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2007年03月21日

楽しいデザインとものの見方

福田繁雄記念講演
丸亀のMIMOCA猪熊弦一郎現代美術館でグラフィックデザイナー福田繁雄さんを招いての記念講演があり、行って来ました。福田さんは僕らにとって雲のような存在、世界で活躍されている数少ない日本を代表するデザイナーさんです。会場は満席で遠くからのファンも来てたようです。視覚的な楽しさ、面白さをユーモアたっぷりの語りとスライドで説明してくれました。「社会をよく見なさい、社会を知らないとデザインは出来ません」と福田さんの言葉は痛快、75歳とは思えない若々しさ、今も世界中を飛び回っているエネルギーにはすごいとしか言えません。
藤本さんと中山さん
終了後、会場で僕が尊敬しているデザイナー藤本さん、中山さんに会い2階のカフェでしばし談笑。デザインが好き、とここでもふたりの熱い言葉、元気をもらった感じでなんだか気持ちいい。今日は先輩デザイナーにたくさん会えて本当によかったと思う。DNAの新人Tちゃんも緊張のなか感激してました。これからも若い人達と一緒にできる限りこういう場に参加しようと思います。
カフェミモカにて
umieよりライブニュースです。新井仁さんKENTさんがumieにやって来ます。4月22日の日曜日の夜、
詳細が決まりしだいHPにてお知らせしますので少々お待ちください。島津田四郎、kyo-suke改めDo To Re To Misi、そして新井仁&KENTと春のumieは素敵な音楽で満開!みんなで楽しみませんか?

今日の北浜
今日は春分の日、北浜もお出かけ気分です。

2007年03月20日

地域の創生

ふわふわ
梅の木
小西さん
コンバージョンを活用した地域創生シンポジウム−遊休施設から新たな物語が生まれる−が、高松、玉藻公園・披雲閣で行われました。
基調講演はパリの駅舎を改装して美術館にしたオルセー美術館の話。パネルディスカッションはコンバージョンに関わっている各方面の方の事例紹介があり、参考になりました。
続いてDNAがお手伝いさせて頂いている小豆島の森國酒造さんの古民家をカフェ、ギャラリーにコンバージョンする計画の発表と説明するワークショップ。直島・文化活動推進部長、笠原さんをはじめ、県の観光交流局の方、経済産業局の方、また徳島、愛媛からも建築関係の方々がお集まり頂き、貴重な話し合いの場でした。
創ることと、成り立っていく仕組み、さらに地域との関わりなど、コンバージョンのあり方の難しさ、意味など勉強になりました。
コンバージョンシンポジウム コンバージョンシンポジウム
コンバージョンシンポジウム
コンバージョンシンポジウム コンバージョンシンポジウム
僕の友人、アジールの倉橋さん、ひだまり不動産のうっちゃん、リノアートの山上さんの顔も見えました。
おつかれ会
2次会、3次会と場所を移しての長く、熱い一日でしたが、森国社長並びにそれに関わっている僕たちが今やろうとしていることが個人から企業へ、さらに地域の元気へと広がっていくようでした。
官も民も各専門家も入り交えての今回のシンポジウムはまさに時代のコンバージョン?です。
その中に誘ってくれた長谷部さん、進行役を努めてくれた小西さんお疲れ様でした。 そしてお集まり頂いた皆さんに感謝です、ありがとうございました。

今日の北浜
今日の北浜は暖かく、玉藻公園はゆるやかな時間が流れていました。

2007年03月19日

人、もの、コト

朝umie
AM9:00、umieの一日が始まります。
昨日は、本格的にテニスをしたり、夜はumieの店長の誕生日をみんなで祝ったりして、久しぶりにオフを楽しんだ。今日は、朝9:00からumieでモーニングプレート、バゲットサラダを食べながらのミーティング。
朝のカフェは静かで、今日のように晴れていると、窓から見える太陽もやわらかく、特に気持ちがいい。たまに仕事場を離れてのミーティングも気分が変わっていいかも。
昼D.N.A

11:00からは事務所でミーティング。このブログでも紹介しているtanabataのオーナー夫婦とお店のグラフィックについて話し合う。料理へのこだわり、お客様に対する想いなど聞かせてもらいました。
テーブルに素材、カタチ、色のイメージサンプルを並べてみる。打合せを重ねていく度に、打ち解けていくのが分かり、お互いを理解、確認しあえたように想う。

お店は完成してからが始まり。5年10年さらにはもっと続けていく店になってもらいたいと思うからこそ、一緒に考え、一緒にアイデアを練る。同じテーブルに着く回数分、自分たちの作りたい店がはっきり見えてきたように思う。


今日の北浜
今日の北浜はゆるやかな陽気です。

明日は昼からコンバージョンシンポジウム が経済産業省の主催で開催され、その後小豆島の森國酒蔵さんが計画しているギャラリーの話をします。使われなくなった古い建物を活かし、「場」として新たに活用し、経済活動を生んでいく。
このことは僕が意識しようがしまいが、この5年umieを通してリアルに体験してきたこと。僕のしてきたことは、デザインの仕事を分かりやすく、見て、触れて、感じてもらう場所づくりでした。
umieはカフェの顔した、僕のコンセプトショップでもあるわけです。
今、umieには人が集い、モノ情報が集まったり、発信したり、いろんな事が生まれたりしています。
拓かれた場所へ−全てはここから始まる。

2007年03月18日

楽しいテニスを感じて!


















love
高松牟礼町にある屋島テニスクラブさんの無料体験レッスンに、朝の9時から行ってきました。今、屋島テニスクラブに来られている谷川プロに誘われ、D.N.Aのスタッフ、川井、住野のふたり、はじめてのスクール体験レッスンです。







体験レッスン 体験レッスン 体験レッスン

その無料体験レッスン風景をMOVIEにしましたので見てください。















テニスは体験してみて、面白さが分かるスポーツです。このテニスの面白さ、楽しさを伝えたい、まずは自分たちがやってみようと参加しましたが、テニスははじめてのふたり、十河コーチのやさしい指導のもと、思ったより楽しそうにしています。

思わず笑顔が出ています。無心にボールを追い、ラケットを振っていると、手、足、胴体、視力・・・眠っていたカラダの本能が目覚めてくる感じです。



90分があっという間に過ぎ、DUCEでランチの後、さらにみんなで屋外コートに出て、テニスを楽しみました。

今日はちょっと風が冷たかったが、すぐに汗ばんでくるいい天気。見わたせば、屋島が見える。太陽の光をカラダいっぱいに浴びながらのテニス。贅沢な時間、極上のリゾート気分です。



仕事に追われどおしの僕たちでしたが、楽しい一日を過ごせました。

大高コーチ、十河コーチ、そして谷川プロ、ありがとうございました。これからも、ふたりをよろしく。

D.N.Aのエンジョイテニスがはじまりました。
tasty

2007年03月17日

高松クリエイティブ会議?

先生と30代たち

コピーライター事務所コネリの人見君と北村君と打合せ中に、グラフィックデザイナーの藤本誠さんが来られ、しばしティータイム(シュークリーム、麩まんじゅう、ぶどう餅です)。
藤本さんは個展、讃岐の方言グラフィックス展が終わったばかりですが、展覧会は6日間で1,500人余りの来場があり、大盛況だったようです。
藤本さんは東京芸大出身で、グラフィックデザイナーの松永真さんと共に学び、今でも親しくされているそうです。
D.N.Aのスタッフ、コネリのふたりは30代前半で、バブルがはじけた就職難世代で、広告のいい時代を知らずに業界にいる。藤本さんの若かりし学生時代の話、クラボウ時代の華やかだった広告の話に、一同唖然としています。
そして、フリーとなった今、デザインの仕事が楽しくて仕方がないと言う。24時間、デザインのことに時間が使えてうれしいと言う。まだまだ勉強中という。僕より一回りも上の方が、まだデザインに対してこんなに夢中になっている。

今日たまたま居合わせたコネリのふたり、D.N.Aのスタッフたちは、どんな気持ちで藤本さんの話を受け止めたのだろうか、と思う。今日のような話をする人は数少ないし、先人達の話を聞くチャンスもめったにない。

広告は時代の鏡のようなもの。きびしい広告業界は一部を除いて、今の世の中そのものだ。
みんなが平等にいい仕事が出来る時代はとっくに終わっている。時代が、世の中が、必要とする広告、デザインをいかに創れるかだ。

こころにゆとりが持てるか、というと現実論は困難極まりないけれど、これから広告の世界で成り立っていくには、自分自身を磨く以外に道はない。夢がないのに、夢なんて描けないといったデザイナーさんがいますが、お金のある無しではなく、生き方の問題に行き着いてしまいます。

今日のような話を定期的にいろんな人を交えてやりたいね、と一同意見が一致。美味しいスウィーツでも囲んで、月に1回はこんな場を開こうと思います。デザインの現場で働いている人達が、同じテーブルにつく。高松クリエイティブ会議なんて、いいかもしれません。


今日の北浜
今日の北浜は、うす曇りのち晴れ。
働きづめのD.N.Aの事務所に、ホットな空気が流れた一日でした。
藤本さん、これからも僕たちに火をつけてくださいね。

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