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2007年07月04日

笑顔が集まるテーブルへ

フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
厨房設備が入り、キッチン周りもそれらしくなってきました。
昼ごはんはこの厨房ではじめて作ったぶっかけ素麺を頂きました。
新鮮野菜をたっぷり使って見た目も美しく、美味しそうです。
素麺は近くの藤井素麺さんのもので隠れファンがたくさんいるそうです。カフェの大テーブルはアンティークな天板にアイアンの足をとりつけたドラゴンファクトリーさんが作ったオリジナルものです。料理、器が映えてより食欲をそそります。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
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フォレスト酒蔵森國ギャラリー
さすが美味しいものに目が無い女性陣の料理へのこだわりはさすがです。いつのまにか島に旅した気分になってしまいました。
ほんのちょっと暮らしの楽しみ方を変えるだけでこんなにも笑顔になれる。そんなほんのちょっとの新しい暮らしの提案がここにあります。
笑顔が集まるテーブルへ、島のスローな素材が集まる。

温かい素材がいい

フォレスト酒蔵森國ギャラリー
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フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
使い古した職人さんの道具にはその人の技がわかる。
朽ちた木肌の傷には物語がある。
何十年と眠っていた和紙には温かみが刷り込まれている。
土を焼いた手作りの器にはただひとつの形がある。
僕はそんな素材たちのぬくもりが好きだ、
捨てられるものたちと、活かされるものたち・・・
古くなるものと、いつまでも新しさを持ち続けるもの・・・
人の心を虜にしてしまうただひとつのものたち・・・
ここはそんなものたちの温かい表情に包まれています。

届けみんなの想い

フォレスト酒蔵森國
フォレスト酒蔵森國
フォレスト酒蔵森國
新しい島の酒を造りたい、そんな森國さんの思いを詰め込んだこのギャラリー作りにはたくさんの人が関っています。西崎組の専務さん、現場監督の笠井君、そのほかの職人さんも交えて最後の現場チェック、手直しに追われる。今日はさらにこのカフェで働くスタッフTちゃん、Mちゃん、umieの店長松下さんも加わり、厨房の準備に取り掛かりました。僕らも暖簾を付けたり、椅子を組み立てたり、Mちゃんのお父さんが冷蔵庫を持ってきてくれたり、なんだか賑やか、リノベーションならではの手作り、ひとり、ひとりが関っているんだという気持ちが嬉しい。
フォレスト酒蔵森國
フォレスト酒蔵森國
フォレスト酒蔵森國
限られた予算、限られた時間、限られた人の数、それでもやらなければならない時がある、時には無茶をやらなければ新しいことは出来ないと思っています。今日、ここに集まった情熱を持った人たちの仕事振りはきっと届くと信じています。きっとみんなの想いは届く。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國
通りがかりの地元のお年寄りの方、学校帰りのこどもさんがいい写真撮ってくださいと声をかけてくれました。ここにも確かな人の温もりがありました。

デザインごころのある場所へ

フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
リノベーション工事もほぼ内装が終わり、サイン、インテリア、ディスプレイ等これからが僕らの出番です。今日はできたばかりの暖簾をかけてみました、森國さんのこれから未来に向けて動き出す旗印、いよいよという身が引き締まる思いです。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
佃煮の窯はそのまま活かしてお酒のディスプレイコーナーに、年月を重ねたレンガの趣が新しい日本酒をいっそう引き立たせてくれます。新しくデザインしたパッケージのサンプルを置いてみる、すでにそこにずっとあったかのように空間に溶け込んで見えました。
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
フォレスト酒蔵森國ギャラリー
今日の小豆島は小雨が降り続き、草木の色がより鮮やかで、霧に包まれた海、山々はしっとりして幻想的で美しかった。
僕の目に映る空、雲、波、木漏れ日贅沢な風景、肌で風、空気を感じ、心のなかの時を想う。
何も無いをデザインする、デザインごころのある場所へ。