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2006年08月24日

時代の先端へ

DUCEの陶製おろし器
8月28日にOPENする、屋島テニスクラブ内カフェデュースのディスプレイのひとこまです。 陶器でできたおろし器をチョコンと置いてみました。
オーナーが実家から持ってこられた中から選んだもので、50年以上も前のものです。戦後の物不足の中、金属製に変わるものとして作られたのだろうと思うが、このちょっといびつなカタチが、マットな風合いがなぜだかこのカフェに合う。
こうしてオーナーのおばあちゃんが使っていたものが、そしてずっと眠っていたものが、今生まれようとしている新しいカフェで、新しい時代でよみがえる。不思議な想いです。
ルビー商会の堀井さん
高松の兵庫町商店街にある銀座サロンへumieの店長といく。
たまたま同店系列、ルビー商会の店長堀井さんとバッタリ、記念の一枚です。
ここは元呉服屋さん、その呉服屋さんの雰囲気を残して、新しいカフェとしてよみがえらせた店です。
そのルビー商会も古き良きものをセレクトしたお店。ちょっと懐かしいようで、新しいものたち。不思議な感覚です。
umieのスタッフ
umieのある倉庫は築70年以上たっています。
以前、おばあちゃんが来られ、昔ここで働いていたんだよ、毎日ここから海を眺めていたんだよと話された。
あれから5年、今umieには20代前半の子が働いています。不思議な気持ちです。
古いもののように新しく作られたものと、古き良きものを新しいものへ、新しい時代に生かしていく、変えていくものと、同じようで同じじゃない。人としての正しいセンス、選択だと思います。
その生かす、変えていくエネルギーは、周りを見渡すと、元気な企業、店、モノには必ずデザインを価値として採り入れているところだと分かります。
デザイナーをしている僕の宣伝みたいになりましたが、あるデザイナー日記ということで、許してください。
時代の先端へ−デザイナーたちの「らしさ」が届く。

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