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2006年10月05日

半空

半空の岡田くん
北浜は1日中雨、ひと雨ごとに季節の移ろいを感じます。
珈琲専門店半空(なかぞら)の岡田くんが事務所に来てくれた。
彼は高松の北古馬場町でカウンダーだけの小さな営んでいる。午後6時〜夜中の3時まで開いている。
3年前、初めて彼の店に行き、なぜカフェをしているのか、お互い3年は続けてみようよ、みたいな話をしたことを思い出します。
今、umieは5年を終わろうとしている。そして彼の店半空も、来年2月で3年が経ちます。
あれから3年、今日の彼の顔は、逞しく、大人の顔になっている。
昔の岡田くん
一杯一杯、ていねいに、ゆったりいれてくれる彼の一杯のコーヒーは美味しい。コーヒーが好きだから、こその彼のこだわりが見えます。
生産効率だとか、オペレーションとか、飲食ビジネスとは無縁なところに彼の価値があると思っています。
ひとりの青年が、今の時代に逆らうように、たんたんと店を続けている。そんな彼の意思は店の名前に現れています。
彼も僕も今だ人生の半ばです。

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