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2006年04月05日

伝わるホームページ。

カフェアジールHPトップ カフェアジール外観
最近、ホームページの制作依頼が多い。
もちろん大きい企業のものではない。
個人オーナーのお店だったり、小さい会社のホームページです。
僕のデザインの仕事は、その店だったり、会社、商品に好印象を持ってもらい、来店または、購入してもらうことです。そのために、何らかのビジュアル手段を用いていかに伝わるかを表現していきます。
仏生山カフェ・アジール 。仏生山の街道や、歴史、文化を受け継いだようないいお店である。
オーナーの倉橋さんは、テニス、デザインの仕事を通じて、10年来の友人でもある。奥さんは高校の後輩で、とても頑張りやさんで素敵な人です。
ここのホームページ制作で考えたことは、とにかく無理をしない、格好をつけない。これから先、ふたりがいつも普段着のままであって欲しい。今のふたりそのまま表現できればとの思いで、デザインしました。どう育つか楽しみにしています。
ホームページに関わらず、デザインの仕事の成功は、オーナーと同じ立場で同じ目線で話ができるかにかかっていると思う。
お互いの思いがなければ、成立しないものです。
制作費など、デザインの価値が計りにくくなっている先の見えない時代。
今、デザイナー、ディレクターの責任は重い。
もっともっと相手に踏みこみ、一緒に考え、一緒になって伝わるものが作れればいいと思います。

4月になってからやたら知り合い、友人がやって来る。そういえばなんだか高松は静かです。

2006年04月04日

久々…

D&DEPERTMENTの前で D&D最上階カフェにて

4月2日(日)、デザインのスタッフと大阪、堀江ツアーを決行。
5年ぶりの大阪、あいにくの大雨。なぜだか街も静かです。
現地で、東京のデザイナー、バイヤーと会う。
最初に行ったのは雑貨とカフェの店。堀江で10年以上やっているというからすごい。
次はチャルカ。全国的に有名な雑貨とカフェの店。
この後、D.N.Aのスタッフの友人、地元のアーティストと家具デザイナーと合流。D&DEPERTMENTで ティータイム。
今日会った人達はみんな30歳?位の若者達?ここD&DEPERTMENTのカフェも若い人達でいっぱいだ。
高松では見たこともない光景でとても新鮮。
高松には普通に若い人達が集う場所がない。
普通に語れる場所がない。
カフェのあり方、役割、存在価値をあらためて考えさせると同時に、そこに働く人達のカッコ良さ、動きの美しさとかプロ意識は見習うところがあるように思う。
都会と地方、格差の広がりは、働く人達の意識の中にあるのではないか。

強行スケジュールの1日…。
帰りの新幹線では、すっかり風邪をひき、久々にグスン。

2006年04月01日

春が来る

dodo入口 dodoの常谷さん 半空へ
今日から4月、新入学、新社会人と希望あふれる月。人も街も景色も春の色に変わっていく。
久しぶりに一人の土曜日、街を歩く。兵庫町から丸亀町、南新町 へとつながる商店街をぶらぶら。以前デザインで関わった「cafe&deli VIVASH」でカプチーノを飲む。
それから鍛冶屋町のお好み焼き「ふみや」へ。僕はここのきもそばが好きでよく通ってる。
ふみやの店主との会話は楽しい。とても勉強になります。
食後、常磐街を通り、「ルビー商会」に顔を出す。店長さん堀井さんは、笑顔の素敵な人で、いつも親切に対応してくれます。
ここは60vision-60年代のすぐれたデザインものの復刻版アイテムを置いている。そこからライオン通りに入り、僕の居場所、「半空」でブレンドコーヒーとトーストで一服。そのままフェリー通りを北へ…。お気に入りの雑貨&本の「dodo」へ。オーナー常谷さんと、カフェ、雑貨のとりとめのない話。
僕よりかなり若いが、モノを見るセンス、考え方に共感しているひとりです。
街に活気がなくなって久しいが、若い人達の中には、ちゃんと、今の生活を見据えながら確かな希望を持ってチャレンジしている人がいる。僕たちの世代も諦めてはいない。
ささやかな芽でも、きっと咲く、春が来る。

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