田ノ岡三郎アコーディオン・ソロライブ
月初め土曜日に行われたハーモニカ奏者大竹英二さんに続いて、今週はアコーディオニスト田ノ岡三郎さんのソロライブが行われました。小さい頃、音楽の授業で馴染みのあるハーモニカ・アコーディオン、演奏に聞き入りながらその懐かしい音色にいつの間にか子どもの頃を思い出していました。 |
パリ祭にあわせたシャンソンなど優雅で優しい曲目の数々、ワイン、ビールとおもいおもいにライブを楽しんでいるお客様にまるでumieはパリの街角のカフェのようでした。 |
アンコール後、突然のサプライズが、田ノ岡さんとのセッションをしたいと倉敷からやって来たタップダンサーの青年との即興での競演が始まったのです。これがまた素晴らしく、タップとアコーディオン、青年と田ノ岡さん、カラダとリズムと音が響き合うその迫力は格闘技のように圧巻でした。 まさにこれがライブの真骨頂、感じるままに演じる姿は美しかった。 |
ライブ終了後、Ariaの鹿庭さん、田ノ岡さんと音楽と演奏家とデザイナーと違う分野でのプロ論、一流とは、など話を聞かせていただきました。 好きな道を全うに生きることは簡単ではない、楽譜のコピーは誰でもできるが、それでは人を感動させられない。作曲した人をいかに自分流にイメージできるか、楽器から聴こえてくる音は演奏するその人でしか出せないオリジナルでなければならないと。学ぶことの多いライブ、この出会いに感謝です。 |