人。 これから何かの役に、ヒントになっててもらえれば嬉しく思います。 ライブを数えるたびに僕達との距離が近くなっていく。 今日もいろんな話をした。デザインの話、恋の話、未来の話。帰る間際の焼き鳥とビールがたまらなく美味しかった。そして笑った。 こんなことが大切なんだと思った。変わろうという意識、そこに向かう意識を強く持とうと思った。 大阪デザインツアー、学ぶことの多い1日でした。 |