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2007年05月09日

リピート

小豆島の花
小豆島の風景
今日は朝一件の打ち合わせの後、小豆島へ。森國酒造さんのカフェ、ギャラリーの工事確認とメニュー、器などの提案です。それにしても今日の小豆島は暑い、気温をみると27度を指している。
森國酒造リノベーション中
トイレ工事がほぼ終わり、仕上げの塗装をドラゴンファクトリーの三好さん自らしています。7月15日オープンを目指して一気にリノベーションが進みます。
今年のゴールデンウィーク、小豆島への観光客は少なかったようです。香川県全体ではちょっと前年より多かったそうですが、年々減少傾向にある小豆島観光、一度は行ってみたい島ではあるらしいがもう一度というとなかなかうまくいかないようです。
直島とよく比較されますが、島全体のコンセプトが分かりづらいのではないでしょうか。お客様を迎え入れる受け皿も少ないし、人も育てていない気がします。施設も旧来の観光地頼み、誰に来て欲しいのか、もう一度訪れてもらうためのツールを作らないといけない。
新しい観光資源を作る、森國さんの思いは熱い。島の地酒を復活させ、新しい蔵も作った、そしてこの夏いよいよ地酒を通した情報発信基地の誕生です。人が集い、語り、島の記憶、思い出を持って帰ってもらう場所へ。僕はちょうど一年前この場所に初めて立った時のことを忘れない。山々に囲まれたちょっと隠れたところ、大きな梅の木、草に覆われた古い佃煮工場だった民家、見渡せば青い空、迫り来る真っ白な大きな雲、懐かしい夏の匂いがした。
去年の森國酒造の梅の木の前で
誰の心の奥に持っているあの懐かしい記憶、思い出がここには確かにありました。形じゃなく目に見えない記憶、思い出といったものを作ろうと思います。
日暮れのumie
日が暮れ北浜に帰る、僕たちのいるumieが見える、ここもまた同じ、来るところではなく帰る場所なんだと思う。何十年という時間を越えて僕たちの帰る場所になったのだと思う。いつでも帰ることのできる場所でいたいと思います。
ピエブックス「サービス業の案内グラフィックス」表紙
ピエブックス「うっちゃんのひだまり不動産」「GARDENS」
ピエブックス「DUCE」
事務所に戻るとピエブックスさんからサービス業の案内グラフィックスの本が届いていました。DNAがお手伝いしているひだまり不動産のパンフレット、ガーデンズさんのパンフレット、そしてDUCEのデザインが2ページに渡って掲載されています。
みんな新しい試みに僕らと一緒にチャレンジしてくれた方々です。
いい悪いかではなく、リスクを共に背負い新しいことにチャレンジしたものだけの結果として現れたものだと思います。僕たちDNAみんなもさらに勇気が沸いてくる一日でした。

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