想いは伝わる
SAVVY、大阪発のライフスタイルマガジン、サビー2月号にumieが掲載されています。大阪、神戸、京都からすぐ行ける 街歩きが楽しい特集、高松編の1ページに紹介されています。高松の魅力を再発見したようなサビーならではの美しい編集、レイアウトがうれしい。またモデルの麻里さんがかわいいです。 先日のNIKKEI DESIGNにDNAデザインチームの関わった小豆島の森國酒造さんが掲載されたり、umieが都市圏の情報誌に取り上げられたりして、夢のような出来事が続いて驚いています。この6年、僕たちがしてきたこと、想いが伝わったことがなによりもうれしい。小さな積み重ねがやがて大きく花開いていく一番の力かもしれない。僕以上にスタッフたちの喜び、励みになったと思います。 |
地方と都会との格差がますます大きくなってきている中、いつの間にか街は大きな企業に占められ、デザインといったソフトも相変わらず東京志向が強くなってきています。東京と名のついたブランドを追いかけている。旧態依然の田舎の発想から抜け出せないでいる。自分たちの良さを外からでしか発見できていないし、また伝える術をも知らないでいる。そんな矛盾を感じながら、後戻りができない。今も尚、街は迷走していってる気がします。50年、100年といった次の世代に繋がる街づくりをしたいものです。 東京は東京なのだと思う。たまに行くから面白いのだ。地方がみんな東京のような街になったとして、なんの魅力があると言うのだろうか?僕たちが住む街は僕たちの子供たちが住む街でもあるのだから、誰かが作るものではないだろうと思う。 地方から全国へ、情報の基点はいまや地方の時代だと思う。 |
umie横のギャラリーで古家秀俊フォトワールド展が明日から始まります。今日は偶然、高松の広告業界の先輩2人、写真家の古家さん、デザイナーの藤本さんとばったり。写真、デザインと道は違うけれどいつまでも僕の前を行くお2人に会えてよかった。写真の魅力、可能性を感じてください、1月9日まで開催です。 |
デザイナー藤本さんは69歳、いまだ現役でばりばりです。ますますデザインが好きになってきていると熱く語る。 久しぶりに事務所でスタッフと談笑、デザインの話になると止まらない藤本さん、若いスタッフに喝をいれながらも楽しそうでした。学生時代の同級には松永真さんをはじめ、今も尚、創作活動の第一線で活躍している友人たちがいるとのこと。自分は地方に居て、華やかではないけれど、地方でしかないデザインをしていきたいという。気持ちでは負けないと藤本さん、デザインは感動だよ、という目は少年のように輝いていた。 文句をいってくれる人が少なくなってきている中、歯に衣を着ない先輩の言葉を聞けるのは幸せなことだと思う。まだまだ僕など彼に比べればひよっこ、デザインの素晴らしさを僕たちは発信していかねばならないと、教えられた気がします。藤本さんはRSK山陽TVの正月番組に出演するそうです、是非みてください。 |