暮らしが見える家づくり
漆喰、コルク、天然石、柿渋、米のり・・・限りなく自然素材にこだわる無添加住宅の建築現場に行きだして感じること、まず現場の空気、匂いが違うことに驚きました。化学塗料、新建材のいやな匂いがしないので空気が気持がいい。今日はキッチンの取り付け、天然石と無垢の柱の合わせがとても美しい。天然の御影石を使った天板はかなり重く何人もの人で運んでいましたが、本物の持つ色、風合い、手触りはやはりいいなと思う。 |
図面では表せない暮らし方は現場でお客様と一緒にどんどん変えていくという設計者、僕達は暮らしを作っているんだよと家本来の作り方にこだわっていきたいという。毎日現場を見にくるというお施主さんの奥様と設計者が一緒になった家づくり、だから普通の家づくりより、手間もかかる、時間もかかる。 今日も和室の漆喰の色を職人さんと何度も調整していて、自分たちも一緒になって家をつくってる、そんな現場の空気が新鮮でした。 |
家族みんなで漆喰体験、家族揃って手形、家族それぞれの思い出も塗りこんだ漆喰壁の白さがとても新鮮で、無垢板とのコントラストが映えていました。 そんな無添加な家が間もなく完成します。お客様のご好意により完成記念無添加住宅体験会を開催します。無添加な空気を肌で感じ、体で五感で感じる日。 |
今回は子供に優しいおもちゃの店twinkle twinkleさんから来て頂いたお客様に木のおもちゃのプレゼント、そして無添加いちごでおなじみのスカイファームさんの協力により無添加いちごのコンポートや減農薬野菜、はちみつ、ポインセチアなども特別価格で販売します。 見て、触れて、感じる無添加住宅体験会へお気軽にお越しください。 僕達もショップで参加します。 詳しくは下のDMを拡大してご覧いただけます。 |
■無添加住宅体験会 ■11月22日(土)・23日(日) 午前10時〜午後5時 ■高松市林町(地図はこちら) のぼりを目印にお越しください。 |
建築現場は最後の追い込みでかなり緊張感で一杯でしたが、家が出来ていくっていいなと憧れてしまいました。帰り道、何気に西の空を見れば余りに綺麗な夕日。思わず車を止めカメラを向けた瞬間、どこからきたのか突然のからすの群れがあらわれてびっくりしました。 スローからエコ、ロハスへ言葉が雑誌、メディアで氾濫していますが、言葉の流行ではなく当たり前のようにそのようなことに真剣に取り組んでいる人たちがいます。子供たちの未来を思う、優しい気持ちが結果として優しい環境を考えることに繋がっていく・・・美しい夕日が、そんなことを語りかけているようでした。 今日の日記はかなり長くなってしまいましたが、実はこの無添加住宅はDNAスタッフ川井のお父さんと弟の陽介君がやっています。かなり前から相談があったのですが家族の仕事に関わるって結構難しいようです。特に娘にお願いするってお互いが気を使いすぎてしまうのかもしれませんね。 初めての親と子が家族が一緒になって関わる仕事になりました。今回がその始まりの第一歩です。デザインで何が起こり、何が出来るのか、温かく見守っていくことが僕の役割かもしれません。 |