米と水と情熱と
小豆島唯一の酒蔵、森國酒造さんの酒造りが始まった。 今年の2月のはじめ、はじめて酒造りの現場を体験した。 夜も明けぬ頃、すでに男たちの熱気と蒸気とが入り混じっっていた。 一分、一秒を争う、殺気立った空気に圧倒されたのを思い出す。 自分たちの飲みたい新しい酒を造りたい、 酒造りに魅せられた男たちの情熱がほとばしる瞬間、 神が舞い降りてくるのだ、と思う。 そんな真摯な男たちの姿にこころが洗われる思いでした。 島を愛し、島の酒にとことんこだわる、 たくさん作れない分、情熱を仕込む。 それが森國の酒なのだ。 |
森國酒造さんと関わって約2年、その出会いはたった一枚のラベルのデザインからはじまった。 今年の夏にはフォレスト酒蔵森國ギャラリーをオープンし、 地元の方、島外のたくさんの方がギャラリーを訪れてくれた。 今では島の新しい観光スポットになりつつあります。 島の酒を通して、小豆島の新しい魅力を伝えていくことが僕たちDNAの役割だと思っています。 もうすぐ新しい酒がうまれる、 夢を夢で終わらせない男たちのドラマはまだまだ続く。 |