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2007年08月14日

虹の向こうに

虹
虹
屋島の山上から街にかけて大きな虹がでていました。夕立の後の一瞬、青空に映えるレインボーカラーはまるで絵に描いたように色鮮やか。その美しさに見とれてしまいました。
花火大会も終わり、街も人も急に静かになった気がします。 今年の夏は全国的に記録的な猛暑らしい。日中のこの暑さにわずらわしいことが重なって、今日は朝から気分が落ち込んでいたのだが、大きな虹を眺めていると希望へと変わってきました。
でっかい自然を眺めていると気持ちが和らぎます。
次の季節が追いかけてきてるのに追いつけないでいるこの頃の気候は、やはりどこか狂っているのだなと思います。
狂っているのは人間界とて同じ。同じ過ちを繰り返し、それに気づかず見過ごしてはまた繰り返す。過ちに対して限りない非難の集中、その結果として何も残らない。TVのなかでの愚かな人間模様は自分たちの足元にも転がってる。そんなものとは思えないでいる。僕らが生きてるのは瞬間でしかない、その瞬間と瞬間を繋ぎ合わせて生きているのだと思うのです。
だからこそもっとやさしくありたいと思う。
もっと大きな心を持ちたいと思う。
もっともっと信じたいと思う。

希望を乗せて

高松まつりの花火大会
どーんという音に遅れて、いよいよ花火の打ち上げが始まった。
僕のいる事務所の前方から見える色鮮やかな花火たちは、これでもかとその美しさを競うように迫ってきます。
高松まつりの花火大会
最後には拍手、歓声が沸き起こり約一時間余りの花火大会が終わった。まさに真夏の夜の夢のようでした。
070813__MG_6873.jpg
今日の北浜は、夏を思い切り楽しもうと、カップル、家族連れで賑わっています。お盆に家族が集い、揃って花火を見る。笑い、飲んで、食べて、お互いを慈しむ。年に一度、そのためだけに帰ってくる家族がいる。
家族
やさしくなるために今日という日があるように思った。向かえる側の精一杯の歓迎。帰ってきた、普段無口な子供たちも、今日は喋って、笑った。兄貴や弟家族は帰ってこれなかったが、その分親父がよく喋った。明日には帰っていく息子夫婦の後姿に元気でな、気を付けて帰ってなと声をかけた。
年に一度きりの一瞬の輝きを放つ花火のように、希望を乗せて家族が集う。