半空
北浜は1日中雨、ひと雨ごとに季節の移ろいを感じます。 珈琲専門店半空(なかぞら)の岡田くんが事務所に来てくれた。 彼は高松の北古馬場町でカウンダーだけの小さな営んでいる。午後6時〜夜中の3時まで開いている。 3年前、初めて彼の店に行き、なぜカフェをしているのか、お互い3年は続けてみようよ、みたいな話をしたことを思い出します。 今、umieは5年を終わろうとしている。そして彼の店半空も、来年2月で3年が経ちます。 あれから3年、今日の彼の顔は、逞しく、大人の顔になっている。 |
一杯一杯、ていねいに、ゆったりいれてくれる彼の一杯のコーヒーは美味しい。コーヒーが好きだから、こその彼のこだわりが見えます。 生産効率だとか、オペレーションとか、飲食ビジネスとは無縁なところに彼の価値があると思っています。 ひとりの青年が、今の時代に逆らうように、たんたんと店を続けている。そんな彼の意思は店の名前に現れています。 彼も僕も今だ人生の半ばです。 |