デザイナーと企業の絆
商品を世の中に送り出す上で、デザインがどのように関わり、どのように生まれ変わったのか?デザイン活用フェアin四国(四国経済産業局主催)が明日から丸亀町レッツホール4F・カルチャールームにて開催される。 デザイン活用事例のひとつとして僕たちが関わっている小豆島・森國酒造さんも出展する。今日はその展示に行ってきました。昨年敷地内にあった古民家をリノベーション、カフェ・ショップ、ギャラリーを併せ持つ、フォレスト酒蔵森國ギャラリーをオープン。その設計、インテリアデザインを担ったインテリアスタイリスト三好里香さんのスタイリング、出来るだけギャラリーの雰囲気を伝えたくて、森國酒造さんからはカフェスタッフの米倉君が展示のお酒や暖簾、ギャラリーグッズを持って手伝いに来てくれました。今日は1日中ありがとうございました。 |
今日ここに集まった僕たちは、森國さんの人柄に惚れこんで関わっている。米倉君は遠く東京から島にやってきてカフェスタッフに。 2年前のたった一枚の酒のラベルデザインから始まった森國ストーリー、新しい商品が生まれ、新しい蔵への移転。移転に伴なって昨年リノベーションしたフォレスト酒蔵森國ギャラリーのオープンと、物語は続き、島の新しい観光のスポットとして注目されだした。そして今ではメディア、雑誌等に島のニュースとして次々取り上げられていっている。現実に目の前で夢が夢のように形になっていく様を、僕は体感している。 僕に夢を託してくれた森國さんの想いを僕は思う。企業の存在を左右する仕事の重さ、その時、その時の決断に迷いはなかった。それでも日本酒の消費の現場は、ますます厳しさを増していく。いかに一枚のラベルに思いを刷り込み、今というリアルな消費の現場にどう届けていくか、僕たちの挑戦は続いている。 |
見て、聴いて、触れて、感じて、音楽と映像も交えての展示です。 僕たちと森國さんのこの2年間のデザインの取り組み、関わり方をご覧ください。 また2月16日の森國蔵開きのレポートをアップしましたので見てください。 |